SHIFT TERAS CAMPUS(旧DMM WEBCAMP)の料金を調べると、コースによっては総額が数十万円から90万円台まで開きがあり、「結局いくら払うのか」が見えにくくなりがちです。検討中の方が本当に知りたいのは、定価そのものより給付を使った後に自分の口座から実際に出ていく額のはずです。
この記事では、公式が公開している料金体系の読み方と、教育訓練給付・リスキリング補助を当てたときの「実質負担の考え方」を、厚生労働省と経済産業省の一次情報に紐づけて整理します。
ただし、実際の負担額は給付区分や雇用保険の加入期間で人それぞれ変わります。具体的な円は本文で断定せず、ご自身のケースで試算できる費用シミュレーターへ案内します。▶ あなたの給付後の実額を試算する(無料・30秒)
料金は「総額」ではなく給付後の実額で見る
結論から言えば、このスクールの料金は表示されている総額の印象だけで「高い・安い」を決めると判断を誤ります。専門実践教育訓練給付の対象講座であれば、条件を満たした場合に受講費用の一部が後から戻ってくるためです。
たとえば総額が90万円台のコースでも、それはいったん全額を支払った後の話で、給付が適用されれば最終的な自己負担はそこから下がります。最初に振り込む額と、最後に手元に残る負担額は別物だと押さえてください。
実際、検討者がつまずきやすいのは「実質◯◯万円」という表現です。これが修了した時点での金額なのか、転職に成功した後の追加給付まで含めた金額なのかで、同じコースでも数字が大きく変わります。媒体によって前提が違うため、額面だけを並べても比較になりません。
ここで大事なのは、給付率が人によって同じではないという点です。雇用保険の加入期間や離職からの経過、過去の受給歴によって、適用される区分も上限も変わります。だからこそ、自分の条件を入れた試算が出発点になります。
コース体系と料金の読み方(追加費用の確認ポイント)
料金を比べる前に、コースの設計思想を理解しておくと迷いません。一般にこの種のスクールは、短期で集中して学ぶ型、働きながら長めに学ぶ型、転職支援に重きを置く専門技術型といった軸で分かれています。学ぶ期間が長いほど総額は上がる傾向です。
ここで注意したいのは、提示される受講料がどこまでを含んでいるかです。教材費・サポート費・転職支援が受講料に内包されているか、別途かかるかで、実際の支出は変わります。
確認すべき具体ポイントは、入学金の有無、分割払いにした場合の手数料、延長や休会時の追加費用、そして転職支援が無料か有料かの4点です。公式の料金ページで、これらが「追加費用なし」と明記されているかを忘れず読んでください。
実際、総額が安く見えるコースでも、教材や試験費が別建てになっていれば最終的な支出は逆転します。逆に総額が高く見えても、必要なものが一式込みなら割高とは限りません。
給付の対象になるのは原則として受講料部分です。入学金や別建ての費用は給付計算の基礎に含まれないことがあるため、給付対象になる費用とならない費用を分けて見積もるのが正確な比べ方になります。
専門実践教育訓練給付とリスキリング補助の違い(率・上限・条件)
料金を実額で語るうえで避けて通れないのが、二つの支援制度の違いです。名前が似ていて混同されやすいのですが、所管も率も上限も別物です。
一つは厚生労働省の専門実践教育訓練給付です。2026年6月時点で、受講費用の最大80%・上限年間64万円が支給され得ます。ただしこの80%は自動で全員に適用されるわけではありません。修了で50%、資格取得などで上乗せ、さらに修了後1年以内の就職で追加という段階的な達成が条件です(厚生労働省)。
もう一つは経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(リスキリング補助)です。こちらは2026年6月時点で最大70%・上限56万円が一つの目安として案内されています(経済産業省)。在職者の転職を前提とした制度で、対象や手続きの流れが教育訓練給付とは異なります。
| 区分 | 給付率(上限) | 主な対象の考え方 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練給付 | 20%(上限10万円) | 幅広い対象講座。比較的軽い要件で使いやすい枠 |
| 特定一般教育訓練給付 | 40%(上限20万円) | 速やかな再就職・キャリア形成に資する講座 |
| 専門実践教育訓練給付 | 最大80%(上限年間64万円) | 中長期のキャリア形成。修了・就職など段階的に上乗せ |
同じスクールの同じコースでも、どの制度のどの区分で申請できるかによって、戻る額の上限がまったく変わります。だから「最大80%」という最大値だけを一般化して自分に当てはめるのは危険です。
制度は改正されます。率・上限・対象要件は2026年6月時点の値であり、最新と自分の対象可否はハローワークや各制度の窓口で確認してください。
給付後の実質負担はどう決まるか(修了時・就職後の2段階)
専門実践教育訓練給付の難しさは、支給が一度きりではなく段階的に行われる点にあります。これを知らないと「思ったより戻らない」と感じることになります。
流れとしては、まず受講料を全額支払います。修了の認定を受けた段階で一定割合が支給され、その後に資格取得や就職といった要件を満たすと追加分が支給されます。つまり最終的な自己負担が確定するのは、受講が終わって就職まで進んだ後です。
ここで検討者が見落としがちなのが、就職要件を満たせなかった場合です。修了時の支給は受けられても、上乗せ分が支給されなければ最終負担は上がります。「最大率で計算した実額」を前提に予算を組むと、ぶれる余地があるということです。
さらに、給付には対象外になる立場の人がいます。たとえば雇用保険の被保険者でない経営者やフリーランス、業務委託中心の働き方の場合、教育訓練給付そのものの対象にならないことがあります。この場合、総額がほぼそのまま負担額になり、相対的に割高です。
こうした分岐があるため、実額を円単位で言い切ることはしません。雇用保険の加入期間・離職の有無・狙うコース・修了後の進路を入れて、ご自身の数字を出してください。▶ あなたの給付後の実額を試算する(無料・30秒)
分割払い・手数料・支払い方法で総支出が変わる
給付の話に目が行きがちですが、支払い方法も最終的な支出を左右します。とくに分割払いは要注意です。
多くのスクールはクレジットカード分割や提携ローンを用意しています。ここで効いてくるのが分割手数料(金利)です。一括なら不要なコストが、回数を増やすほど上乗せされていきます。
具体的に確認すべきは、月々の支払額だけでなく「支払総額」です。月額が小さく見えても、回数が多ければ総支払いは膨らみます。公式の料金ページや申込時の明細で、手数料込みの総額を確かめてください。
また、給付は原則として先に全額を支払い、後から戻ってくる仕組みです。分割で払っている途中に給付が入っても、立て替えの期間が生じる点は資金繰りとして頭に入れておくと安心です。
支払い方法によって総支出が数万円単位で動くことは珍しくありません。給付後の実額を試算するときは、この手数料分も含めて考えると現実的な数字に近づきます。
給付対応スクールを実額の視点で見比べる基準
一校だけを見て高いか安いかを判断するのは難しいものです。比べるなら、総額ではなく給付を当てた後の実額レンジと、含まれるサポートの中身で並べるのが筋の良い方法です。
見るべき基準は、第一にどの給付区分の対象講座かです。専門実践の対象なら戻る上限が大きく、同じ総額でも実額は下がります。一般枠どまりなら戻りは限定的です。
第二に、転職支援や保証の有無です。学習費用が同程度でも、転職サポートが込みか別料金かで実質的な価値は変わります。第三に、学習期間と到達目標の一致です。安く短いコースが、自分のゴールに足りなければ意味がありません。
こうした観点で複数校を横並びにすると、表面の総額ランキングとは違う順位が見えてきます。額の大小ではなく、「給付後にいくらで、何が手に入るか」で測ってください。
具体的にどの講座が給付対象かは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで、講座ごとの指定番号を確認するのが確実です(指定講座番号=対象として登録された講座を識別する番号)。「対象のはず」で進めず、番号そのものを確かめましょう。
料金は高いのか:得しやすい人・割高になりやすい人
編集部の見立てとして、このスクールの料金が得になりやすいのは、専門実践給付の条件を満たせる在職者・離職者です。段階的な上乗せまで取り切れれば、総額の印象に対して実額はかなり抑えられます。
一方で割高になりやすいのは、給付の対象外になる立場の人です。雇用保険の被保険者でない経営者やフリーランスは、戻りが期待できないぶん総額がそのまま負担になります。ここは忖度せず申し上げておきます。
また、修了後すぐの就職を予定していない人も、上乗せ分が取りにくく実額が確定しづらくなります。学んでから動くまでに間が空く計画なら、戻りを最大で見積もらない方が安全です。
初学者でこれから方向を決める段階の方は、まず一般枠や特定一般の軽い講座で適性を確かめ、本格的に進めると決めてから専門実践の対象講座を狙う、という二段構えも現実的です。いきなり高額コースに賭ける必要はありません。
結局のところ、高いか安いかは定価では決まらず、あなたの給付区分で実額がいくらになるかで決まります。判断の前に、自分のケースの数字を一度出しておくことをおすすめします。▶ あなたの給付後の実額を試算する(無料・30秒)
給付を使って学ぶなら、まず給付後の実額を確認
対象講座なら受講料の最大80%(給付区分・上限・要件あり)が後日支給され、実質負担を抑えられます。
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※給付率・実質額は区分(一般20%/特定一般40%/専門実践 最大80%)と要件で変わり、後日支給です。最終可否はハローワーク・厚生労働省でご確認ください。掲載はPR(送客手数料を受領)。
よくある質問
Q. 旧DMM WEBCAMPと同じスクールですか。
A. はい、SHIFT TERAS CAMPUSは旧DMM WEBCAMPが改称したスクールです。検索では旧称で出てくる情報も多いため、料金や制度の情報は更新日が新しいものを参照してください。料金やコース構成は改定される可能性があるため、最新は公式でご確認ください。
Q. 受講料の最大80%は確実に戻りますか。
A. いいえ、最大80%は条件を満たした場合の上限です(2026年6月時点・厚生労働省)。修了で一定割合、就職などの要件達成で上乗せ、という段階適用のため、要件を満たさないと戻る割合は下がります。自分のケースの見込みはシミュレーターで確認してください。
Q. 給付は受講料を払う前に受け取れますか。
A. いいえ、原則として先に費用を支払い、後から支給される仕組みです。受講前のキャリアコンサルティングや受給資格確認などの事前手続きも必要です。手続きの順序や期限はハローワークで確認してください。
Q. リスキリング補助と教育訓練給付は併用できますか。
A. 制度の所管も要件も異なり、同一費用に二重で当てることは基本的にできません。どちらが有利かはコースと自分の立場で変わります。対象や併用可否は各制度の窓口で確認するのが確実です(要確認)。
Q. フリーランスや経営者でも給付は使えますか。
A. 教育訓練給付は雇用保険の被保険者期間が要件の土台です。被保険者でない場合は対象外になることがあり、その場合は総額がほぼそのまま負担になります。自分が対象かはハローワークで確認してください。
Q. 分割払いだと総額は変わりますか。
A. 分割回数に応じて手数料(金利)が上乗せされ、支払総額は一括より増えることが一般的です。月額の小ささだけでなく、手数料込みの総支払額を申込前に確認してください。
Q. 途中で解約したら給付はどうなりますか。
A. 修了が支給要件の一つのため、修了しないと支給を受けられないのが原則です。解約条件や返金の扱いは各スクールの規約で異なるため、契約前に解約・返金の規定を読み込んでください。
Q. このコースが給付対象か、どこで確認できますか。
A. 厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで、講座の指定講座番号を確認するのが確実です。公式サイトの「給付対象」の表記だけで判断せず、検索システムで現在も対象かを確かめてください。
Q. 結局、自分はいくら払うことになりますか。
A. 給付区分・雇用保険の加入期間・就職予定で変わるため、金額は一律には言えません。条件を入力すると給付後の実額の目安が出るシミュレーターで、ご自身のケースを試算してください。
参考・出典
本記事の制度に関する数値(給付率・上限・要件)は、以下の一次・公的情報に基づいています。料金は改定の可能性があるため、最新は各社公式でご確認ください。
厚生労働省「教育訓練給付制度」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyouiku/index.html
厚生労働省「専門実践教育訓練給付金のご案内」 https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000855417.pdf
厚生労働省 教育訓練給付制度 検索システム https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/
ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付制度」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
厚生労働省「教育訓練給付の拡充(令和7年10月〜)」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_seido.html
経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」 https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/reskilling.html
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 公式 https://careerup-reskilling.go.jp/
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)情報処理技術者試験 https://www.ipa.go.jp/shiken/
SHIFT TERAS CAMPUS 公式サイト(料金・コース) https://web-camp.io/
※当編集部は各社の公開情報と厚生労働省など一次情報をもとに独自に整理・比較しています(検証日:2026年6月20日)。独自の星評価・満足度%・受講者数・口コミは掲載しません(捏造をしないため)。最終的な対象可否・金額はハローワーク等でご確認ください。掲載・選定方針 ›