JavaScriptで今日の日付を表示!7つの方法と応用例

JavaScriptで今日の日付を表示する方法を解説するイメージJS
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はじめに

JavaScriptで今日の日付を表示する方法について、初心者にもわかりやすいように解説します。

使い方、対処法、注意点、カスタマイズ方法、サンプルコードも付けて、さまざまな方法で今日の日付を表示できるようになります。

●JavaScriptで今日の日付を表示する基本

JavaScriptでは、Dateオブジェクトを使って日付や時刻に関する情報を取得できます。

下記に基本的な方法とフォーマットを変更する方法を紹介します。

○基本的な方法

今日の日付を表示するには、Dateオブジェクトを使って現在の日付と時刻を取得し、表示します。

下記のコードがその例です。

const today = new Date();
console.log(today);

○フォーマットを変更する方法

日付のフォーマットを変更するには、Dateオブジェクトのメソッドを使って年、月、日を取得し、表示します。

下記のコードがその例です。

const today = new Date();
const year = today.getFullYear();
const month = today.getMonth() + 1;
const date = today.getDate();

console.log(`${year}年${month}月${date}日`);

このコードでは、getFullYear()メソッドで年を、getMonth()メソッドで月を(0から始まるため+1)、getDate()メソッドで日を取得しています。

●JavaScriptで今日の日付を表示する7つの方法

ここでは、JavaScriptで今日の日付を表示するさまざまな方法を紹介します。

○方法1:getFullYear()とgetMonth()、getDate()を使用

下記のコードは、先程の基本的なフォーマット変更方法です。

const today = new Date();
const year = today.getFullYear();
const month = today.getMonth() + 1;
const date = today.getDate();

console.log(`${year}年${month}月${date}日`);

○方法2:toLocaleDateString()を使用

toLocaleDateString()メソッドを使用すると、ロケールに応じた日付フォーマットで表示できます。

const today = new Date();
console.log(today.toLocaleDateString());

○方法3:Intl.DateTimeFormatを使用

Intl.DateTimeFormatオブジェクトを使用すると、柔軟に日付フォーマットを指定できます。

const today = new Date();
const dateFormatter = new Intl.DateTimeFormat('ja-JP', { year: 'numeric', month: '2-digit', day: '2-digit' });
console.log(dateFormatter.format(today));

○方法4:ライブラリMoment.jsを使用

Moment.jsは、日付や時刻の操作を簡単に行えるライブラリです。

const moment = require('moment');
console.log(moment().format('YYYY年MM月DD日'));

○方法5:ライブラリDate-fnsを使用

Date-fnsは、機能別にモジュールが分かれており、必要なものだけをインポートできるライブラリです。

const { format } = require('date-fns');
console.log(format(new Date(), 'yyyy年MM月dd日'));

○方法6:ライブラリDay.jsを使用

Day.jsは、Moment.jsに似たAPIを提供する軽量なライブラリです。

const dayjs = require('dayjs');
console.log(dayjs().format('YYYY年MM月DD日'));

○方法7:ライブラリLuxonを使用

Luxonは、Moment.jsの開発者が新たに作成した日付操作ライブラリです。

const { DateTime } = require('luxon');
console.log(DateTime.local().toLocaleString({ year: 'numeric', month: '2-digit', day: '2-digit' }));

●JavaScriptで今日の日付を表示する応用例

ここでは、JavaScriptで今日の日付を表示する応用例を紹介します。

○応用例1:カレンダーを表示

下記のコードは、今日の日付を含むカレンダーを表示する例です。

const today = new Date();
const year = today.getFullYear();
const month = today.getMonth();

const calendar = new Date(year, month);
calendar.setDate(1);

while (calendar.getMonth() === month) {
  console.log(`${calendar.getFullYear()}年${calendar.getMonth() + 1}月${calendar.getDate()}日`);
  calendar.setDate(calendar.getDate() + 1);
}

○応用例2:カウントダウンタイマーを作成

下記のコードは、指定した日付までの残り日数を表示するカウントダウンタイマーの例です

const today = new Date();
const targetDate = new Date('2023-12-31');
const remainingDays = Math.ceil((targetDate - today) / (1000 * 60 * 60 * 24));

console.log(`あと${remainingDays}日`);

○応用例3:特定の期間の日付を表示

下記のコードは、指定した期間の日付を表示する例です。

const startDate = new Date('2023-04-01');
const endDate = new Date('2023-04-30');

while (startDate <= endDate) {
  console.log(`${startDate.getFullYear()}年${startDate.getMonth() + 1}月${startDate.getDate()}日`);
  startDate.setDate(startDate.getDate() + 1);
}

●注意点と対処法

JavaScriptで日付を扱う際の注意点として、getMonth()メソッドが0から始まるため、表示する際は+1する必要があります。

また、タイムゾーンによって表示が異なる場合があります。

対処法として、toLocaleDateString()やIntl.DateTimeFormatなどのメソッドを利用して、ロケールに応じた表示を行うことができます。

まとめ

この記事では、JavaScriptで今日の日付を表示する方法を初心者向けに7つ紹介しました。

また、応用例や注意点、カスタマイズ方法も紹介しています。

この記事を読むことで、JavaScriptを使って今日の日付を表示する方法や、カスタマイズの手法について理解できるようになります。

JavaScriptで日付を扱う際には、基本的なメソッドのほかにも、ライブラリを利用することで、より簡単かつ柔軟に日付操作ができます。

初心者の方は、まずは基本的なメソッドを使った日付表示から始めて、慣れてきたらライブラリを利用してさらに応用的な操作に挑戦してみてください。