CSSで絵文字を作る方法と使い方、対処法。 – Japanシーモア

CSSで絵文字を作る方法と使い方、対処法。

CSSで簡単に絵文字を作ろう!初心者向けに徹底解説します。サンプルコードもご紹介!CSS
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はじめに

現代のWebサイトで目にすることが増えてきた「絵文字」。

一つの絵文字には、多くの感情やメッセージが込められていますよね。

けれども、絵文字を使用する際に画像を都度用意するのは少し手間ですよね?

そこで、テキストのみを使用して、簡単に絵文字を表現できたらどうでしょう?

実は、CSSを活用すれば、その夢を現実に変えることができます。

この記事では、CSSを駆使してテキストベースの絵文字を作成する方法、その実用的な使い方、さらには潜在的な問題やその対策について詳細に説明します。

絵文字の新しい形を、一緒に学びましょう!

●CSSを使用して絵文字を作る方法

CSSを使用して絵文字を作成するには、::beforeや::afterなどの疑似要素を使用します。

これらの要素にcontentプロパティを使用して、絵文字を表示します。

ここでは、例として、ハートマークを作成する方法を紹介します。

まずは、HTMLの要素に、クラス名を付けます。

<span class="heart"></span>

次に、CSSを記述します。まず、要素の高さと幅を指定します。

.heart {
  display: inline-block;
  height: 20px;
  width: 20px;
}

続いて、::before疑似要素を使用して、contentプロパティを指定します。

contentプロパティには、表示したい文字列またはUnicodeコードを指定します。

ここでは、ハートマークを表示するために、Unicodeコードを使用します。

.heart::before {
  content: "\2665";
}

最後に、色を指定します。

.heart {
  display: inline-block;
  height: 20px;
  width: 20px;
  color: red;
}

これで、テキストからハートマークを作成することができます。

::after疑似要素を使用して、別の絵文字を表示することもできます。

例えば、×印を作成する場合は、以下のように記述します。

.heart::after {
  content: "\00D7";
}

このように、CSSを使用して絵文字を作成することができます。

Unicodeコードを使用することで、さまざまな絵文字を作成することができます。

●CSSで絵文字を使用する方法

絵文字を作成したら、次はそれを使用する方法を学びます。

絵文字を使用するには、要素にクラス名を付けて、CSSでスタイルを指定します。

先程作成したハートマークを使用する例です。

HTML

<span class="heart"></span>

CSS

.heart {
  display: inline-block;
  height: 20px;
  width: 20px;
  color: red;
}

このように、要素にクラス名を付けて、スタイルを指定することで、絵文字を表示することができます。

また、フォントアイコンを使用する場合は、次のように記述します。

HTML

<i class="fa fa-heart"></i>

CSS

.fa {
  font-family: "Font Awesome";
  font-style: normal;
  font-weight: normal;
  text-decoration: inherit;
}

ここで、フォントアイコンの場合は、外部ライブラリの「Font Awesome」を使用します。

このライブラリには、さまざまなアイコンが含まれており、クラス名を指定することで使用することができます。

●絵文字を使用したサンプルコード

絵文字を使用したサンプルコードです。

ここでは、ハートマークと×印を使用しています。

HTML

<p>私たちは<span class="heart"></span>を<mark>愛</mark>しています。</p>

CSS

.heart {
  display: inline-block;
  height: 20px;
  width: 20px;
  color: red;
}

.heart::after {
  content: "\00D7";
  margin-left: 5px;
  color: gray;
}

このように、絵文字を使用することで、テキストを装飾することができます。

●絵文字を使用する上での注意点

絵文字を使用する上での注意点をいくつか紹介します。

まず、Unicodeコードが使用できない場合があります。古いブラウザや古いOSでは、Unicodeコードが使用できないことがあります。

そのため、フォントアイコンなどの代替方法を使用する必要がある場合があります。

また、絵文字を使用すると、文字の幅が異なる場合があります。

例えば、日本語と英数字の幅は異なります。

そのため、絵文字を使用すると、文字の位置がずれる場合があります。

この問題を解決するには、CSSのline-heightプロパティを使用して、文字の高さを調整する必要があります。

また、絵文字を使用する場合は、コンテキストを考慮する必要があります。

絵文字には、その意味があるため、適切なコンテキストで使用する必要があります。

例えば、葬式の招待状にハートマークを使用することは不適切です。

さらに、絵文字の表示が不完全な場合があります。

古いブラウザやOSでは、絵文字が表示されない場合があります。

そのため、代替テキストを指定する必要があります。

●絵文字が表示されない場合の対処法

絵文字が表示されない場合は、下記の対処法を試してみてください。

代替テキストを指定する

絵文字が表示されない場合は、代替テキストを指定することができます。代替テキストは、要素のalt属性に指定します。

代替テキストを指定することで、ブラウザやOSによっては、テキストが表示されるようになります。

<span class="heart" alt="ハートマーク"></span>

フォントアイコンを使用する

絵文字が表示されない場合は、フォントアイコンを使用することができます。

フォントアイコンは、画像ではなく、フォントファイルに絵文字が含まれているため、ブラウザやOSによっては、正常に表示されます。

フォールバックフォントを指定する

フォールバックフォントを指定することで、絵文字が表示されない場合でも、代替テキストが表示されるようになります。

フォールバックフォントは、絵文字が含まれているフォントファイルを指定します。

.heart {
  font-family: "Arial", "Helvetica Neue", "Helvetica", sans-serif;
  font-size: 20px;
}

まとめ

この記事では、CSSを使用して絵文字を作成する方法と、その使い方、そして問題が発生した場合の対処法について詳しく解説しました。

CSSを使用することで、テキストから簡単に絵文字を作成することができます。

また、絵文字を使用する際には、Unicodeコードが使用できない場合や、文字の幅が異なる場合など、注意点があります。

適切なコンテキストで使用し、代替テキストやフォールバックフォントを指定することで、絵文字が正常に表示されるようになります。

CSSを使用した絵文字の応用例としては、ボタンの装飾や、チェックボックスやラジオボタンのカスタマイズなどがあります。

CSSを使用することで、絵文字を含む装飾的なUIを簡単に作成することができます。

以上、CSSで絵文字を作成する方法と使い方、そして対処法について詳しく解説しました。初心者でも簡単に理解できるように、サンプルコードや応用例も紹介しました。

絵文字を使用して、Webサイトをより魅力的にするために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。