CSSが適用されないときの対処法-初心者でも分かる使い方と問題点の解決法

CSSが適用されない問題の解決法を学ぶCSS
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はじめに

CSSは、Webページの見た目を整えるために欠かせないスタイルシート言語です。

しかし、CSSがうまく適用されないという問題が起こることがあります。

この記事では、初心者でも分かるように、CSSが適用されない問題の解決法を詳しく解説していきます。

サンプルコードも用意しているので、ぜひ参考にしてください。

●CSSが適用されない原因

CSSが適用されない原因はいくつか考えられます。

ここでは、よくある原因をいくつか紹介します。

・CSSファイルの場所が間違っている

・CSSファイルが読み込まれていない

・セレクタの指定方法が間違っている

・スタイルの記述が誤っている

これらの原因を確認していくことが、CSSが適用されない問題を解決する第一歩です。

●CSSファイルの場所が間違っている

CSSファイルの場所が間違っていると、当然スタイルが適用されません。CSSファイルの場所を確認し、正しい場所に置いているか確認しましょう。

たとえば、次のようにCSSファイルを読み込むHTMLコードがあった場合、CSSファイルが「css/style.css」に存在していなければ、スタイルは適用されません。

<link rel="stylesheet" href="css/style.css">

また、CSSファイルの拡張子が「.css」であることも確認しましょう。

●CSSファイルが読み込まれていない

CSSファイルが読み込まれていない場合も、スタイルは適用されません。HTMLコードにCSSファイルを読み込むlink要素があることを確認しましょう。

また、リンク先のCSSファイル名も間違っていないか、スペルミスがないか確認しましょう。

次のようなHTMLコードを例に考えてみましょう。

CSSファイル名が「style.css」である場合、以下のように書く必要があります。

<link rel="stylesheet" href="style.css">

また、CSSファイルを読み込む際には、HTMLファイルとCSSファイルの相対パスが正しく指定されているか確認する必要があります。

●セレクタの指定方法が間違っている

CSSでは、セレクタを使用してスタイルを適用する要素を指定します。

セレクタの指定方法が間違っていると、スタイルが適用されません。

以下のようなHTMLコードがあった場合、p要素に対してスタイルを適用するには、次のようなCSSコードを書く必要があります。

<p>テキスト</p>
<!-- HTML -->
p {
  color: red;
}
/* CSS */

ここで、セレクタを「.p」と書いてしまうと、スタイルは適用されません。

セレクタの指定方法には、idセレクタやクラスセレクタ、タイプセレクタなどがあります。

それぞれのセレクタの指定方法については、別途記事を用意していますので、ぜひ参考にしてください。

●スタイルの記述が誤っている

スタイルの記述方法に誤りがあると、スタイルが適用されないことがあります。

たとえば、プロパティの値を指定する際に、単位を忘れた場合や、プロパティ名を間違えた場合などが考えられます。

以下のようなCSSコードがあった場合、colorプロパティに対して、値を指定する際に単位を忘れているため、スタイルが適用されません。

p {
  color: red;
  font-size: 16;
}

この場合、font-sizeプロパティには、単位を指定する必要があります。

たとえば、次のように書くことで、スタイルが適用されます。

p {
  color: red;
  font-size: 16px;
}

また、プロパティ名を間違えた場合もスタイルが適用されないことがあります。

プロパティ名を確認し、正しい名前で指定するようにしましょう。

●CSSが適用されない問題の対処法

CSSが適用されない問題には、上記で紹介した原因以外にも様々な場合があります。

ここでは、よくある対処法をいくつか紹介します。

・キャッシュをクリアする

・セレクタの指定方法を見直す

・スタイルの記述方法を見直す

・CSSファイルの読み込み方法を見直す

これらの対処法を試しても、CSSが適用されない場合は、開発者ツールを使ってスタイルを確認することもできます。

開発者ツールを開き、スタイルが適用されていない要素を選択して、右側のスタイルタブを確認することで、どのようなスタイルが適用されているかを確認することができます。

また、CSSが適用されない問題が解決したら、キャッシュをクリアすることも忘れずに行いましょう

キャッシュが残っていると、過去のスタイルが適用される可能性があるため、注意が必要です。

●使い方の例

最後に、CSSの使い方の例をいくつか紹介します。CSSを使って、Webページの見た目をカスタマイズすることができます。

ここでは、よく使われるスタイルについて、サンプルコードを用意しています。

文字色を変える

p {
  color: red;
}

背景色を変える

body {
  background-color: #f0f0f0;
}

文字の大きさを変える

h1 {
  font-size: 24px;
}

文字を中央揃えにする

p {
  text-align: center;
}

枠線をつける

img {
  border: 1px solid #ccc;
}

リストのマーカーを変える

ul {
  list-style-type: circle;
}

以上が、CSSの使い方の例です。これらのスタイルを自由に組み合わせることで、Webページの見た目を自由自在にカスタマイズすることができます。

まとめ

CSSが適用されない問題には、さまざまな原因が考えられます。しかし、原因を確認し、適切に対処することで問題を解決することができます。

また、CSSを使ってWebページの見た目をカスタマイズすることできることもたくさんあります。

本記事では、CSSが適用されない問題の原因や対処法について詳しく解説しました。

初心者でも分かりやすいように、サンプルコードも用意しています。

ぜひ参考にして、自分だけのオリジナルなWebページを作ってみてください。