TypeScriptのnumber型を完全解説!10選の使い方とサンプルコード – JPSM

TypeScriptのnumber型を完全解説!10選の使い方とサンプルコード

TypeScriptのnumber型の詳細な使い方とサンプルコードTypeScript

 

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はじめに

TypeScriptの世界では、さまざまなデータ型が存在し、それぞれの型にはユニークな特性や使い方があります。

今回の記事では、特に「number型」という基本的な型に焦点を当て、その魅力や使い方、さらにはサンプルコードを交えての詳細な解説を行います。

TypeScriptを学び始めたばかりの方はもちろん、すでにある程度の知識をお持ちの方も、number型の新しい側面や応用例を学べる内容となっています。

●number型の基本知識

TypeScriptはJavaScriptの上に強力な型機能を付加した言語です。

ここでは、TypeScriptの基本的な型の一つであるnumber型について詳しく見ていきましょう。

○number型とは?

number型は、TypeScriptで数値を扱う際に使用する型です。

JavaScriptのNumber型に相当するものであり、整数、浮動小数点数などの数値全般を表現することができます。

let integer: number = 10;  // 整数
let float: number = 10.5;  // 浮動小数点数

このコードでは、整数や浮動小数点数をnumber型として宣言しています。

この例では、integerという変数名で10を、floatという変数名で10.5をそれぞれ宣言しています。

TypeScriptでは、変数宣言時に型を明示的に指定することで、その変数がどのような型のデータを持つかを明確にすることができます。

これにより、コードの読みやすさやデバッグの効率が向上します。

○TypeScriptとnumber型の関係

TypeScriptはJavaScriptのスーパーセットであるため、JavaScriptで利用可能な数値の演算やメソッドは、TypeScriptのnumber型でも使用することができます。

しかし、TypeScript独自の機能として、型の安全性を提供しています。

これにより、number型以外の値をnumber型の変数に代入しようとするとコンパイルエラーが発生するなど、型に関する誤りを早期に検出できます。

let num: number = 10;
// num = "string";  // コンパイルエラー

このコードでは、number型の変数numに文字列を代入しようとしている部分がコメントアウトされています。

この行をコメントアウトを外して実行しようとすると、コンパイルエラーが発生します。これにより、型の不整合によるバグのリスクを低減させることができます。

●number型の使い方

数値を扱うための基本的な操作を学ぶことで、より複雑なプログラムを書く際の基盤として活用することができます。

それでは、number型の使い方について、具体的なサンプルコードとともに詳しく解説します。

○サンプルコード1:基本的な数値の宣言と操作

number型の変数を宣言し、基本的な算術演算子を使用して数値を操作する方法を紹介します。

let a: number = 5;
let b: number = 3;

let sum = a + b;  // 足し算
let diff = a - b;  // 引き算
let product = a * b;  // 掛け算
let quotient = a / b;  // 割り算

console.log(`合計は${sum}です。`);  // 合計は8です。
console.log(`差は${diff}です。`);  // 差は2です。
console.log(`積は${product}です。`);  // 積は15です。
console.log(`商は${quotient}です。`);  // 商は1.6666666666666667です。

この例では、abという2つのnumber型の変数を宣言し、それらを使用して基本的な算術計算を行っています。

最後に計算結果をコンソールに出力しています。

この場合、足し算の結果は8、引き算の結果は2、掛け算の結果は15、割り算の結果は約1.67となります。

○サンプルコード2:小数点の取り扱い

TypeScriptのnumber型には、整数だけでなく小数点数も取り扱うことができます。

ここでは、小数点の持つ数値を効果的に利用する方法をサンプルコードを通して詳しく解説していきます。

まず、基本的な小数点数の宣言と表示を見てみましょう。

// TypeScriptにおける小数点数の宣言と表示
let decimalNumber: number = 3.14;
console.log(decimalNumber); // 3.14と表示される

このコードでは、3.14という小数点数を変数decimalNumberに代入しています。

その後、console.logを使って数値を表示しています。

この例では、number型の変数に小数点を持つ数値を簡単に代入して表示する方法を表しています。

次に、小数点数の計算を行うサンプルを見てみましょう。

// 小数点数の計算
let num1: number = 5.3;
let num2: number = 2.7;
let result: number = num1 + num2;
console.log(result); // 8と表示される

数値5.32.7を足すと、答えは8になるはずですが、コンピュータの浮動小数点計算の影響で、正確な答えが得られない場合があります。

このような現象は、TypeScriptだけでなく多くのプログラミング言語に見られます。

そのため、小数点数の計算を行う際には注意が必要です。

例えば、金額の計算など、精度が求められる場面では、別の方法を検討することをおすすめします。

さらに、小数点数を整数に変換する方法もあります。

// 小数点数を整数に変換
let floatNumber: number = 7.8;
let intNumber: number = Math.floor(floatNumber);
console.log(intNumber); // 7と表示される

上のコードでは、Math.floor関数を使用して、7.8という小数点数を7という整数に変換しています。

この方法は、小数点以下を切り捨てる場面でよく利用されます。

○サンプルコード3:数学的な計算

TypeScriptの強力な機能の一つは、数学的な計算が非常に容易であるという点です。

JavaScriptの基本をベースにしているため、数学関数や算術演算子をそのまま利用することができます。

ただし、TypeScriptの静的型検査の恩恵を受けるためには、number型を正しく使うことが大切です。

このコードでは、TypeScriptでの基本的な数学的な計算方法を表しています。

この例では加減乗除の基本操作から、Mathオブジェクトを使った高度な計算までを扱っています。

// 基本的な算術演算
let a: number = 5;
let b: number = 3;

let addition: number = a + b;  // 足し算
let subtraction: number = a - b;  // 引き算
let multiplication: number = a * b;  // 掛け算
let division: number = a / b;  // 割り算

console.log(`加算の結果:${addition}`);
console.log(`減算の結果:${subtraction}`);
console.log(`乗算の結果:${multiplication}`);
console.log(`除算の結果:${division}`);

// Mathオブジェクトを使用した計算
let squareRoot: number = Math.sqrt(a);  // 平方根
let power: number = Math.pow(a, b);  // 累乗

console.log(`5の平方根は${squareRoot}です。`);
console.log(`5の3乗は${power}です。`);

上記のコードでは、まずabという2つの変数に数値を格納しています。

その後、これらの変数を使って加減乗除の四つの基本的な算術演算を行い、それぞれの結果を出力しています。

また、TypeScriptで提供されるMathオブジェクトを利用して、平方根や累乗などの高度な計算も行っています。

このコードを実行すると、次のような結果が表示されます。

加算の結果は8です。
減算の結果は2です。
乗算の結果は15です。
除算の結果は1.6666666666666667です。
5の平方根は2.23606797749979です。
5の3乗は125です。

注意点として、除算の結果が浮動小数点数として表示されるため、正確な小数点以下の値を取得する際には丸め誤差に注意する必要があります。

特に金融系のアプリケーションでの計算など、精度が求められる場面では、専用のライブラリを利用することをおすすめします。

さらなる応用として、三角関数や対数、指数関数などの計算もMathオブジェクトを利用して行うことができます。

また、ランダムな数値の生成や、数値の丸め操作もサポートされていますので、より複雑な計算処理を実装する際にもTypeScriptのnumber型は強力な味方となるでしょう。

○サンプルコード4:数値変換とキャスト

TypeScriptでは、データの変換や型のキャストが必要な場面が多々あります。

特に、number型への変換は頻繁に行われる操作です。

ここでは、文字列や他の型からnumber型へ変換する方法や、number型のキャストについて詳しく説明します。

このコードでは文字列からnumber型への変換方法を表しています。

この例では、parseIntとparseFloatを使用して文字列を整数や浮動小数点数に変換しています。

// 文字列からnumber型への変換
let str1: string = "123";
let str2: string = "123.456";

// parseIntを使った変換
let num1: number = parseInt(str1);  // 123

// parseFloatを使った変換
let num2: number = parseFloat(str2); // 123.456

console.log(num1);  // 出力すると、123と表示される。
console.log(num2);  // 出力すると、123.456と表示される。

上記のサンプルコードにおいて、parseIntは文字列を整数に変換します。

また、parseFloatは文字列を浮動小数点数に変換します。

しかし、これらの関数は無効な数値を返す可能性があるため、エラーハンドリングが必要です。

この次に、TypeScriptでの明示的なキャストの方法を紹介します。

TypeScriptでは、データ型の間で明示的に変換を行うために、アングルブラケット(<>)を使用します。

このコードでは、any型からnumber型への明示的なキャストの方法を表しています。

この例では、アングルブラケットを使用して、変数の型を明示的にnumber型に変換しています。

let unknownValue: any = "100";

// 明示的なキャスト
let castedNumber: number = <number><unknown>unknownValue;

console.log(castedNumber);  // 出力すると、100と表示される。

このサンプルコードでは、まずany型の変数unknownValueに文字列の”100″を代入しています。

次に、アングルブラケットを使用して、この変数を一旦unknown型にキャストし、さらにnumber型にキャストしています。

ただし、上記の方法は推奨されません。

TypeScriptの真価は、型安全性を保つことにありますので、不要なキャストは避けるよう心がけることが重要です。

また、キャストする前に、変数の型が期待する型であるかどうかを確認することが望ましいです。

●number型の応用例

TypeScriptでのnumber型は、初級レベルから応用まで様々なシーンで使用されます。

特に実際のプログラム開発においては、繰り返し処理や配列操作、関数の引数や戻り値など、幅広い場面での活躍が期待される要素です。

ここでは、number型を使用したループ処理について詳しく見ていきましょう。

○サンプルコード5:数値を使用したループ処理

ループ処理はプログラミングの基本的な構造の一つです。

TypeScriptでも、for文やwhile文を用いて数値を活用した繰り返し処理を実行することができます。

このコードでは、for文を用いて1から10までの数字を順番に表示するコードを表しています。

この例では、number型の変数iを使って、1から10までの数字をコンソールに表示しています。

for (let i: number = 1; i <= 10; i++) {
    console.log(i); // 1から10までの数字を順番に表示
}

このコードを実行すると、コンソールには1から10までの数字が順番に表示されます。

これは、for文の中でiが1から始まり、iが10以下の間、iを1ずつ増加させながら繰り返し処理を行っているためです。

また、ループ処理を使用して、特定の条件を満たすまで繰り返すことも可能です。

例えば、次のコードは0から始めて2ずつ増加させ、50を超えるまで繰り返す処理を示しています。

let j: number = 0;
while (j <= 50) {
    console.log(j);
    j += 2;
}

このコードでは、jが50以下の間、jに2を加えながら繰り返し処理を行っています。

実行結果として、0から50までの偶数がコンソールに表示されることが確認できます。

応用として、number型の配列を使って、その要素に対する繰り返し処理を行うことも可能です。

例えば、次のコードは配列内の数字を合計する処理を行っています。

const numbers: number[] = [1, 2, 3, 4, 5];
let sum: number = 0;

for (let num of numbers) {
    sum += num;
}

console.log(`合計は${sum}です。`); // 合計は15です。

このコードでは、for…of文を使って配列numbersの各要素にアクセスし、その要素を変数sumに加えています。

最終的にsumの値は15となり、これがコンソールに表示されます。

○サンプルコード6:配列内の数値操作

TypeScriptでのnumber型は非常に柔軟であり、さまざまな計算や処理を行う上で中心的な役割を果たします。

特に、配列内での数値操作は日常的に遭遇するシチュエーションも多く、こうした操作の技法を身につけることは非常に価値があります。

このコードでは、配列内の数値を操作する基本的な手法を表しています。

この例では、数値の配列を生成し、それに対して加算や平均値の計算、さらにはソートといった操作を行っています。

// 配列内の数値操作のサンプルコード

// 数値の配列を定義
let numbers: number[] = [34, 56, 2, 99, 14, 87];

// 配列内の全数値の合計を計算
let sum: number = numbers.reduce((accumulator, currentValue) => accumulator + currentValue, 0);
console.log(`配列内の数値の合計は${sum}です。`);

// 配列内の数値の平均を計算
let average: number = sum / numbers.length;
console.log(`配列内の数値の平均は${average}です。`);

// 配列を昇順にソート
numbers.sort((a, b) => a - b);
console.log(`昇順にソートした配列:`, numbers);

// 配列を降順にソート
numbers.sort((a, b) => b - a);
console.log(`降順にソートした配列:`, numbers);

実行すると、まず配列内の数値の合計が表示され、次に平均値が出力されます。

その後、昇順と降順にソートされた配列がそれぞれ表示されます。

上記のコードのポイントをいくつか挙げます。

  1. reduceメソッドを使用して、配列内の全ての数値を合算しています。
    このメソッドは配列内の各要素に対して繰り返し操作を行い、その結果を一つの値に集約するためのものです。
  2. 平均値の計算では、合計値を配列の長さで割っています。
  3. sortメソッドを使い、配列の数値を昇順や降順にソートしています。
    ソート関数を提供することで、ソートの基準を指定することができます。

配列内の数値操作は、データ解析やアルゴリズムの実装など、多岐にわたるタスクで利用されます。

上記の基本的な操作をマスターすることで、TypeScriptでのプログラミングがよりスムーズに進むでしょう。

○サンプルコード7:関数の引数や戻り値としてのnumber型

TypeScriptでの関数宣言において、データ型の指定は非常に重要です。

ここでは、TypeScriptにおいて、関数の引数や戻り値としてnumber型をどのように利用するかに焦点を当てて説明します。

まず、基本的な関数の形を取り上げます。

このコードでは、2つの数値を引数として受け取り、その合計値を返す簡単な関数を紹介しています。

この例では、引数abはnumber型として指定されており、関数の戻り値もnumber型であることが明示されています。

function sum(a: number, b: number): number {
    return a + b;
}

この関数を利用すると、次のような結果を得ることができます。

例えば、sum(5, 3)を呼び出すと、合計の8が返されます。

さらに、関数がnumber型の配列を受け取り、その中の最大値を返す例を考えます。

このコードでは、Math.maxメソッドを使って配列内の最大値を取得しています。

この例では、引数numsはnumber型の配列として指定され、戻り値もnumber型としています。

function getMaxValue(nums: number[]): number {
    return Math.max(...nums);
}

この関数を利用する場面で、getMaxValue([1, 5, 3, 9, 4])という呼び出しを行うと、配列の中の最大値9が返される結果となります。

応用として、関数が数値のオプションパラメータを持つ場合も考えられます。

下記のコードでは、2つの数値の積を計算する関数が表されていますが、2つ目の数値はオプションで、指定されない場合はデフォルトで2が採用されます。

この例では、引数aは必須のnumber型、引数bはオプショナルなnumber型として指定されています。

function multiply(a: number, b: number = 2): number {
    return a * b;
}

この関数を利用する際、multiply(5)という呼び出しを行うと、5 * 2の計算結果である10が返されます。

もちろん、multiply(5, 3)のように2つの引数を明示的に指定することも可能で、この場合は15が返されることになります。

○サンプルコード8:条件文内でのnumber型の利用

TypeScriptを使用する際、特に初心者の方は条件文でのnumber型の扱いに少し戸惑うことがあります。

しかし、基本的な考え方や使い方を押さえることで、number型の条件判断はとても直感的に行えます。

このコードでは、number型を使って条件文を書く基本的な方法を表しています。

この例では、与えられた数値に応じて異なるメッセージを出力しています。

let score: number = 85;

if (score >= 90) {
    console.log("優秀なスコアです!");
} else if (score >= 70) {
    console.log("良いスコアです!");
} else {
    console.log("頑張りましょう!");
}

上記のサンプルコードでは、scoreという変数に数値を代入しています。

その後、if文とelse if文、そしてelse文を使用して、その数値に応じたメッセージをコンソールに出力します。

具体的には、scoreが90以上の場合、「優秀なスコアです!」と出力され、70以上90未満の場合は「良いスコアです!」と出力されます。

それ以外の場合、すなわちscoreが70未満の場合は「頑張りましょう!」と出力されます。

このサンプルを元に、数値を基にした条件判断をするコードを書く際の考え方や流れを習得することができます。

このコードをそのまま実行すると、scoreの値が85であるため、「良いスコアです!」というメッセージがコンソールに出力されることが確認できます。

さて、この基本的な条件文をベースに、さらに複雑な条件を組み合わせた例も考えられます。

例えば、成績に応じて異なるメッセージを出力する際に、追加の条件を組み込むことも可能です。

let score: number = 85;
let attendanceRate: number = 95;

if (score >= 90 && attendanceRate >= 90) {
    console.log("完璧な成績と出席率です!");
} else if (score >= 70 || attendanceRate >= 70) {
    console.log("良い努力をしています!");
} else {
    console.log("改善の余地があります。");
}

この例では、scoreだけでなく、出席率も条件に加えています。&&はANDを意味し、||はORを意味します。

このように、複数の条件を組み合わせることで、より詳細な条件判断を行うことができます。

このコードの場合、scoreが85、attendanceRateが95であるため、「良い努力をしています!」というメッセージが出力されます。

○サンプルコード9:外部ライブラリとnumber型の連携

TypeScriptでは、さまざまな外部ライブラリを用いてnumber型をより高度に活用することができます。

特に、数学やデータ分析、グラフィックス処理など、多様な領域でnumber型との連携が不可欠となっています。

このコードでは、math.jsという外部ライブラリを使用して、number型を使った複雑な計算を実行する例を表しています。

この例では、数値の平方根を求め、その結果を配列として返す処理を行っています。

// math.jsをインポート
import * as math from 'mathjs';

// 数値の平方根を求める関数
const calculateSquareRoot = (numbers: number[]): number[] => {
    return numbers.map(number => math.sqrt(number));
}

// 使用例
const myNumbers: number[] = [1, 4, 9, 16, 25];
const sqrtResults = calculateSquareRoot(myNumbers);

// 結果を出力
sqrtResults.forEach(result => {
    console.log(`平方根の結果: ${result}`);
});

このコードの実行を行うと、次のような出力が得られます。

平方根の結果は、1、2、3、4、および5となります。

こうした外部ライブラリを用いることで、TypeScriptのnumber型をより幅広く活用することができるのです。

しかし、外部ライブラリを用いる際には注意も必要です。

正確な動作を期待するためには、ライブラリのバージョンや依存関係、またドキュメントなどを適切に確認して利用することが重要です。

特に、古いバージョンのライブラリを使用すると、期待した動作が得られないことも考えられますので、常に最新の情報をもとに実装を進めることをおすすめします。

応用例として、math.jsは数式を文字列として受け取り、その計算結果を返すこともできます。

これにより、動的に数式を組み立てて計算することも可能です。

// 文字列としての数式を計算する関数
const evaluateExpression = (expression: string): number => {
    return math.evaluate(expression);
}

// 使用例
const result = evaluateExpression("2 + 3 * 4");
console.log(`数式の計算結果: ${result}`);

このコードの実行により、数式”2 + 3 * 4″の計算結果として14が出力されます。

このように、外部ライブラリとnumber型の連携を駆使することで、多岐にわたる計算処理を柔軟に実装することができます。

○サンプルコード10:非同期処理とnumber型

非同期処理は現代のプログラミングにおいて非常に重要な概念となっています。

JavaScriptおよびTypeScriptにおいては、特にPromiseやasync/awaitといった仕組みを通じて、非同期処理を行うことが一般的です。

number型と非同期処理を組み合わせることで、さまざまな計算や処理をバックグラウンドで行い、結果を後から取得するようなプログラムを作成することができます。

このコードでは、非同期に数値を2倍にして返すシンプルな例を紹介しています。

この例では、async/awaitを使って非同期処理を行い、その後に計算結果を取得しています。

// 非同期に数値を2倍にする関数
async function doubleNumber(value: number): Promise<number> {
    return new Promise<number>((resolve) => {
        setTimeout(() => {
            resolve(value * 2);
        }, 1000);
    });
}

// 実行例
(async () => {
    const num: number = 5;
    // 非同期で数値を2倍にして取得
    const result = await doubleNumber(num);
    console.log(`元の数値:${num}、2倍の結果:${result}`);
})();

上記のコードを実行すると、初めに元の数値:5と表示され、約1秒後に2倍の結果:10という結果が表示されます。

このように、非同期処理を利用することで、重たい計算や時間がかかる処理をバックグラウンドで実行し、メインの処理をブロックすることなく結果を取得することができます。

特にWebアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発において、ユーザーの操作を待たせることなくバックグラウンドでのデータ処理や通信を行う際に、このような非同期処理の技術は欠かせません。

●number型の注意点と対処法

TypeScriptにおいて、number型は非常に多用される型の一つです。

しかしながら、このnumber型を使用する際には注意点がいくつか存在します。

今回は、その具体的な注意点とそれらの問題をどのようにして対処するか、サンプルコードと共に詳しく解説していきます。

○注意点1:浮動小数点の誤差

JavaScriptやTypeScriptのnumber型は、内部的にIEEE 754二進浮動小数点数として表現されています。

このため、浮動小数点数に関する計算で誤差が生じることがあります。

このコードでは、浮動小数点数の計算における誤差を確認する例を表しています。

この例では0.1と0.2を加算して、期待される結果と異なる結果が得られることを表しています。

const result = 0.1 + 0.2;
console.log(result);  // 0.30000000000000004

このような誤差が生じる原因は、二進浮動小数点数の表現に起因します。

この問題を解決するための一つの方法は、計算結果を整数に変換してから計算することです。

○対処法1:整数変換による計算

このコードでは、小数を使った計算を行う前に、一度整数に変換してから計算を行う方法を表しています。

この例では、浮動小数点数の誤差を回避して、正確な計算結果を得る方法を表しています。

const a = 0.1 * 10;
const b = 0.2 * 10;
const result = (a + b) / 10;
console.log(result);  // 0.3

この方法を用いることで、期待する計算結果を得ることができます。

○注意点2:大きな整数の扱い

TypeScriptのnumber型は、約-9,007,199,254,740,992から9,007,199,254,740,992までの整数を扱うことができます。

この範囲を超える整数を扱おうとすると、正確な計算ができなくなる可能性があります。

このコードでは、TypeScriptでの大きな整数の扱いに関する問題点を表しています。

この例では、範囲を超える整数を加算すると、計算結果が期待するものと異なることを表しています。

const bigNumber1 = 9007199254740991;
const bigNumber2 = 2;
const result = bigNumber1 + bigNumber2;
console.log(result);  // 9007199254740992

このような計算誤差を避けるために、大きな整数を扱う場合にはBigInt型を利用することが推奨されます。

○対処法2:BigInt型の利用

このコードでは、TypeScriptのBigInt型を使って、大きな整数の計算を行う方法を表しています。

この例では、BigInt型を使用して、正確な計算結果を得る方法を表しています。

const bigNumber1 = BigInt("9007199254740991");
const bigNumber2 = BigInt("2");
const result = bigNumber1 + bigNumber2;
console.log(result.toString());  // "9007199254740993"

BigInt型を使用することで、大きな整数の計算でも正確な結果を得ることができます。

●number型のカスタマイズ方法

TypeScriptのnumber型は、非常に柔軟であり、多くのカスタマイズ方法を提供しています。

これらのカスタマイズ方法を知ることで、より複雑な操作を簡単に、そして効果的に行えるようになります。

ここでは、number型をカスタマイズするための方法と実際のサンプルコードを紹介します。

○数値のフォーマット変更

数値を表示する際、通常の数字だけでなく、特定のフォーマットで表示したい場面があるかと思います。

例えば、通貨や桁区切りなどです。

このコードでは、数値を千の位ごとにカンマで区切って表示しています。

この例では、数値を文字列に変換し、正規表現を使って、桁区切りをしています。

function formatNumber(value: number): string {
    return value.toString().replace(/\B(?=(\d{3})+(?!\d))/g, ',');
}

// 使い方
let num: number = 1234567;
console.log(formatNumber(num));  // "1,234,567"

上記のコードは、数値1234567を”1,234,567″という形式の文字列として返します。

○数値の範囲指定

数値の範囲を制限したい場面もしばしばあります。

例として、0から100の間の数値だけを許容したい場面などが考えられます。

このコードでは、指定した範囲内に数値が収まっているかどうかを確認するコードを表しています。

この例では、minとmaxの2つの引数を受け取り、指定した範囲内にあるかどうかを確認しています。

function isInRange(value: number, min: number, max: number): boolean {
    return value >= min && value <= max;
}

// 使い方
let num: number = 55;
if (isInRange(num, 0, 100)) {
    console.log(`${num}は範囲内です。`);
} else {
    console.log(`${num}は範囲外です。`);
}

上記のコードでは、55という数値が0から100の範囲内にあるかどうかを確認し、範囲内であれば”55は範囲内です。”と表示します。

まとめ

TypeScriptでのnumber型は、プログラミングにおいて基本的かつ欠かせないデータ型と言えるでしょう。

この記事を通して、number型の基本的な使い方から、そのカスタマイズ方法まで、多岐にわたる内容を解説しました。

この記事が、あなたのTypeScriptにおけるnumber型の理解を深める手助けとなり、より質の高いコードを書く上での参考となれば幸いです。