CSSでゾンビエスケープを作る5つの方法

CSSで作るゾンビエスケープのイメージCSS
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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を凌駕する現役のプログラマチームによって監修されています。

サイト内のコードを共有する場合は、参照元として引用して下さいますと幸いです

今回の記事ではCSSを使ったゾンビエスケープを初心者でも簡単に作れる方法を5つ紹介します。

サンプルコードや応用例も一緒に学んで、あなたもCSSでゾンビエスケープを作成しましょう!

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
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●方法1:CSSアニメーションでゾンビを動かす

まずは、ゾンビキャラクターをCSSアニメーションで動かしてみましょう。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  .zombie {
    width: 100px;
    height: 100px;
    background-image: url('zombie.png');
    position: absolute;
    animation: move 4s linear infinite;
  }

  @keyframes move {
    0% { left: 0; }
    100% { left: 100%; }
  }
</style>
</head>
<body>
  <div class="zombie"></div>
</body>
</html>
<!-- zombie.pngは適宜ご自身の動かしたいキャラクターの画像に差し替えて使えます! -->

このコードでは、ゾンビの画像を背景に持つdiv要素を作成し、アニメーションで左から右へ移動させています。

●方法2:ゾンビのスピードを変化させる

ゾンビのスピードを変化させることで、エスケープがよりリアルになります。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<style>
  .zombie.fast {
    animation-duration: 2s;
  }

  .zombie.slow {
    animation-duration: 6s;
  }
</style>

このコードでは、新たに”fast”と”slow”のクラスを追加し、アニメーションのdurationを変更しています。

ゾンビにこれらのクラスを追加することで、スピードが変化します。

●方法3:エスケープエリアを作成する

次に、ゾンビから逃げるエスケープエリアを作成しましょう。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<style>
  .escape-area {
    width: 100px;
    height: 100px;
    background-color: green;
    position: absolute;
    right: 0;
    top: 50%;
    transform: translateY(-50%);
  }
</style>

このコードでは、エスケープエリアとして緑色の正方形を画面右上に配置しています。

プレイヤーがこのエリアに到達すれば、ゾンビから無事に逃げることができます。

●方法4:ゾンビとプレイヤーの衝突判定

ゾンビとプレイヤーが衝突した場合、ゲームオーバーとなります。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  /* 以前のスタイル定義を省略 */
</style>
<script>
  document.addEventListener('DOMContentLoaded', function() {
    const zombie = document.querySelector('.zombie');
    const player = document.querySelector('.player');

    setInterval(function() {
      const zombieRect = zombie.getBoundingClientRect();
      const playerRect = player.getBoundingClientRect();

      if (zombieRect.left < playerRect.right &&
          zombieRect.right > playerRect.left &&
          zombieRect.top < playerRect.bottom &&
          zombieRect.bottom > playerRect.top) {
        alert('ゲームオーバー!');
      }
    }, 100);
  });
</script>
</head>
<body>
  <div class="zombie"></div>
  <div class="player"></div>
  <div class="escape-area"></div>
</body>
</html>

このコードでは、JavaScriptを使ってゾンビとプレイヤーの衝突判定を行っています。

衝突した場合はアラートで「ゲームオーバー!」と表示されます。

●方法5:プレイヤーがエスケープエリアに到達した場合の処理

最後に、プレイヤーがエスケープエリアに到達した場合の処理を追加しましょう。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<script>
  /* 以前のスクリプトを省略 */

  document.addEventListener('keydown', function(event) {
    if (event.key === 'ArrowRight') {
      player.style.left = parseInt(player.style.left || 0) + 10 + 'px';
    }

    const playerRect = player.getBoundingClientRect();
    const escapeAreaRect = document.querySelector('.escape-area').getBoundingClientRect();

    if (playerRect.left < escapeAreaRect.right &&
        playerRect.right > escapeAreaRect.left &&
        playerRect.top < escapeAreaRect.bottom &&
        playerRect.bottom > escapeAreaRect.top) {
      alert('脱出成功!');
    }
  });
</script>

このコードでは、矢印キーでプレイヤーが動くようにしています。

プレイヤーがエスケープエリアに到達した場合、「脱出成功!」とアラートで表示されます。

以上で、CSSを使ったゾンビエスケープの基本的な作り方が完成しました。

これらの方法を応用して、さらにリッチなゾンビエスケープゲームを作成することができます。

●応用例1:複数のゾンビを追加する

ゲームをより面白くするために、複数のゾンビを追加してみましょう。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  /* 以前のスタイル定義を省略 */
</style>
</head>
<body>
  <div class="zombie"></div>
  <div class="zombie fast"></div>
  <div class="zombie slow"></div>
  <div class="player"></div>
  <div class="escape-area"></div>

  <script>
    /* 以前のスクリプトを省略 */
  </script>
</body>
</html>

このコードでは、3つのゾンビが登場し、それぞれ異なる速度で移動します。

プレイヤーはこれらのゾンビを避けながらエスケープエリアを目指します。

●応用例2:オブジェクトを配置して障害物にする

ゲームの難易度を上げるために、オブジェクトを配置して障害物にしてみましょう。

次のサンプルコードを参考にしてください。

<style>
  /* 以前のスタイル定義を省略 */

  .obstacle {
    width: 50px;
    height: 50px;
    background-color: brown;
    position: absolute;
  }
</style>

このコードでは、オブジェクトとして森色の正方形を定義しています。

これをゲーム画面に配置することで、プレイヤーは障害物を避けながら進む必要があります。

まとめ

この記事では、CSSを使ったゾンビエスケープの作り方、使い方、対処法を5つの方法とサンプルコードで解説しました。

また、応用例とサンプルコードも紹介しました。

これらを参考にして、あなたもオリジナルのゾンビエスケープゲームを作成してみてください。

最初は難しいかもしれませんが、少しずつ慣れていくことで、楽しくゲーム作成ができるようになります。

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