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HTMLのリファレンスを解説!初心者も使いこなせる5つのステップ

HTML, CSS, JavaScript, リファレンス, サンプルコード, 使い方, 注意点, カスタマイズ, ウェブデザイン, 初心者 HTML
この記事は約14分で読めます。

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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
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はじめに

この記事は、HTMLリファレンスの使い方をマスターしたい初心者の方に向けて書かれています

HTMLリファレンスは、ウェブ開発者にとって必要不可欠なツールです。

しかし、初めて見るとその多様性に圧倒されるかもしれません。

でも、ご安心ください。

この記事を読み進めていくうちに、HTMLリファレンスの基本から応用まで、しっかりと理解できるようになるでしょう。

今回は、HTMLリファレンスの作成方法から使い方、注意点、カスタマイズ方法まで、順を追って説明していきます。

サンプルコードや応用例も豊富に用意していますので、実際にコーディングしながら学ぶことができます。

HTMLリファレンスを使いこなせるようになれば、ウェブページ作成の可能性が大きく広がります。

●HTMLリファレンスとは?

HTMLリファレンスは、HTML(HyperText Markup Language)のタグや属性の一覧表です。

HTMLは、ウェブページの構造を作るためのマークアップ言語です。

文書の見出しや段落、リンク、画像などの要素を、タグを使って記述していきます。

しかし、HTMLには多数のタグや属性があり、全てを覚えておくのは大変です。

そこで、HTMLリファレンスが役立ちます。タグの意味や使い方、属性の種類などがまとめられているので、必要な情報をすぐに参照できます。

HTMLリファレンスを使いこなせば、効率的にウェブページを作成できるようになります。

タグの使い方で迷ったときや、新しい機能を追加したいときに、HTMLリファレンスを頼りにすることができます。

初心者からベテランまで、ウェブ開発者にとってHTMLリファレンスは必携のツールなのです。

●作成方法

では、実際にHTMLリファレンスを使ってウェブページを作成していく方法を見ていきましょう。

HTMLファイルは、テキストエディタを使って作成します。

○3.1. 基本構造

まず、HTMLファイルの基本構造を理解しておく必要があります。

HTMLファイルは、次のような構造になっています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>タイトル</title>
</head>
<body>
  <!-- ここにコンテンツを記述 -->
</body>
</html>

<!DOCTYPE html>は、このファイルがHTML5で書かれていることを宣言しています。

<html>タグはHTMLファイルのルート要素で、<head>タグと<body>タグを含みます。

<head>タグ内には、ページのタイトルやメタ情報を記述します。

<meta charset="UTF-8">は、文字コードをUTF-8に指定しています。

これで、日本語などの多言語を正しく表示できます。

<body>タグ内には、ページの本文となるコンテンツを記述していきます。

見出しや段落、リンク、画像など、様々な要素を組み合わせてページを構成します。

○3.2. コメントの記述

HTMLファイル内にコメントを残しておくと、コードの説明や注意点を記録できます。

コメントは次のように記述します。

<!-- これはコメントです -->

<!---->で囲まれた部分がコメントになります。

コメントはブラウザには表示されませんが、コードを見返したときに役立ちます。

○3.3. 見出しや段落の作成

ウェブページには、見出しと段落があります。

見出しは<h1>から<h6>までのタグで表現し、段落は<p>タグで囲みます。

<h1>大見出し</h1>
<h2>中見出し</h2>
<p>これは段落です。</p>

見出しは、<h1>が最も大きく、<h6>になるほど小さくなります。

適切な見出しを使うことで、ページの構造を明確にできます。

○3.4. リンクの挿入

他のページへのリンクを作成するには、<a>タグを使います。

<a href="https://example.com">ここをクリック</a>

href属性には、リンク先のURLを指定します。

<a>タグで囲まれたテキストがリンクになります。

○3.5. 画像の追加

ウェブページに画像を追加するには、<img>タグを使います。

<img src="example.jpg" alt="サンプル画像">

src属性には、表示する画像ファイルのURLを指定します。

alt属性には、画像の代替テキストを記述します。

これは、画像が表示されない場合や、スクリーンリーダーを使用している場合に役立ちます。

以上が、HTMLリファレンスを使ってウェブページを作成する基本的な方法です。

この要素を組み合わせることで、様々なページを作ることができます。

●使い方

HTMLリファレンスを実際に使ってみましょう。

サンプルコードを見ながら、使い方を理解していきます。

○4.1. サンプルコード

下記は、基本的なHTMLリファレンスを使ったサンプルコードです。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
  <h1>サンプルページ</h1>
  <p>これはサンプルページです。</p>
  <a href="https://example.com">ここをクリック</a>
  <img src="example.jpg" alt="サンプル画像">
</body>
</html>

このコードでは、見出し、段落、リンク、画像を組み合わせています。

<h1>タグでページタイトルを表示し、<p>タグで説明文を追加しています。

<a>タグでリンクを作成し、<img>タグで画像を表示しています。

実際にこのコードをHTMLファイルに保存し、ブラウザで開いてみてください。

シンプルですが、HTMLリファレンスの使い方が理解できるはずです。

○4.2. 応用例

次は、HTMLリファレンスをさらに活用した応用例を見ていきましょう。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>応用サンプル</title>
</head>
<body>
  <h1>お問い合わせフォーム</h1>
  <form action="/submit" method="post">
    <label for="name">お名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name">
    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email">
    <label for="message">お問い合わせ内容:</label>
    <textarea id="message" name="message"></textarea>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>
  <h2>おすすめ商品</h2>
  <ul>
    <li><a href="product1.html">商品1</a></li>
    <li><a href="product2.html">商品2</a></li>
    <li><a href="product3.html">商品3</a></li>
  </ul>
</body>
</html>

このコードでは、フォームとリストを作成しています。

<form>タグでフォームを作り、<input>タグでテキスト入力欄やメールアドレス入力欄を設置しています。

<textarea>タグでは、複数行のテキスト入力欄を作成しています。

また、<ul>タグと<li>タグを使って、順序なしリストを作成しています。

リストの各項目には、<a>タグでリンクを設定しています。

このように、HTMLリファレンスには多様なタグや属性があります。

フォームやリスト以外にも、テーブルや動画の埋め込みなど、様々な要素を使ってウェブページを構成できます。

HTMLリファレンスを参照しながら、必要な要素を選んで使うことが大切です。

●注意点

HTMLリファレンスを使う上で、いくつか注意点があります。

○5.1. タグの正しい使い方

HTMLタグは、それぞれ意味を持っています。

適切なタグを使うことで、ウェブページの構造を正しく表現できます。

例えば、見出しには<h1>から<h6>までのタグを使い、段落には<p>タグを使います。

タグの使い方を間違えると、ページの構造が崩れたり、検索エンジンに正しく伝わらなかったりする可能性があります。

HTMLリファレンスを参照して、タグの意味を理解し、適切に使うようにしましょう。

○5.2. 文字コードの指定

HTMLファイルには、文字コードを指定する必要があります。

日本語を使う場合は、UTF-8を指定するのが一般的です。

<meta charset="UTF-8">

このように、<head>タグ内で文字コードを指定します。

文字コードを指定しないと、日本語などの多言語が文字化けする可能性があります。

○5.3. 画像サイズの最適化

ウェブページに画像を使う場合は、画像サイズに注意が必要です。

大きすぎる画像を使うと、ページの読み込みが遅くなります。

画像は、表示するサイズに合わせて最適化しましょう。

画像編集ソフトを使って、適切なサイズにリサイズします。

また、JPEGやPNG、WebPなど、適切なファイル形式を選ぶことも大切です。

画像の最適化は、ページの表示速度を上げるだけでなく、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながります。

●カスタマイズ

HTMLリファレンスを使ってウェブページを作成したら、次はカスタマイズを考えましょう。

HTMLとCSSを組み合わせることで、ページのデザインを自由に変更できます。

○6.1. CSSの適用

CSSを使うと、HTML要素のデザインや配置を指定できます。

CSSは、次の3つの方法で適用できます。

  • 内部スタイルシート
  • 外部スタイルシート
  • インラインスタイル

内部スタイルシートは、<style>タグを使ってHTMLファイル内にCSSを記述する方法です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サンプルページ</title>
  <style>
    h1 {
      color: blue;
    }
    p {
      font-size: 18px;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <h1>サンプルページ</h1>
  <p>これはサンプルページです。</p>
</body>
</html>

外部スタイルシートは、CSSを別のファイルに記述し、HTMLファイルからリンクする方法です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サンプルページ</title>
  <link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>
<body>
  <h1>サンプルページ</h1>
  <p>これはサンプルページです。</p>
</body>
</html>

インラインスタイルは、HTML要素のstyle属性にCSSを直接記述する方法です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
  <h1 style="color: blue;">サンプルページ</h1>
  <p style="font-size: 18px;">これはサンプルページです。</p>
</body>
</html>

この方法を使い分けることで、ページ全体のデザインを統一したり、特定の要素だけ変更したりできます。

○6.2. JavaScriptの利用

HTMLとCSSに加えて、JavaScriptを使うことで、よりインタラクティブなウェブページを作ることができます。

JavaScriptは、次の2つの方法で適用できます。

  • 内部スクリプト
  • 外部スクリプト

内部スクリプトは、<script>タグを使ってHTMLファイル内にJavaScriptを記述する方法です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
  <button onclick="alert('クリックされました!')">クリック</button>
  <script>
    function showMessage() {
      alert('クリックされました!');
    }
  </script>
</body>
</html>

外部スクリプトは、JavaScriptを別のファイルに記述し、HTMLファイルからリンクする方法です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
  <button onclick="showMessage()">クリック</button>
  <script src="script.js"></script>
</body>
</html>

JavaScriptを使うことで、ボタンのクリックに反応したり、フォームの入力内容をチェックしたりといった動的な処理を行えます。

HTMLリファレンスを使いこなし、CSSとJavaScriptを組み合わせることで、オリジナリティあふれるウェブページを作成できます。

デザインや機能を自分の好みに合わせてカスタマイズし、ユニークなページを作ってみましょう。

まとめ

この記事では、HTMLリファレンスの基本から応用まで、幅広く解説してきました。

HTMLの基本構造や主要なタグの使い方、CSSやJavaScriptを使ったカスタマイズ方法など、ウェブページ作成に必要な知識を身につけることができたのではないでしょうか。

HTMLリファレンスは、ウェブ開発者にとって欠かせないツールです。

初めは覚えることが多くて大変かもしれませんが、使っているうちに少しずつ理解が深まっていきます。

HTMLリファレンスを参考にしながら、実際にウェブページを作ってみることが大切です。

自分だけのオリジナルページを作る喜びは、ウェブ開発の醍醐味の一つです。HTMLリファレンスを使いこなして、素敵なウェブページを作ってみてください。

そして、できあがったページを多くの人に見てもらいましょう。

あなたの作品が、誰かの役に立つかもしれません。