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HTML動画自動再生!驚くほど簡単な3ステップ

HTMLで動画を自動再生する方法の解説 HTML
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【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

📋 対応バージョン
HTML HTML5
JavaScript ES5+
Chrome 31+
Safari 6+
Firefox 20+
Edge 12+
IE 9-11
完全対応 一部機能制限

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はじめに

HTMLで動画を自動再生する方法について説明します。

●動画の自動再生とは

動画の自動再生とは、ウェブページに訪れた際に、動画が自動的に再生される機能のことです。ウェブサイトの訪問者が何も操作しなくても動画が再生されるため、訪問者の興味を引く効果があります。ただし、使用する際にはいくつかの注意点を理解しておく必要があるでしょう。

○HTMLで動画を自動再生する方法

HTMLで動画を自動再生するには、<video>タグにautoplay属性を追加します。これにより、ページが読み込まれた際に動画が自動的に再生されるようになります。基本的な構文は非常にシンプルで、初心者でも簡単に実装できるでしょう。

○注意点と対処法

自動再生機能には、いくつかの重要な注意点があります。

モバイル端末では自動再生が制限されることがあります。これは、データ通信量の節約やバッテリー消費を抑えるためです。対処法として、動画にはmuted属性を追加し、音声が再生されないようにすることが一般的でしょう。

自動再生される動画は、訪問者にとって迷惑になる場合があります。動画の再生ボタンや停止ボタンを設置し、訪問者が動画をコントロールできるようにすることが重要です。ユーザビリティを考慮した設計を心がけましょう。

○カスタマイズ方法

自動再生される動画に対して、さまざまなカスタマイズが可能です。例えば、再生速度を変更したり、ループ再生させたり、特定の時間から再生させることもできます。これらの機能を組み合わせることで、より効果的な動画表示が実現できるでしょう。

●サンプルコード

○基本的な自動再生コード

HTMLで動画を自動再生させる基本的なコードは下記のようになります。

<video src="example.mp4" autoplay></video>

このコードによって、example.mp4という動画ファイルが自動再生されます。

○応用例とサンプルコード

  1. 動画をミュートにして自動再生する場合
<video src="example.mp4" autoplay muted></video>
  1. 動画をループ再生させる場合
<video src="example.mp4" autoplay loop></video>
  1. 動画を特定の時間から再生させる場合
<video id="video" src="example.mp4" autoplay></video>
<script>
document.getElementById('video').addEventListener('loadedmetadata', function() {
    this.currentTime = 10;
});
</script>

上記のコードでは、動画が10秒から再生されます。JavaScriptを使用してメタデータの読み込み完了後に再生位置を設定する方法です。

まとめ

HTMLで動画を自動再生する方法について解説しました。基本的なautoplay属性の使用から、ミュート機能やループ再生、特定時間からの再生まで、さまざまな実装方法があります。モバイル端末での制限やユーザビリティを考慮した設計を行い、訪問者にとって快適なウェブサイトを作成することが大切でしょう。