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HTMLのブロック要素を完全ガイド!9つの使い方でコーディングスキルを劇的に向上

HTMLブロック要素の解説とサンプルコード HTML
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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

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はじめに

この記事を読めば、HTMLブロック要素を使いこなせるようになり、コーディングスキルが劇的に向上することができます。

●HTMLブロック要素とは

ブロック要素は、HTML文書内でレイアウトを行う際に欠かせない要素です。

一般的に、ブロック要素は他の要素を含むことができ、デフォルトで改行されて表示されます。

この記事では、HTMLブロック要素の基本的な使い方から応用例まで、初心者でも分かりやすいように詳しく解説していきます。

●ブロック要素の使い方

HTMLにはさまざまなブロック要素がありますが、代表的なものを下記に紹介します。

○1. div要素

div要素は、汎用的なブロック要素であり、主にページのレイアウトやデザインを行う際に使用されます。

<div>
  <p>ここはdiv要素内です。</p>
</div>

○2. p要素

p要素は、段落を表すブロック要素です。

テキストを適切なブロックで分割し、コンテンツを整理するために使用されます。

<p>ここは段落の一つです。</p>
<p>ここは別の段落です。</p>

○3. h1〜h6要素

h1〜h6要素は、見出しを表すブロック要素です。

h1が最も大きく重要な見出しで、h6が最も小さく重要度が低い見出しです。

<h1>大見出し</h1>
<h2>中見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>

○4. ol要素

ol要素は、順序付きリストを表すブロック要素です。

li要素と組み合わせて使用され、リストの項目が番号で表示されます。

<ol>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ol>

○5. ul要素

ul要素は、順序のないリストを表すブロック要素です。

li要素と組み合わせて使用され、リストの項目が点で表示されます。

<ul>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ul>

○6. li要素

li要素は、リストの項目を表すブロック要素です。

ol要素やul要素と組み合わせて使用されます。

<ol>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ol>

○7. table要素

table要素は、表を表すブロック要素です。

tr要素、th要素、td要素と組み合わせて使用され、データを整理して表示するために使用されます。

<table>
  <tr>
    <th>見出し1</th>
    <th>見出し2</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>データ1</td>
    <td>データ2</td>
  </tr>
</table>

○8. 注意点

ブロック要素を使用する際の注意点を挙げます。

  1. タグの閉じ忘れに注意しましょう。閉じタグを忘れると、予期しない表示や動作が発生することがあります。
  2. 入れ子構造に注意してください。ブロック要素は他のブロック要素を含むことができますが、適切な構造で記述することが重要です。
  3. CSSを使用してスタイルを設定しましょう。ブロック要素のデフォルトのスタイルは、ブラウザによって異なる場合があります。一貫した表示を実現するために、CSSを用いてスタイルを設定することが推奨されます。

○9. カスタマイズ方法

ブロック要素をカスタマイズする方法として、主にCSSを使用します。

CSSを使って、要素の幅や高さ、背景色、フォントサイズなどを設定することができます。

<style>
  div {
    width: 200px;
    height: 100px;
    background-color: lightblue;
  }
  p {
    font-size: 16px;
    color: darkblue;
  }
</style>

●応用例とサンプルコード

ブロック要素を使用した応用例を下記に紹介します。

○1. ナビゲーションメニュー

HTMLのブロック要素を使ってナビゲーションメニューを作成することができます。

<ul>
  <li><a href="#">ホーム</a></li>
  <li><a href="#">プロフィール</a></li>
  <li><a href="#">コンタクト</a></li>
</ul>

○2. 画像ギャラリー

ブロック要素を使って画像ギャラリーを作成することができます。

<div>
  <img src="image1.jpg" alt="画像1">
  <img src="image2.jpg" alt="画像2">
  <img src="image3.jpg" alt="画像3">
</div>

○3. フッター

HTMLのブロック要素を使ってフッターを作成することができます。

<footer>
  <p>&copy; 2023 Your Company. All rights reserved.</p>
</footer>

○4. レスポンシブデザイン

ブロック要素とCSSを組み合わせることで、レスポンシブデザインを実現することができます。

レスポンシブデザインとは、デバイスや画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整されるデザインのことです。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <style>
    .container {
      display: flex;
      flex-wrap: wrap;
    }
    .box {
      width: 100%;
      background-color: lightblue;
      padding: 20px;
      box-sizing: border-box;
      border: 1px solid darkblue;
    }
    @media screen and (min-width: 768px) {
      .box {
        width: calc(50% - 2px);
      }
    }
  </style>
</head>
<body>
  <div class="container">
    <div class="box">コンテンツ1</div>
    <div class="box">コンテンツ2</div>
    <div class="box">コンテンツ3</div>
    <div class="box">コンテンツ4</div>
  </div>
</body>
</html>

このサンプルコードでは、コンテンツを表すブロック要素を4つ配置し、CSSを使ってレスポンシブデザインに対応させています。

画面サイズが768px以上の場合、横並びに表示されますが、画面サイズが狭くなると、縦並びに変わります。

まとめ

HTMLのブロック要素は、ページの構造を整理するために使用される要素です。

この記事では、ブロック要素の種類や使い方、注意点、カスタマイズ方法、応用例を詳しく解説しました。

この記事を読めば、ブロック要素を使ったWebページの作成ができるようになります。