HTML aタグの完全マスター!5つの使い方&カスタマイズ例

HTMLのaタグを使用したリンクの例HTML
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【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を凌駕する現役のプログラマチームによって監修されています。

サイト内のコードを共有する場合は、参照元として引用して下さいますと幸いです

この記事を読めば、HTMLのaタグを使ってリンクを作成し、カスタマイズすることができるようになります。

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【HTML aタグとは】

HTMLのaタグは、ウェブページ内や外部のページへのリンクを作成するために使用されるタグです。

aタグを使うことで、テキストや画像にリンクを設定でき、クリックすることで指定されたページに移動します。

【aタグの基本構造】

aタグの基本構造は下記のようになります。

<a href="リンク先URL">リンクテキスト</a>

【aタグの使い方】

aタグを使ってさまざまなリンクを作成する方法を見ていきましょう。

それぞれの使い方にサンプルコードを示します。

○リンク先を別タブで開く

下記のように、aタグにtarget属性を追加して”_blank”を指定すると、リンク先が別のタブで開きます。

<a href="リンク先URL" target="_blank">リンクテキスト</a>

○リンク先を別ウィンドウで開く

下記のように、aタグにtarget属性に”_blank”とrel属性に”noopener noreferrer”を指定すると、リンク先が別ウィンドウで開きます。

<a href="リンク先URL" target="_blank" rel="noopener noreferrer">リンクテキスト</a>

○メールリンクの作成

下記のように、aタグのhref属性に”mailto:”とメールアドレスを指定すると、クリックするとメールアプリが開いて、指定されたアドレスにメールを送ることができます。

<a href="mailto:メールアドレス">メール送信リンク</a>

○アンカーリンクの作成

下記のように、aタグのhref属性にページ内の要素のid属性を指定することで、クリックするとその要素までスクロールして移動するアンカーリンクを作成できます。

<a href="#セクションID">アンカーリンク</a>

○ファイルダウンロードリンクの作成

下記のように、aタグのhref属性にダウンロードしたいファイルのURLを指定し、download属性を追加することで、クリックするとファイルがダウンロードされるリンクを作成できます。

<a href="ファイルURL" download>ダウンロードリンク</a>

【aタグのカスタマイズ】

aタグを使って、さまざまなデザインのリンクを作成しましょう。

○テキストリンクのスタイル変更

CSSを使って、テキストリンクの色や下線のスタイルを変更できます。

<style>
  a {
    color: 色;
    text-decoration: 下線のスタイル;
  }
</style>

○画像リンクの作成

下記のように、aタグの中にimgタグを入れることで、画像にリンクを設定できます。

<a href="リンク先URL">
  <img src="画像URL" alt="画像の説明">
</a>

○ボタンリンクの作成

下記のように、aタグにクラスを追加し、CSSを使ってボタンのデザインを設定することで、ボタンリンクを作成できます。

<a href="リンク先URL" class="button">ボタンリンク</a>
<style>
  .button {
    display: inline-block;
    padding: 10px 20px;
    background-color: 背景色;
    color: 文字色;
    text-decoration: none;
    border-radius: 5px;
  }
</style>

【aタグの注意点】

aタグを使用する際には、いくつかの注意点があります。

  1. aタグ内に他のインタラクティブな要素(ボタンや入力フォームなど)を入れないでください。
  2. rel属性に”noopener noreferrer”を設定することで、リンク先から元のページへのアクセスを制限し、セキュリティを向上させることができます。
  3. クリックできる範囲が小さいリンクは、ユーザーがタップしにくいため、適切なマージンやパディングを設定してタップしやすくしてください。

【aタグの応用例】

aタグを応用して、次のような機能を実装することができます。

○画像ギャラリーの作成

下記のように、aタグを使って画像ギャラリーを作成することができます。

<a href="大きい画像URL" class="gallery">
  <img src="サムネイル画像URL" alt="画像の説明">
</a>

○アコーディオンメニューの作成

下記のように、aタグとJavaScriptを使ってアコーディオンメニューを作成できます。

<a href="#" class="accordion-toggle">メニュータイトル</a>
<div class="accordion-content">コンテンツ</div>

○フッターナビゲーションの作成

下記のように、aタグを使ってフッターナビゲーションを作成できます。

<footer>
  <nav>
    <ul>
      <li><a href="リンク先URL">リンクテキスト</a></li>
      <!-- 他のリンクを追加 -->
    </ul>
  </nav>
</footer>

まとめ

この記事では、HTMLのaタグについて、初心者目線で詳しく解説しました。

ぜひこのコードを活用して下さい!