JavaScript初心者必見!数値フォーマットの方法10選

JavaScript初心者が数値フォーマットを学ぶための記事JS
この記事は約7分で読めます。

 

【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を凌駕する現役のプログラマチームによって監修されています。

サイト内のコードを共有する場合は、参照元として引用して下さいますと幸いです

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
(送信された情報は、プライバシーポリシーのもと、厳正に取扱い、処分させていただきます。)

はじめに

この記事を読むことで、JavaScript初心者でも数値フォーマットの方法を習得できるようになります。

JavaScriptで数値を扱う際にフォーマットが重要で、見た目や計算の正確さにも影響します。

ここでは、JavaScriptで数値をフォーマットする方法を10選紹介し、使い方や対処法、注意点、カスタマイズ方法を詳しく徹底解説していきます。

●JavaScriptで数値をフォーマットする方法

○方法1:toLocaleStringを使用する

toLocaleStringメソッドは、数値をロケールに応じた文字列に変換するためのメソッドです。

このメソッドを使って、数値をカンマ区切りに変換することができます。

const number = 1234567.89;
const formattedNumber = number.toLocaleString();
console.log(formattedNumber); // "1,234,567.89"

○方法2:toFixedを使用する

toFixedメソッドは、数値を指定した小数点以下の桁数に丸めて文字列に変換するためのメソッドです。

このメソッドを使って、数値を指定した小数点以下の桁数に丸めることができます。

const number = 123.4567;
const formattedNumber = number.toFixed(2); // 小数点以下2桁に丸める
console.log(formattedNumber); // "123.46"

この例では、123.4567という数値を小数点以下2桁に丸めて、”123.46″という文字列に変換しています。

○方法3:toPrecisionを使用する

toPrecisionメソッドは、数値を指定した有効桁数に丸めて文字列に変換するためのメソッドです。

このメソッドを使って、数値を指定した有効桁数に丸めることができます。

const number = 123.4567;
const formattedNumber = number.toPrecision(3); // 有効桁数3桁に丸める
console.log(formattedNumber); // "123"

この例では、123.4567という数値を有効桁数3桁に丸めて、”123″という文字列に変換しています。

○方法4:parseIntを使用する

parseInt関数は、数値を整数に変換するための関数です。

この関数を使って、数値を整数に変換することができます。

const number = 123.4567;
const formattedNumber = parseInt(number); // 整数に変換する
console.log(formattedNumber); // 123

この例では、123.4567という数値を整数に変換して、123という整数にしています。

○方法5:parseFloatを使用する

parseFloat関数は、文字列を浮動小数点数に変換するための関数です。

この関数を使って、文字列を浮動小数点数に変換することができます。

const stringNumber = "123.4567";
const formattedNumber = parseFloat(stringNumber); // 浮動小数点数に変換する
console.log(formattedNumber); // 123.4567

この例では、”123.4567″という文字列を浮動小数点数に変換して、123.4567という数値にしています。

○方法5:parseFloatを使用する

parseFloat関数は、文字列を浮動小数点数に変換するための関数です。

この関数を使って、文字列を浮動小数点数に変換することができます。

const stringNumber = "123.4567";
const formattedNumber = parseFloat(stringNumber); // 浮動小数点数に変換する
console.log(formattedNumber); // 123.4567

この例では、”123.4567″という文字列を浮動小数点数に変換して、123.4567という数値にしています。

○方法6:数値をカンマ区切りにする

数値をカンマ区切りにするには、toLocaleStringメソッドを使います。

const number = 1234567.89;
const formattedNumber = number.toLocaleString(); // カンマ区切りにする
console.log(formattedNumber); // "1,234,567.89"

この例では、1234567.89という数値をカンマ区切りにして、”1,234,567.89″という文字列に変換しています。

○方法7:数値を指数表記にする

数値を指数表記にするには、toExponentialメソッドを使います。

const number = 1234567;
const formattedNumber = number.toExponential(); // 指数表記にする
console.log(formattedNumber); // "1.234567e+6"

この例では、1234567という数値を指数表記にして、”1.234567e+6″という文字列に変換しています。

○方法8:数値を16進数表記にする

数値を16進数表記にするには、toStringメソッドを使います。

const number = 255;
const formattedNumber = number.toString(16); // 16進数表記にする
console.log(formattedNumber); // "ff"

この例では、255という数値を16進数表記にして、”ff”という文字列に変換しています。

○方法9:カスタムフォーマット関数を作成する

特定のフォーマットに変換するためのカスタム関数を作成することもできます。

function customFormat(number) {
  // ここにフォーマットの処理を書く
  return formattedNumber;
}

○方法10:外部ライブラリを利用する

数値のフォーマットに関する外部ライブラリも多く存在します。例えば、Numeral.jsやAccounting.jsなどがあります。

これらのライブラリを利用することで、簡単に数値をフォーマットできます。

Numeral.jsの利用例

<!-- Numeral.jsの読み込み -->
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/numeral.js/2.0.6/numeral.min.js"></script>
<script>
  const number = 1234567.89;
  const formattedNumber = numeral(number).format('0,0.00'); // カンマ区切りにする
  console.log(formattedNumber); // "1,234,567.89"
</script>

この例では、Numeral.jsを使って数値をカンマ区切りにフォーマットしています。

●注意点と対処法

数値のフォーマットに関しては、使用するメソッドや関数によって結果が異なる場合があります。

また、ブラウザによっても対応状況が異なることがあるため、注意が必要です。

対処法としては、対応範囲が広いメソッドや関数を選択するか、外部ライブラリを利用することが有効です。

まとめ

本記事では、JavaScriptで数値をフォーマットする方法を10通り紹介しました。

それぞれの方法には特徴と使用場面がありますので、適切な方法を選択して利用してください。

また、注意点や対応状況についても理解しておくことが重要です。

この記事を読めば、数値をフォーマットする方法をマスターできるようになります。