PHPで文字列長を計測する5つのステップ

PHPの文字列長を計測するサンプルコードPHP
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説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

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はじめに

この記事を読むことで、PHPで文字列の長さを正確に計測するスキルを身につけることができます。

具体的なサンプルコードを通じて、PHPのstrlen関数とmb_strlen関数の使用方法を理解し、実際のプログラミングで役立てることができるようになります。

●PHPにおける文字列長の計測とは

文字列長の計測とは、文字列に含まれる文字数を数えることです。PHPにはこの操作を行うための関数が提供されています。

それらの関数を理解し使いこなすことは、PHPプログラミングにおいて重要なスキルです。

○文字列長計測の重要性

文字列長の計測は、文字列を扱う多くの処理で必要となります。

例えば、ユーザからの入力データが一定の長さ以下であることを確認するバリデーション、文字列を一定の長さで分割する処理、データベースのフィールドサイズに合わせて文字列を切り詰める処理など、様々な場面で文字列長の計測は必要となります。

●PHPでの文字列長の計測方法

PHPで文字列の長さを計測するには主に2つの関数、strlenとmb_strlenが利用されます。

○文字列長計測の基本関数:strlen

PHPで文字列長を計測する最も基本的な関数はstrlenです。

これは単純に文字列に含まれるバイト数を数える関数です。

□サンプルコード1:strlenを用いた文字列長の計測

$text = "Hello, world!";
echo strlen($text); // 出力: 13

このコードでは、strlen関数を用いて文字列$textの長さを計測しています。

文字列$textには”Hello, world!”という13文字が含まれているので、結果として13が出力されます。

○マルチバイト文字対応:mb_strlen

一方、日本語などのマルチバイト文字を含む文字列の長さを計測する際には、mb_strlen関数を使用します。

この関数はマルチバイト文字を1文字としてカウントするため、マルチバイト文字を適切に扱うことができます。

□サンプルコード2:mb_strlenを用いた文字列長の計測

$text = "

こんにちは、世界!";
echo mb_strlen($text, 'UTF-8'); // 出力: 8

このコードでは、mb_strlen関数を用いて文字列$textの長さを計測しています。

文字列$textには”こんにちは、世界!”という8文字が含まれているので、結果として8が出力されます。

また、mb_strlen関数の第二引数に’UTF-8’を指定することで、文字列がUTF-8でエンコードされていることを明示しています。

●実践!PHPでの文字列長計測の応用例

それでは、PHPで文字列長を計測する具体的な応用例をいくつか見ていきましょう。

具体的な場面を通じて、文字列長計測の技術がどのように役立つか理解していきましょう。

○文字列処理における実践的な長さ計測

PHPでは、文字列の長さ計測は非常に重要です。

それは、入力データのバリデーション、文字列の切り出し、データベースのフィールド長チェックなど、多くの場面で文字列長の計測が必要となるからです。

□サンプルコード3:ユーザ入力値の長さチェック

$user_input = $_POST['user_input'];
if(mb_strlen($user_input, 'UTF-8') > 100){
    echo "入力文字数が多すぎます。";
}else{
    echo "入力を受け付けました。";
}

このコードでは、ユーザからの入力値の長さをチェックしています。

ユーザから受け取った入力値$user_inputの文字数が100文字を超えている場合には、”入力文字数が多すぎます。”と表示し、それ以外の場合には”入力を受け付けました。”と表示します。

□サンプルコード4:文字列の一部切り出し

$text = "こんにちは、世界!";
$substring = mb_substr($text, 0, 5, 'UTF-8');
echo $substring; // 出力: "こんにちは"

このコードでは、文字列$textの一部を切り出しています。

具体的には、mb_substr関数を用いて$textの最初の5文字を切り出しています。結果として、”こんにちは”と出力されます。

□サンプルコード5:データベースフィールドの最大長さチェック

$db_field_max_length = 255;
$text = $_POST['user_text'];
if(mb_strlen($text, 'UTF-8') > $db_field_max_length){
    echo "テキストが長すぎます。";
}else{
    echo "テキストを保存しました。";
}

このコードでは、データベースのフィールドに保存するテキストの長さをチェックしています。

ユーザから受け取ったテキスト$textの文字数がフィールドの最大長である$db_field_max_lengthを超えている場合には、”テキストが長すぎます。”と表示し、それ以外の場合には”テキストを保存しました。”と表示します。

●注意点と対処法

PHPで文字列の長さを計測する際にはいくつかの注意点があります。

これらに対処することで、予期せぬエラーや不具合を避けることができます。

○PHPのバージョンによる違い

PHPのバージョンによって、文字列の長さを計測する関数の挙動が異なる場合があります。

そのため、適用しているPHPのバージョンを確認し、それに応じて適切な関数を使用することが重要です。

たとえば、strlen関数はPHPのバージョンによってはマルチバイト文字を正しく扱えない可能性があります。

そのため、マルチバイト文字を含む文字列の長さを計測する場合には、mb_strlen関数を使用することが推奨されます。

$text = 'こんにちは';
echo strlen($text); // 15
echo mb_strlen($text, 'UTF-8'); // 5

このコードでは、’こんにちは’という文字列の長さをstrlen関数とmb_strlen関数で計測しています。

結果として、strlen関数では15と出力されますが、これは’こんにちは’がマルチバイト文字であるためです。一方、mb_strlen関数では5と正しく出力されます。

○エンコーディングの問題

PHPで文字列の長さを計測する際には、文字列のエンコーディングも考慮する必要があります。

異なるエンコーディングでは、同じ文字列でも長さが異なる場合があります。

例えば、’こんにちは’という文字列は、UTF-8エンコーディングでは5文字として計測されますが、Shift_JISエンコーディングでは10文字として計測されます。

$text = 'こんにちは';
echo mb_strlen($text, 'UTF-8'); // 5
echo mb_strlen($text, 'Shift_JIS'); // 10

このコードでは、’こんにちは’という文字列の長さをUTF-8とShift_JISの2つの異なるエンコーディングで計測しています。

結果として、UTF-8では5と出力されますが、Shift_JISでは10と出力されます。

以上のように、PHPで文字列の長さを計測する際には、使用しているPHPのバージョンや文字列のエンコーディングに注意することが重要です。

まとめ

この記事では、PHPで文字列の長さを計測する方法について詳しく解説しました。

PHPのバージョンやエンコーディングに注意しながら、適切な関数を用いて文字列の長さを計測することが重要であることを理解しました。

また、具体的な応用例を通じて、文字列長の計測がPHPプログラミングにおいてどのように役立つかを学びました。

これらの知識を身につけることで、あなたもPHPでの文字列処理に自信を持つことができるでしょう。