C言語で.txtファイルを作成する5つの詳細なステップ

初心者がC言語で.txtファイルを作成するためのガイドブックC言語

 

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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10000時間以上』を満たすプログラマ集団によって監修されています。

はじめに

C言語を使用して.txtファイルを作成する方法について、初心者でも理解できるように徹底解説します。

本記事では、C言語の基本から.txtファイルの特性、実際のファイル作成の方法まで、5つの詳細なステップを通じて解説します。

プログラミングの基本を理解し、自分だけの.txtファイルを作成するスキルを身につけるための情報が詰まっています。

●C言語とは

C言語は、1970年代に開発された高級プログラミング言語で、現在でも多くのシステムやアプリケーションの開発に使われています。

C言語は、その高いポータビリティとパフォーマンス、そしてプログラミングの基本を理解するのに適した文法構造から、初心者にも理解しやすい言語とされています。

○C言語の基本

C言語では、プログラムは一連の命令文から構成され、それらは通常上から下へと順番に実行されます。

また、C言語では変数を使用してデータを保持し、関数を使って特定のタスクを実行します。

これらの基本概念を理解することで、より複雑なプログラミングタスクにも対応できるようになります。

●.txtファイルとは

.txtファイルは、テキストファイルの一種で、テキストエディターやワードプロセッサーなどで開くことができます。

.txtファイルは、様々な文字エンコーディングをサポートしており、また特殊な形式やフォーマットを必要としないため、あらゆる種類のテキストデータを保存するのに適しています。

○.txtファイルの特性

.txtファイルは、そのシンプルさから幅広い用途に使用されます。

たとえば、プログラミングでは、設定ファイルやログファイルとして利用されます。

また、情報を交換したり、データを保存したりする際にもよく使用されます。

特に、.txtファイルは、データの互換性が求められる場面で重宝されます。

●C言語で.txtファイルを作成する方法

それでは、C言語を使用して.txtファイルを作成する方法を、次の5つのステップとサンプルコードで解説していきます。

○サンプルコード1:基本的な.txtファイルの作成

このコードでは、C言語の「fopen」関数を使って.txtファイルを作成するコードを紹介しています。

この例では、”w”(書き込みモード)を指定して、新しい.txtファイル(”sample.txt”)を作成しています。

#include <stdio.h>

int main() {
    FILE *file;
    file = fopen("sample.txt", "w");
    if (file == NULL) {
        printf("ファイルが開けません。\n");
        return 1;
    }
    fclose(file);

    return 0;
}

上記のコードを実行すると、”sample.txt”という新しいファイルがプログラムと同じディレクトリに作成されます。

ただし、ファイルが正しく開けなかった場合はエラーメッセージが表示されます。

○サンプルコード2:ファイルへの書き込み

このコードでは、C言語の「fprintf」関数を使って.txtファイルにデータを書き込むコードを紹介しています。

この例では、”Hello, World!”という文字列を”sample.txt”ファイルに書き込んでいます。

#include <stdio.h>

int main() {
    FILE *file;
    file = fopen("sample.txt", "w");
    if (file == NULL) {
        printf("ファイルが開けません。\n");
        return 1;
    }
    fprintf(file, "Hello, World!\n");
    fclose(file);

    return 0;
}

上記のコードを実行すると、”sample.txt”というファイルに”Hello, World!”という文字列が書き込まれます。

同じく、ファイルが開けない場合はエラーメッセージが表示されます。

○サンプルコード3:ファイルからの読み込み

これまでに、基本的な.txtファイルの作成と、ファイルへの書き込みについて見てきました。

次に、C言語でファイルから情報を読み込む方法について説明します。

このコードでは、fopen関数とfgets関数を使って.txtファイルから文字列を読み込み、その文字列を出力するコードを紹介しています。

この例では、先ほど書き込んだ.txtファイルを開き、その中の情報を取得しています。

ファイルからの読み込みに関するサンプルコードを紹介します。

#include <stdio.h>

int main() {
    FILE *fp;
    char buf[255];

    fp = fopen("sample.txt", "r");
    fgets(buf, 255, fp);
    printf("%s\n", buf);

    fclose(fp);

    return 0;
}

このコードでは、最初にsample.txtファイルを読み込みモードで開きます。

次にfgets関数を使用して、ファイルから一行の情報を取得します。

取得した情報はbufという名前の配列に保存されます。

最後に、取得した情報をprintf関数を使用して出力します。

このコードを実行すると、sample.txtファイルの最初の行が出力されます。

この方法で、必要な情報を.txtファイルから効率よく読み込むことが可能です。

次に、このサンプルコードを改変して、ファイルからすべての行を読み込むコードを作成してみましょう。

#include <stdio.h>

int main() {
    FILE *fp;
    char buf[255];

    fp = fopen("sample.txt", "r");
    while(fgets(buf, 255, fp)) {
        printf("%s", buf);
    }

    fclose(fp);

    return 0;
}

このコードでは、whileループを使用してファイルの終端まで一行ずつ読み込みます。

fgets関数はファイルの終端に達するとNULLを返すため、whileループの条件に使用することで、ファイルからすべての行を読み込むことができます。

このコードを実行すると、sample.txtファイルのすべての行が出力されます。

○サンプルコード4:ファイルの更新

ここでは、すでに存在する.txtファイルに新たなデータを追加して、その内容を更新する方法について説明します。

ファイルの更新を行うための基本的なC言語のコードを紹介します。

#include <stdio.h>

int main() {
    FILE *fp;
    fp = fopen("sample.txt", "a");

    if(fp == NULL) {
        printf("ファイルが開けません。\n");
        return 1;
    }

    fprintf(fp, "追加のテキスト\n");

    fclose(fp);

    return 0;
}

このコードでは、”a”(追加)モードで既存のファイルを開き、新たなテキストを追加しています。

そして、それをファイルに書き込みます。最後にファイルを閉じています。

このコードを実行すると、既存の”sample.txt”ファイルに “追加のテキスト\n” が書き加えられます。

もし”sample.txt”というファイルが存在しない場合、新しくその名前のファイルが作成され、同様にテキストが書き込まれます。

注意すべき点としては、”a”モードでファイルを開いた場合、すでにファイルに存在するデータはそのまま残り、新たに追加されたテキストはファイルの最後に追記されます。

これは、テキストを更新するというよりも追加するという動作になるため、もしファイルの中身を全て新しく書き換える場合には “w” モードを使用する必要があります。

次に、これを応用した例を見てみましょう。例えば、プログラムの実行結果を既存のログファイルに追記するためのコードを考えます。

それには、次のようなコードを使用できます。

#include <stdio.h>
#include <time.h>

int main() {
    FILE *fp;
    fp = fopen("log.txt", "a");

    if(fp == NULL) {
        printf("ファイルが開けません。\n");
        return 1;
    }

    time_t now = time(NULL);
    struct tm *pnow = localtime(&now);

    fprintf(fp, "%04d年%02d月%02d日 %02d時%02d分%02d秒: プログラム実行\n",
            pnow->tm_year + 1900, pnow->tm_mon + 1, pnow->tm_mday,
            pnow->tm_hour, pnow->tm_min, pnow->tm_sec);

    fclose(fp);

    return 0;
}

このコードは、現在の日付と時間に加えて “プログラム実行”というメッセージを”log.txt”ファイルに追記します。

このような手法は、プログラムの動作を追跡したいときや、問題が発生した場合の原因解析に役立ちます。

○サンプルコード5:エラーハンドリング

エラーハンドリングはプログラムが予期しない事態に遭遇した時に適切に対応するための重要なプロセスです。

ファイルを操作する際には、様々なエラーが発生する可能性があります。

例えば、存在しないファイルを開こうとしたり、書き込み権限のないファイルに書き込もうとするといった事態です。

下記のコードでは、C言語のエラーハンドリングの基本的な手法を表しています。

ファイルが開けなかった場合に、その旨を表すメッセージを表示してプログラムを終了する例です。

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main() {
    FILE *file;
    file = fopen("test.txt", "r");

    if (file == NULL) {
        printf("ファイルが開けません\n");
        exit(1);
    }

    // ファイル操作の処理

    fclose(file);
    return 0;
}

このコードでは、fopen関数を使ってファイルを開く操作を行っています。

もし何らかの理由でファイルが開けなかった場合(例えば、該当のファイルが存在しない場合やアクセス権限がない場合など)、fopen関数はNULLを返します。

そのため、ファイルポインタfileがNULLであるかどうかをチェックすることで、ファイルが正しく開けたかを確認することができます。

もしfileがNULLであった場合、つまりファイルが開けなかった場合には、「ファイルが開けません」というメッセージを表示した後に、exit関数を使ってプログラムを終了させています。

このようにエラーハンドリングを適切に行うことで、プログラムが予期せぬエラーに遭遇した際でも、適切に対応することができます。

また、エラーメッセージを適切に設定することで、何が問題でプログラムが停止したのかを開発者が理解しやすくなります。

次に、エラーハンドリングの応用例として、試みたファイル操作が成功したかどうかをチェックし、成功しなかった場合にエラーメッセージを表示するプログラムを紹介します。

ここでは、fputs関数を使ってファイルに書き込む操作を行い、その結果を確認しています。

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main() {
    FILE *file;
    file = fopen("test.txt", "w");

    if (file == NULL) {
        printf("ファイルが開けません\n");
        exit(1);
    }

    if (fputs("Hello, World!\n", file) == EOF) {
        printf("ファイルへの書き込みに失敗しました\n");
        exit(1);
    }

    fclose(file);
    return 0;
}

このコードでは、fputs関数を使って文字列”Hello, World!\n”をファイルに書き込んでいます。

もし何らかの理由で書き込みが失敗した場合、fputs関数はEOF(End Of File)を返します。

そのため、fputs関数の戻り値がEOFであるかどうかをチェックすることで、書き込みが正しく行われたかを確認することができます。

もし書き込みが失敗した場合には、「ファイルへの書き込みに失敗しました」というメッセージを表示した後に、exit関数を使ってプログラムを終了させています。

●C言語で.txtファイルを作成する際の注意点と対処法

C言語で.txtファイルを作成する際には、いくつかの注意点があります。

ここではそれらについて詳しく説明し、それぞれの対処法を示します。

まず第一に、ファイルのオープンに失敗した場合のエラーハンドリングが重要です。

下記のコードは、ファイルのオープンに失敗した場合にエラーメッセージを出力する例です。

FILE *fp;
fp = fopen("sample.txt", "r");

if(fp == NULL) {
    perror("ファイルオープンに失敗しました");
    return -1;
}

このコードでは、fopen関数でファイルを開く際に、ファイルポインタがNULLを返したら(つまりファイルのオープンに失敗したら)、エラーメッセージを出力してプログラムを終了します。

こういったエラーハンドリングを行うことで、予期しない動作を防ぐことができます。

次に注意すべき点は、ファイルを閉じることの重要性です。

ファイルを開いた後は、必ずfclose関数で閉じるようにしましょう。

これを怠ると、他のプログラムからそのファイルへのアクセスができなくなる可能性があります。

FILE *fp;
fp = fopen("sample.txt", "r");

// ファイル操作の処理

fclose(fp);

このコードでは、fclose関数で開いたファイルを閉じています。

これにより、他のプログラムが同じファイルにアクセスできるようになります。

さらに、C言語でのファイル操作では、ファイルの読み書き位置を意識することも重要です。

fseek関数を使って、ファイル内の読み書き位置を制御することができます。

FILE *fp;
fp = fopen("sample.txt", "r+");

// ファイルの先頭から10バイト目に移動
fseek(fp, 10, SEEK_SET);

// ファイル操作の処理

fclose(fp);

このコードでは、fseek関数でファイルの読み書き位置を10バイト目に設定しています。

こうすることで、ファイルの特定の位置から読み書きを開始できます。

●C言語で.txtファイルを作成する応用例

前述の基本的な手順と注意点を理解したら、C言語を使って.txtファイルをより効率的に利用するための具体的な応用例を見てみましょう。

下記の3つのサンプルコードは、データのソート、ログファイルの作成、大量のデータの処理を行う方法を表しています。

○サンプルコード6:データのソート

このコードでは、ファイルからデータを読み取り、そのデータをソート(整列)した後、結果を新たなファイルに書き込む例を表しています。

この例では、C言語のqsort関数を使ってデータをソートしています。

#include<stdio.h>
#include<stdlib.h>

#define MAX 1000

int compare(const void *a, const void *b) {
    return *(int*)a - *(int*)b;
}

void main() {
    FILE *fp;
    int array[MAX];
    int i, count = 0;

    // ファイルからデータを読み込む
    fp = fopen("data.txt", "r");
    while(fscanf(fp, "%d", &array[count]) != EOF) {
        count++;
    }
    fclose(fp);

    // データをソート
    qsort(array, count, sizeof(int), compare);

    // ソートされたデータを新しいファイルに書き込む
    fp = fopen("sorted.txt", "w");
    for(i = 0; i < count; i++) {
        fprintf(fp, "%d\n", array[i]);
    }
    fclose(fp);
}

このコードを実行すると、”data.txt”というファイルからデータを読み込み、そのデータをソートします。

ソートされた結果は、”sorted.txt”という新しいファイルに書き込まれます。

○サンプルコード7:ログファイルの作成

次のコードは、プログラムの実行過程を記録するログファイルを作成する例を表しています。

この例では、C言語の時間関数とともにファイル操作を使ってログファイルを作成しています。

#include<stdio.h>
#include<time.h>

void main() {
    FILE *fp;
    time_t t;
    struct tm *local;

    t = time(NULL);
    local = localtime(&t);

    fp = fopen("log.txt", "a");
    fprintf(fp, "%04d/%02d/%02d %02d:%02d:%02d: ログメッセージ\n",
            local->tm_year + 1900, local->tm_mon + 1, local->tm_mday,
            local->tm_hour, local->tm_min, local->tm_sec);
    fclose(fp);
}

このコードを実行すると、現在の日時とともに”ログメッセージ”というテキストを”log.txt”というファイルに追記します。

ログファイルは、プログラムの実行過程を追うのに役立つツールです。

○サンプルコード8:大量のデータの処理

最後に、大量のデータを効率的に処理するためのコードを見てみましょう。

この例では、ファイルの内容を一行ずつ読み込み、特定の処理(ここでは行数のカウント)を行う方法を表しています。

#include<stdio.h>

void main() {
    FILE *fp;
    char buffer[256];
    int lines = 0;

    fp = fopen("bigdata.txt", "r");
    while(fgets(buffer, sizeof(buffer), fp) != NULL) {
        lines++;
    }
    fclose(fp);

    printf("行数: %d\n", lines);
}

このコードを実行すると、”bigdata.txt”というファイルの行数をカウントし、その結果を表示します。

大量のデータを扱う場合、一度に全てのデータを読み込むのではなく、一部ずつ処理することでメモリの使用量を抑えることができます。

まとめ

この記事を通じて、初心者でもC言語を使って.txtファイルを作成する方法を紹介しました。

基本的な.txtファイルの作成から始まり、ファイルへの書き込み、ファイルからの読み込み、ファイルの更新、そしてエラーハンドリングまでの5つのステップを詳細に学びました。

また、それぞれのステップには実際のサンプルコードが付随し、理論的な説明だけでなく実践的な理解も深めることができました。

更に、C言語で.txtファイルを作成する際の注意点や対処法、さらにはデータのソート、ログファイルの作成、大量のデータの処理といった応用例まで詳しく解説しました。

これらの内容を頭に入れておけば、日々のプログラミング作業で必ず役立つでしょう。

これらの内容は一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、基本的なプログラミングの知識をもとにステップバイステップで学ぶことで、あなたも自分だけの.txtファイルをC言語で作成することができるようになるでしょう。

プログラミングは一見複雑そうですが、コードの一つ一つを理解し、なぜそのような動きをするのかを理解すれば、必ず理解できます。

この記事が、あなたのC言語学習、特に.txtファイルの作成において一助となれば幸いです。