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CSSでclassを使おう!完全理解の5ステップ解説

CSSの書き方・classの使い方を徹底解説 CSS
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【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
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はじめに

CSSはウェブデザインにおいて重要な役割を果たします。

この記事では、CSSの基礎からclassの使い方までを詳しく解説します。

初心者でも理解しやすいように、順を追って説明することを心がけています。

まず、CSSとは何か、その基本的な書き方について見ていきましょう。

●CSS基礎入門

CSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブページの見た目を整えるための言語です。

HTMLがページの構造を定義するのに対し、CSSはそのスタイルを指定します。

例えば、テキストの色、フォント、間隔、レイアウトなどがこれに該当します。

ウェブページの見栄えを良くし、使いやすいデザインを実現するためにCSSは不可欠です。

○CSSとは何か

CSSはスタイルシート言語として知られています。

HTMLやXML文書の見た目やフォーマットを制御します。

CSSを使用することで、複数のページにまたがる一貫したスタイルを簡単に適用でき、コンテンツとデザインを分離することができます。

これにより、メンテナンスが容易になり、ウェブページのアクセシビリティが向上します。

○CSSの書き方

CSSを書く際の基本的な構文はシンプルです。

スタイルを適用したいHTML要素を指定し、中括弧「{}」で囲んだ中に、プロパティと値を「プロパティ:値;」の形式で記述します。

例えば、p要素のテキストを赤色にしたい場合は以下のように書きます。

p {
    color: red;
}

このコードでは、pタグで囲まれたテキストに赤色を適用しています。

色はCSSで定義された色名や、RGB、HEXコードなどで指定することができます。

このシンプルな構造により、CSSは非常に学びやすく、強力なツールとなります。

●class属性の活用方法

CSSにおけるclass属性は、スタイルを再利用可能にする強力なツールです。

class属性を利用することで、同じスタイルを異なるHTML要素に簡単に適用できます。

これにより、コードの重複を避け、効率的なスタイルの管理が可能になります。

class属性を使うと、ウェブページ全体で一貫したデザインを実現しやすくなります。

○classとは

class属性は、HTML要素に名前を付け、その要素に特定のCSSスタイルを適用するために使用されます。

class属性を持つ要素は、指定されたスタイルを共有することができます。

これにより、スタイルシート内で同じスタイルルールを何度も書く必要がなくなり、ウェブページのメンテナンスが容易になります。

また、class属性は複数の要素に対して同時に適用することができ、非常に柔軟なデザインが可能です。

○classを使ったサンプルコード

例として、同じスタイルを持つ複数の要素にclass属性を適用する方法を見てみましょう。

下記のサンプルコードでは、class属性を使用して、異なるHTML要素に同じスタイルを適用しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.blue-text {
    color: blue;
    font-size: 20px;
}
</style>
</head>
<body>

<h1 class="blue-text">これは青いテキストの見出しです</h1>
<p class="blue-text">これは青いテキストの段落です</p>

</body>
</html>

このコードでは、.blue-textというclassを定義しています。

このclassは、色を青にし、フォントサイズを20pxに設定するスタイルを含んでいます。

その後、<h1><p>タグにこのclassを適用しています。

これにより、これらの要素は指定されたスタイルを共有し、ウェブページ上で統一感のある外観を持つことになります。

このサンプルコードの実行結果は、青い色の20pxフォントサイズのテキストが含まれた見出しと段落が表示されることになります。

このようにclass属性を使うことで、スタイルの再利用が容易になり、コードの効率化と整理が促進されます。

●応用例で学ぶCSS

CSSの応用例を学ぶことで、ウェブデザインの幅が大きく広がります。

ここでは、実際のウェブサイト制作において頻繁に使用される応用例をいくつか取り上げます。

これらの例を通じて、CSSが持つ多様な可能性を理解し、自分のウェブページに応用してみましょう。

○ボタンのスタイル変更

ボタンはウェブサイト上で非常に重要な役割を果たします。

CSSを使用してボタンの見た目をカスタマイズすることで、サイトの全体的なデザインと調和させることができます。

下記のサンプルコードでは、シンプルなボタンにスタイルを適用し、より魅力的な外観に変更しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.custom-button {
    background-color: #4CAF50; /* 緑色の背景 */
    border: none;
    color: white;
    padding: 15px 32px;
    text-align: center;
    text-decoration: none;
    display: inline-block;
    font-size: 16px;
    margin: 4px 2px;
    cursor: pointer;
}
</style>
</head>
<body>

<button class="custom-button">クリック</button>

</body>
</html>

このコードでは、.custom-buttonクラスを定義し、ボタンに緑色の背景、白いテキスト、特定のパディングとフォントサイズを設定しています。

ボタンをクリックした際の視覚的なフィードバックも重要で、例えばホバー時の色変更などを追加することもできます。

○レスポンシブデザインの実装

レスポンシブデザインは、デバイスの画面サイズに応じてウェブページのレイアウトを自動調整するデザイン手法です。

CSSのメディアクエリを使用することで、異なるデバイスに対応したデザインを実現できます。

下記のサンプルコードは、画面サイズに応じて異なるスタイルを適用する基本的な例を表しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.container {
    width: 100%;
    padding: 20px;
    background-color: lightgray;
}

@media only screen and (max-width: 600px) {
    .container {
        background-color: lightblue;
    }
}
</style>
</head>
<body>

<div class="container">
    このコンテナは画面サイズに応じて背景色が変わります。
</div>

</body>
</html>

この例では、.containerクラスにより定義されたコンテナの背景色が、画面幅が600px未満の場合に青色に変わります。

これにより、小さい画面サイズのデバイスでも読みやすい表示を実現できます。

まとめ

この記事を通じて、CSSの基本から応用まで幅広い知識を解説しました。

今回解説した知識を活用すれば、より魅力的で機能的なウェブサイトを構築できます。

CSSは非常に強力なツールであり、習得することで、あなたのウェブデザインスキルは大きく向上するでしょう。

今後も、新しいスタイルやテクニックを積極的に学び、実践していくことをお勧めします。