CSSで回転効果を実現する方法と応用例を初心者向けに徹底解説

CSSで回転効果を実現する方法と応用例CSS
この記事は約10分で読めます。

 

【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を凌駕する現役のプログラマチームによって監修されています。

サイト内のコードを共有する場合は、参照元として引用して下さいますと幸いです

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
(送信された情報は、プライバシーポリシーのもと、厳正に取扱い、処分させていただきます。)

はじめに

Webページに動きやアクセントを加えたいと思ったことはありませんか?

CSSの「回転効果」がその答えとなるかもしれません。

一度目にすると忘れられない、その魅力的な回転アニメーションは、Webデザインの世界で革命を起こしています。

この記事では、初心者の方でも安心して取り組めるように、回転効果の基礎から応用まで、実例を交えながら丁寧に解説します。

あなたのWebページが、次の瞬間、息を呑むような動きで人々を魅了することでしょう。

●回転効果の基礎知識

回転効果を作るには、transformプロパティを使います。

transformプロパティには、回転以外にも、拡大縮小や傾斜などの変形効果を与えることができます。

回転効果には、次の2つの方法があります。

○rotate()関数を使う方法

rotate()関数は、指定した角度だけ要素を回転させます。

回転角度はdeg(度)単位で指定します。

例えば、要素を90度回転させるには、次のように書きます。

.transform{
    transform: rotate(90deg);
}

○transformプロパティのrotate値を直接指定する方法

transformプロパティにrotate値を直接指定する方法もあります。

こちらも、deg単位で回転角度を指定します。

例えば、次のように書きます。

.transform{
    transform: rotate(1.5turn);
}

回転角度を指定する際には、正の値で時計回り、負の値で反時計回りに回転します。

また、回転中心点は、要素の中心になります。回転中心点を変更する場合は、transform-originプロパティを使います。

●使い方の例

回転効果を実現する方法については、先程の基礎知識で説明しました。

ここからは、実際に回転効果を使ったサンプルコードを紹介します。

○ボタンを回転させる

HTML

<button class="rotate">回転する</button>

CSS

.rotate{
  transition: transform .3s ease-in-out;
}

.rotate:hover{
  transform: rotate(180deg);
}

このコードでは、マウスオーバー時に回転するボタンを実現しています。

まず、.rotateクラスにtransitionプロパティを指定しています。

これにより、ボタンが回転する際に、アニメーション効果がつくようになります。

次に、:hover疑似クラスを指定しています。これにより、マウスオーバー時に回転するようになります。

○テキストを回転させる

HTML

<div class="rotate">テキストを回転</div>

CSS

.rotate{
  display: inline-block;
  transition: transform .3s ease-in-out;
}

.rotate:hover{
  transform: rotate(90deg);
}

このコードでは、マウスオーバー時にテキストが回転するようになります。

まず、.rotateクラスにdisplayプロパティを指定しています。これにより、テキストがinline-block要素として扱われるようになります。

次に、transitionプロパティを指定して、アニメーション効果をつけます。

最後に、:hover疑似クラスで、テキストを90度回転させるように指定しています。

○ボックスを回転させる

HTML

<div class="rotate">
  <div class="inner">回転するボックス</div>
</div>

CSS

.rotate{
  position: relative;
  display: inline-block;
  transition: transform .3s ease-in-out;
}

.rotate:hover{
  transform: rotate(45deg);
}

.inner{
  position: absolute;
  top: 50%;
  left: 50%;
  transform: translate(-50%, -50%);
}

このコードでは、マウスオーバー時にボックスが回転するようになります。

まず、.rotateクラスにpositionプロパティを指定しています。

これにより、回転するボックスが親要素に対して相対的に配置されるようになります。

また、transitionプロパティでアニメーション効果を指定し、:hover疑似クラスでボックスを45度回転させます。

さらに、.innerクラスにpositionプロパティとtransformプロパティを指定しています。

これにより、ボックス内のテキストが中央に配置され、親要素の中央に固定されるようになります。

●応用例

回転効果は、Webデザインやアニメーションの中でよく使われます。

ここからは、回転効果を使った応用例を紹介します。

○ローディングアイコン

ローディングアイコンは、ユーザーに処理中であることを知らせるために使われるアイコンです。

回転効果を使って、円形のローディングアイコンを作ることができます。

次は、ローディングアイコンのサンプルコードです。

HTML

<div class="loader"></div>

CSS

.loader{
  width: 30px;
  height: 30px;
  border: 2px solid #f3f3f3;
  border-top: 2px solid #3498db;
  border-radius: 50%;
  animation: spin 2s linear infinite;
}

@keyframes spin{
  0%{ transform: rotate(0deg); }
  100%{ transform: rotate(360deg); }
}

このコードでは、.loaderクラスに幅と高さを指定して、円形のボックスを作ります。

また、borderプロパティを使って、ボックスの境界線を作ります。

さらに、border-topプロパティを使って、ボックスの上部の境界線の色を指定します。

最後に、animationプロパティを使って、回転アニメーションを指定します。

@keyframesルールで、回転アニメーションの詳細を指定します。

○3Dカード

回転効果を使って、3Dカードを作ることができます。

3Dカードのサンプルコードです。

HTML

<div class="card">
  <div class="front">表面</div>
  <div class="back">裏面</div>
</div>

CSS

.card{
  position: relative;
  width: 200px;
  height: 300px;
  transform-style: preserve-3d;
  transition: transform .5s;
}

.card:hover{
  transform: rotateY(180deg);
}

.front, .back{
  position: absolute;
  width: 100%;
  height: 100%;
  backface-visibility: hidden;
}

.front{
  background-color: #3498db;
}

.back{
  transform: rotateY(180deg);
  background-color: #f1c40f;
}

このコードでは、.cardクラスにpositionプロパティと幅、高さを指定して、3Dカードのボックスを作ります。

また、transform-styleプロパティを使って、子要素の3D変換を維持するように指定します。

さらに、transitionプロパティでアニメーション効果を指定し、:hover疑似クラスでカードを180度回転させます。

そして、.frontクラスと.backクラスにそれぞれ、positionプロパティと幅、高さを指定します。

さらに、backface-visibilityプロパティを使って、裏面の要素を表示しないように指定します。

.frontクラスには、背景色を指定します。

.backクラスには、transformプロパティを使って、180度回転させ、裏面の背景色を指定します。

○3Dボタン

回転効果を使って、3Dボタンを作ることができます。

次は、3Dボタンのサンプルコードです。

HTML

<button class="btn">3Dボタン</button>

CSS

.btn{
  position: relative;
  width: 200px;
  height: 50px;
  border: none;
  background-color: #3498db;
  color: #fff;
  font-size: 20px;
  cursor: pointer;
  transform-style: preserve-3d;
  transition: transform .5s;
}

.btn::before{
  content: "";
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-color: rgba(255, 255, 255, .1);
  transform: rotateY(-90deg);
  z-index: -1;
}

.btn::after{
  content: "";
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-color: rgba(0, 0, 0, .2);
  transform: rotateX(-90deg);
  z-index: -1;
}

.btn:hover{
  transform: translateZ(10px);
}

このコードでは、button要素に.btnクラスを指定して、3Dボタンを作ります。

また、transform-styleプロパティを使って、子要素の3D変換を維持するように指定します。

さらに、transitionプロパティでアニメーション効果を指定します。

:before疑似要素と:after疑似要素を使って、ボタンの側面の色を設定します。

最後に、:hover疑似クラスで、ボタンを10px前方に移動させます。

●問題点と対処

回転効果を使う際には、次のような問題が発生することがあります。

回転しても、文字が読めない場合 回転する要素に文字が含まれる場合、回転後に文字が読めなくなることがあります。

の場合は、backface-visibilityプロパティを使って、裏面の要素を表示しないようにすると解決できます。

例えば、次のように書きます。

.rotate{
  backface-visibility: hidden;
}

○回転しても、要素の形が崩れる場合

回転する要素が正方形でない場合、回転後に要素の形が崩れることがあります。

この場合は、transform-originプロパティを使って、回転の中心点を指定すると解決できます。

例えば、次のように書きます。

.rotate{
  transform-origin: center center;
}

○パフォーマンスが低下する場合

回転効果は、アニメーション効果があるため、パフォーマンスが低下する場合があります。

この場合は、次のような方法で対処できます。

  • アニメーション時間を短くする
  • 回転する要素の数を減らす
  • ハードウェアアクセラレーションを有効化する

これらの方法を試して、パフォーマンスを改善することができます。

まとめ

この記事では、CSSの回転効果について詳しく解説しました。

回転する要素の作り方や使い方、応用例について紹介しました。

また、回転効果を使う際に発生する問題についても解説し、対処法を紹介しました。

回転効果は、Webデザインやアニメーションの中でよく使われる効果です。

ぜひ、この記事を参考にして、魅力的なWebサイトを作ってみてください。