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CSSで全画面表示!3ステップで簡単実装

CSSで全画面表示を実現する方法を学ぶ CSS
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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

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はじめに

CSSを使って全画面表示を実現することで、ウェブページが一層魅力的になります。

この記事では、初心者の方でも分かりやすいように、CSSを使った全画面表示の作り方、使い方、対処法をサンプルコード付きで解説します。

さらに、応用例とそのサンプルコードもご紹介します。

●ステップ1:基本的なHTMLとCSSの設定

まずは、全画面表示を実現するための基本的なHTMLとCSSの設定を見ていきましょう。

【HTML】

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <link rel="stylesheet" href="styles.css">
  <title>CSSで全画面表示</title>
</head>
<body>
  <div class="fullscreen">
    <h1>全画面表示のサンプル</h1>
  </div>
</body>
</html>

【CSS】

body, html {
  margin: 0;
  padding: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
}

上記のHTMLとCSSの設定で、全画面表示を実現するための基本的な環境が整いました。

●ステップ2:全画面表示を実現するCSSの設定

次に、全画面表示を実現するCSSの設定を行います。

【CSS】

.fullscreen {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-color: skyblue;
  display: flex;
  justify-content: center;
  align-items: center;
}

このCSSの設定により、.fullscreenクラスが適用された要素が全画面表示されるようになります。

●ステップ3:応用例とサンプルコード

全画面表示を応用して、より魅力的なウェブページを作成する方法をいくつか紹介します。

背景画像を全画面表示する方法

全画面表示の背景に画像を設定することで、ウェブページがさらに魅力的になります。

次のサンプルコードで、背景画像を全画面表示する方法を実現できます。

【CSS】

.fullscreen {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-image: url('background-image.jpg');
  background-size: cover;
  background-position: center;
  display: flex;
  justify-content: center;
  align-items: center;
}

このCSSの設定により、.fullscreenクラスが適用された要素の背景に画像が全画面表示されます。

background-size: cover;background-position: center; の設定によって、画像が綺麗に表示されるようになります。

全画面表示のスライドショー

全画面表示の背景にスライドショーを設定することで、ウェブページに動きが出て、更に魅力的になります。

次のサンプルコードで、全画面表示のスライドショーを実現できます。

【HTML】

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <link rel="stylesheet" href="styles.css">
  <title>CSSで全画面表示のスライドショー</title>
</head>
<body>
  <div class="fullscreen-slideshow">
    <div class="slide" style="background-image: url('slide1.jpg');"></div>
    <div class="slide" style="background-image: url('slide2.jpg');"></div>
    <div class="slide" style="background-image: url('slide3.jpg');"></div>
  </div>
</body>
</html>

【CSS】

body, html {
  margin: 0;
  padding: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
}

.fullscreen-slideshow {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  overflow: hidden;
}

.slide {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  background-size: cover;
  background-position: center;
  animation: slideshow 9s infinite;
}

.slide:nth-child(2) {
  animation-delay: 3s;
}

.slide:nth-child(3) {
  animation-delay: 6s;
}

@keyframes slideshow {
  0% {
    opacity: 0;
  }
  33% {
    opacity: 1;
  }
  66% {
    opacity: 1;
  }
  100% {
    opacity: 0;
  }
}

このHTMLとCSSの設定により、全画面表示のスライドショーが実現されます。

全画面表示のビデオバックグラウンド

全画面表示の背景に動画を設定することで、ウェブページがさらに印象的になります。

次のサンプルコードで、全画面表示のビデオバックグラウンドを実現できます。

【HTML】

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <link rel="stylesheet" href="styles.css">
  <title>CSSで全画面表示のビデオバックグラウンド</title>
</head>
<body>
  <div class="fullscreen-video">
    <video autoplay muted loop>
      <source src="background-video.mp4" type="video/mp4">
    </video>
    <div class="content">
      <h1>全画面表示のビデオバックグラウンドサンプル</h1>
    </div>
  </div>
</body>
</html>

【CSS】

body, html {
  margin: 0;
  padding: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
}

.fullscreen-video {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  overflow: hidden;
}

.fullscreen-video video {
  min-width: 100%;
  min-height: 100%;
  position: absolute;
  top: 50%;
  left: 50%;
  transform: translate(-50%, -50%);
  z-index: -1;
}

.content {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  display: flex;
  justify-content: center;
  align-items: center;
  z-index: 1;
}

このHTMLとCSSの設定により、全画面表示のビデオバックグラウンドが実現されます。

autoplay, muted, loop属性を設定することで、動画が自動再生され、無音で繰り返し再生されます。

まとめ

今回の記事では、CSSを使った全画面表示の作り方、使い方、対処法を初心者向けに解説しました。

また、応用例として背景画像の全画面表示、全画面表示のスライドショー、全画面表示のビデオバックグラウンドを紹介しました。

これらのサンプルコードを活用して、魅力的なウェブページを作成してみてください。

全画面表示の知識と技術を身につけることで、ウェブページのデザインが大きく向上し、読者にとって魅力的なコンテンツを提供できるようになります。