読み込み中...

HTMLの回り込みをマスター!4ステップで簡単解決

HTML回り込みの基本的な使い方や対処法を初心者向けに解説 HTML
この記事は約6分で読めます。

【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
(送信された情報は、プライバシーポリシーのもと、厳正に取扱い、処分させていただきます。)

はじめに

この記事を読めば、HTML回り込みを活用してデザインを自由自在に操ることができるようになります。

●HTML回り込みとは

HTML回り込みとは、主に画像やテキストなどの要素が他の要素に回り込むように配置する方法です。

特に、画像とテキストがうまく組み合わさることで、見栄えの良いページデザインが実現できます。

ここでは、回り込みの基本的な使い方や対処法、注意点、カスタマイズ方法を徹底解説します。

○ステップ1:基本的な回り込みの使い方

まずは、HTML回り込みの基本的な使い方を学びましょう。

画像にテキストを回り込ませるには、下記のようにCSSのfloatプロパティを使います。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  img {
    float: left;
  }
</style>
</head>
<body>

<img src="image.jpg" alt="サンプル画像">
<p>ここにテキストが回り込みます。</p>

</body>
</html>

○ステップ2:回り込みの対処法

回り込みがうまくいかない場合や、回り込みを解除したい場合は、下記のようにCSSのclearプロパティを使って対処できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  .clearfix::after {
    content: "";
    display: table;
    clear: both;
  }
</style>
</head>
<body>

<div class="clearfix">
  <img src="image.jpg" alt="サンプル画像" style="float: left;">
  <p>ここにテキストが回り込みます。</p>
</div>
<p>ここから回り込みが解除されています。</p>

</body>
</html>

このコードでは、clearfixクラスを持つ要素の後に、::after疑似要素を使って空のコンテンツを挿入し、clear: both;を設定しています。

これにより、回り込みを解除できます。

○ステップ3:回り込みの注意点

回り込みを使う際には、下記の注意点に気をつけましょう。

  1. floatプロパティを使った回り込みは、親要素の高さが子要素に合わせて自動的に伸びないため、レイアウトが崩れることがあります。これを解決するためには、clearfixを使って回り込みを解除しましょう。
  2. 回り込みは、要素の順番によって表示が変わることがあります。そのため、HTML上で要素の並びを変更することで、期待通りの回り込みが実現できることがあります。

○ステップ4:回り込みのカスタマイズ

回り込みの見た目をカスタマイズするには、下記のようにCSSプロパティを追加していきましょう。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  img {
    float: left;
    margin-right: 20px;
    margin-bottom: 20px;
  }
</style>
</head>
<body>

<img src="image.jpg" alt="サンプル画像">
<p>ここにテキストが回り込みます。画像との間に余白ができています。</p>

</body>
</html>

このコードでは、margin-rightmargin-bottomを使って、画像とテキストの間に余白を設定しています。

これにより、見栄えが良くなります。

●応用例とサンプルコード

ここでは、HTML回り込みの応用例をいくつか紹介します。

○応用例1:画像の左右でテキストが異なる回り込み

画像の左側にあるテキストと右側にあるテキストが異なる回り込みを実現するには、下記のようにコードを書きます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  .left-float {
    float: left;
    margin-right: 20px;
  }

  .right-float {
    float: right;
    margin-left: 20px;
  }
</style>
</head>
<body>

<img src="image1.jpg" alt="サンプル画像1" class="left-float">
<img src="image2.jpg" alt="サンプル画像2" class="right-float">
<p>ここにテキストが回り込みます。左側には画像1、右側には画像2が表示されています。</p>

</body>
</html>

このコードでは、left-floatクラスとright-floatクラスを用意し、それぞれ左回り込みと右回り込みを設定しています。

画像1と画像2をそれぞれ対応するクラスに適用することで、異なる回り込みを実現できます。

○ 応用例2:複数の画像で回り込み

複数の画像を回り込ませる場合は、下記のようにコードを書きます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
  .image-float {
    float: left;
    margin-right: 20px;
  }
</style>
</head>
<body>

<img src="image1.jpg" alt="サンプル画像1" class="image-float">
<img src="image2.jpg" alt="サンプル画像2" class="image-float">
<p>ここにテキストが回り込みます。画像1と画像2が左回り込みで表示されています。</p>

</body>
</html>

このコードでは、image-floatクラスを用意し、複数の画像に適用することで、まとめて回り込みを実現しています。

まとめ

この記事では、HTML回り込みの基本的な使い方や対処法、注意点、カスタマイズ方法を徹底解説しました。

また、応用例とサンプルコードも紹介しました。回り込みをマスターすることで、デザインの幅が広がり、より魅力的なウェブページが作れるようになります。

ぜひ、この知識を活用してください。