JavaScriptでブラウザバック操作を検知する8つの方法

JavaScriptを使ってブラウザバックを検知する方法JS
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●ブラウザバック検知の基本

現代のWebアプリケーション開発において、ユーザーのブラウザバック操作を適切に検知することは非常に重要です。

JavaScriptを使ってブラウザバックを検知することで、アプリケーションの状態を適切に管理し、ユーザーにスムーズなエクスペリエンスを提供できます。

ブラウザバック検知の基本的な方法の1つは、window.onpopstateイベントを利用することです。

popstateイベントは、ブラウザの履歴が変更された際に発火します。

つまり、ユーザーがブラウザの戻るボタンをクリックしたり、JavaScriptでhistory.back()メソッドを呼び出したりした場合に、このイベントがトリガーされるのです。

もう1つの方法は、window.performance.navigationを使うことです。

これは、ページがどのようにナビゲートされたかを示すパフォーマンスタイミングAPI の一部です。

performance.navigation.typeの値を確認することで、ページが通常のナビゲーションでロードされたのか、それともブラウザバックによってロードされたのかを判断できます。

それでは、この方法を実際のコードで見てみましょう。

○サンプルコード1:window.onpopstateの使用例

window.onpopstate = function(event) {
  // ブラウザバックが検知された場合の処理
  console.log("ブラウザバックが検知されました");
  // 必要に応じて、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行う
};

上記のコードでは、window.onpopstateイベントにイベントリスナーを設定しています。

ブラウザバックが検知された場合、コンソールにメッセージが出力されます。

実際のアプリケーションでは、この部分でアプリケーションの状態を復元するなどの処理を行うことができます。

実行結果

ブラウザバックボタンをクリックすると、コンソールに以下のメッセージが表示されます。

ブラウザバックが検知されました

popstateイベントを使用する際の注意点として、ページ読み込み時には発火しないことがあげられます。

つまり、ユーザーがブラウザバックでページに戻ってきた場合にのみ、このイベントが発火するのです。

○サンプルコード2:window.performance.navigationの使用例

window.addEventListener("load", function() {
  if (window.performance && window.performance.navigation.type === 2) {
    // ブラウザバックが検知された場合の処理
    console.log("ブラウザバックが検知されました");
    // 必要に応じて、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行う
  }
});

このコードでは、ページが読み込まれた後にwindow.performance.navigation.typeの値をチェックしています。

typeの値が2の場合、それはページがブラウザバックによって読み込まれたことを示します。

実行結果

ブラウザバックでページに戻ると、コンソールに以下のメッセージが表示されます。

ブラウザバックが検知されました

window.performance.navigationを使う利点は、ページ読み込み時にもブラウザバックを検知できることです。

ただし、この方法はInternet Explorerではサポートされていないので注意が必要です。

●Vue.jsでのブラウザバック検知

Vue.jsを使ってモダンなWebアプリケーションを開発する際にも、ブラウザバックの検知は重要な課題の1つです。

Vue.jsでは、Vue Routerを使ってシングルページアプリケーション(SPA)を構築することが一般的ですが、ここでもブラウザバックをうまく処理する必要があります。

Vue Routerには、ナビゲーションガードと呼ばれるフックが用意されており、これを使ってブラウザバックを検知することができます。

特に、beforerouteleaveというフックは、ユーザーがそのルートを離れようとしたときに呼び出されるため、ブラウザバック検知に最適です。

では早速、beforerouteleaveを使ったブラウザバック検知の具体例を見てみましょう。

○サンプルコード3:beforerouteleaveの使用例

export default {
  data() {
    return {
      isNavigatingBack: false
    };
  },
  beforeRouteLeave(to, from, next) {
    if (to.name === null) {
      // ブラウザバックが検知された場合の処理
      console.log("ブラウザバックが検知されました");
      this.isNavigatingBack = true;
    }
    next();
  },
  watch: {
    isNavigatingBack(newValue) {
      if (newValue) {
        // ブラウザバック時の処理
        console.log("ブラウザバック時の処理を実行します");
        this.isNavigatingBack = false;
      }
    }
  }
};

このコードでは、beforerouteleaveフックの中で、遷移先のルート名(to.name)がnullかどうかをチェックしています。

ブラウザバックの場合、to.nameはnullになるため、これを条件にブラウザバックを検知しているわけです。

検知後は、isNavigatingBackというデータプロパティをtrueに設定します。

そして、このプロパティの変更をwatchで監視し、trueになった場合にブラウザバック時の処理を実行します。

実行結果

ブラウザバックを行うと、コンソールに以下のメッセージが順番に表示されます。

ブラウザバックが検知されました
ブラウザバック時の処理を実行します

このように、beforerouteleaveとwatchを組み合わせることで、Vue.jsアプリケーションでブラウザバックを検知し、適切な処理を行うことができます。

ちょっとややこしいですが、Vue 3ではbeforerouteleaveの使い方が少し変わっています。

Vue 3では、Composition APIが導入され、ナビゲーションガードもこれに合わせて変更されました。

○サンプルコード4:Vue 3でのブラウザバック検知例

import { ref, onBeforeRouteLeave } from 'vue';
import { useRouter } from 'vue-router';

export default {
  setup() {
    const isNavigatingBack = ref(false);
    const router = useRouter();

    onBeforeRouteLeave((to, from) => {
      if (to.name === null) {
        // ブラウザバックが検知された場合の処理
        console.log("ブラウザバックが検知されました");
        isNavigatingBack.value = true;
      }
    });

    watch(isNavigatingBack, (newValue) => {
      if (newValue) {
        // ブラウザバック時の処理
        console.log("ブラウザバック時の処理を実行します");
        isNavigatingBack.value = false;
      }
    });

    return {
      isNavigatingBack
    };
  }
};

Vue 3では、onBeforeRouteLeaveというフックを使ってbeforerouteleaveと同様の処理を行います。

また、refを使ってリアクティブな変数を定義し、watchでその変更を監視します。

実行結果

Vue 2の例と同様に、ブラウザバックを行うとコンソールに以下のメッセージが順番に表示されます。

ブラウザバックが検知されました
ブラウザバック時の処理を実行します

Vue.jsを使ったブラウザバック検知は、シングルページアプリケーションの開発において欠かせない技術です。

Vue Routerのナビゲーションガードを活用することで、ユーザーのブラウザバック操作を適切に処理し、アプリケーションの使い勝手を向上させることができるでしょう。

●Nuxt.jsでのブラウザバック検知

Nuxt.jsは、Vue.jsベースのフレームワークで、サーバーサイドレンダリング(SSR)を実現するための強力な機能を提供しています。

Nuxt.jsを使えば、高パフォーマンスで検索エンジンに優しいWebアプリケーションを開発できます。

そんなNuxt.jsでも、もちろんブラウザバック検知は重要です。

Nuxt.jsでは、ミドルウェアという機能を使ってブラウザバック検知を実装できます。

ミドルウェアは、ルートナビゲーションの前後に実行されるカスタム関数で、リダイレクトやエラー処理などに使われます。

それでは実際に、Nuxt.jsでブラウザバック検知を行うサンプルコードを見てみましょう。

○サンプルコード5:Nuxt.jsでのブラウザバック検知例

export default function ({ app }) {
  app.router.beforeEach((to, from, next) => {
    if (app.context.isHMR) {
      // HMRの場合はスキップ
      next();
      return;
    }

    if (to.name === null && from.name !== null) {
      // ブラウザバックが検知された場合の処理
      console.log("ブラウザバックが検知されました");
      // 必要に応じて、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行う
    }

    next();
  });
}

このコードは、Nuxt.jsのプラグインとして作成します。

app.router.beforeEachは、ルートナビゲーションの前に実行されるフックです。

ここでは、HMRによるルート変更を除外した上で、遷移元と遷移先のルート名をチェックしています。

もし遷移先のルート名がnull(ブラウザバック)で、遷移元のルート名がnull以外の場合、ブラウザバックが検知されたと判断します。

この時点で、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行うことができます。

実行結果

ブラウザバックを行うと、コンソールに以下のメッセージが表示されます。

ブラウザバックが検知されました

Nuxt 3では、ミドルウェアの仕組みが少し変わりました。

Nuxt 3ではNavigate Middlewareという新しい機能が導入され、より柔軟にルートナビゲーションをコントロールできるようになっています。

○サンプルコード6:Nuxt 3でのブラウザバック検知例

export default defineNuxtRouteMiddleware((to, from) => {
  if (to.name === null && from.name !== null) {
    // ブラウザバックが検知された場合の処理
    console.log("ブラウザバックが検知されました");
    // 必要に応じて、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行う
  }
});

Nuxt 3では、defineNuxtRouteMiddlewareを使ってミドルウェアを定義します。

ここでも、遷移先と遷移元のルート名をチェックし、ブラウザバックを検知しています。

実行結果

Nuxt.jsの例と同様に、ブラウザバックを行うとコンソールに以下のメッセージが表示されます。

ブラウザバックが検知されました

Nuxt.jsでのブラウザバック検知は、サーバーサイドレンダリングを使ったWebアプリケーション開発において重要な役割を果たします。

ミドルウェアを活用することで、ブラウザバック時の状態復元や、予期せぬエラーの防止などが可能になるでしょう。

●Reactでのブラウザバック検知

Reactは、Facebookが開発したJavaScriptのUIライブラリで、コンポーネントベースのアプリケーション開発を可能にします。

ReactでもVue.jsやNuxt.jsと同様に、ブラウザバック検知は重要な課題の1つです。

Reactでブラウザバック検知を行う方法はいくつかありますが、ここでは2つの方法を紹介します。1つ目は、React Routerのpromptを使う方法です。

promptは、ユーザーがページを離れようとした時に確認ダイアログを表示する機能です。

○サンプルコード7:Reactでのブラウザバック検知例

import { useEffect } from 'react';
import { useHistory, useLocation, useBlock } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const history = useHistory();
  const location = useLocation();
  const previousLocation = useRef(location);

  const handleBlockedNavigation = useCallback(
    (location, action) => {
      if (action === 'POP') {
        // ブラウザバックが検知された場合の処理
        console.log("ブラウザバックが検知されました");
        // 必要に応じて、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行う
      }
    },
    [history]
  );

  useEffect(() => {
    previousLocation.current = location;
  }, [location]);

  useBlock((location, action) => {
    return handleBlockedNavigation(location, action);
  });

  return (
    // コンポーネントの内容
  );
}

このコードでは、useBlockというカスタムフックを使ってブラウザバック検知を行っています。

useBlockは、ユーザーがページを離れようとした時に呼び出され、trueを返すとナビゲーションをブロックします。

ここでは、ブラウザバック(action === ‘POP’)の場合にコンソールにメッセージを出力し、必要に応じてアプリケーションの状態を復元するなどの処理を行っています。

実行結果

ブラウザバックを行うと、コンソールに以下のメッセージが表示されます。

ブラウザバックが検知されました

2つ目の方法は、React Hooksを使う方法です。

useEffectとuseRefを組み合わせることで、ブラウザバック検知を実現できます。

○サンプルコード8:React Hooksでのブラウザバック検知例

import { useEffect, useRef } from 'react';
import { useLocation } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const location = useLocation();
  const previousLocation = useRef(location);

  useEffect(() => {
    if (location !== previousLocation.current) {
      if (location.key < previousLocation.current.key) {
        // ブラウザバックが検知された場合の処理
        console.log("ブラウザバックが検知されました");
        // 必要に応じて、アプリケーションの状態を復元するなどの処理を行う
      }
      previousLocation.current = location;
    }
  }, [location]);

  return (
    // コンポーネントの内容
  );
}

このコードでは、useLocationを使って現在のロケーションを取得し、useRefを使って前回のロケーションを保持しています。

useEffectの中で、現在のロケーションと前回のロケーションを比較し、ブラウザバックを検知しています。

ブラウザバックの判定は、location.keyの値を比較することで行います。

ブラウザバックの場合、location.keyの値が前回のロケーションのkeyよりも小さくなります。

実行結果

ブラウザバックを行うと、コンソールに以下のメッセージが表示されます。

ブラウザバックが検知されました

Reactでのブラウザバック検知は、アプリケーションのUXを向上させるために欠かせない技術です。

React Routerのpromptや、React Hooksを活用することで、ブラウザバック時の状態復元や、予期せぬエラーの防止などが可能になります。

●よくあるエラーと対処法

JavaScriptを使ってブラウザバック検知を実装する際、時々うまく動作しないケースがあります。

ここでは、よくあるエラーとその対処法について解説します。

ブラウザバック検知がうまくいかない原因は様々ですが、多くの場合、イベントリスナーの設定ミスや、フレームワーク特有の問題が関係しています。

この問題を理解し、適切に対処することが、安定したブラウザバック検知の実装につながります。

それでは実際に、具体的なエラーとその対処法を見ていきましょう。

○window.onpopstateが動作しない場合

window.onpopstateを使ってブラウザバック検知を行う際、イベントが発火しないことがあります。

この問題は、主に2つの原因が考えられます。

1つ目は、ページ読み込み時にwindow.onpopstateを設定していない場合です。

window.onpopstateは、ページ読み込み後に設定しないと動作しません。

ですから、ページ読み込み時にイベントリスナーを設定するようにしましょう。

2つ目は、ブラウザの履歴に変更がない場合です。

window.onpopstateは、ブラウザの履歴に変更があった時にのみ発火します。

よって、履歴に変更がない状態でブラウザバックを行っても、イベントは発火しません。

これらの問題に対処するには、ページ読み込み時にwindow.onpopstateを設定し、履歴に変更がある操作でブラウザバックを行うようにしましょう。

○Vue Routerのbeforerouteleaveが呼ばれない場合

Vue.jsでは、beforerouteleaveを使ってブラウザバック検知を行いますが、このフックが呼ばれないことがあります。

この問題は、主にVue Routerの設定ミスが原因です。

beforerouteleaveが呼ばれるためには、コンポーネントがルートコンポーネントとして登録されている必要があります。

もし、コンポーネントがルートコンポーネントでない場合、beforerouteleaveは呼ばれません。

この問題に対処するには、ブラウザバック検知を行うコンポーネントがルートコンポーネントとして登録されていることを確認しましょう。

また、Vue Routerの設定が正しいことを確認することも大切です。

○Nuxt.jsのmiddlewareが動作しない場合

Nuxt.jsでは、ミドルウェアを使ってブラウザバック検知を行いますが、このミドルウェアが動作しないことがあります。

この問題は、主にミドルウェアの設定ミスが原因です。

Nuxt.jsのミドルウェアが動作するためには、middlewareディレクトリに配置され、適切にエクスポートされている必要があります。

もし、これらの条件が満たされていない場合、ミドルウェアは動作しません。

この問題に対処するには、ミドルウェアがmiddlewareディレクトリに配置され、適切にエクスポートされていることを確認しましょう。

また、Nuxt.jsの設定が正しいことを確認することも重要です。

ブラウザバック検知の実装は、一見シンプルに見えて、意外と細かい部分で躓くことがあります。

エラーが発生した場合は、落ち着いて原因を特定し、適切に対処することが大切です。

フレームワークを使う場合は、フレームワーク特有の仕組みを理解し、正しく設定することが求められます。

公式ドキュメントを参照したり、経験豊富なエンジニアに相談したりするのも良いでしょう。

●ブラウザバック検知の応用例

ブラウザバック検知は、単にブラウザバックを検知するだけでなく、様々な応用が可能です。

ここでは、ブラウザバック検知を活用した実践的な機能の実装方法について解説します。

ブラウザバック検知を応用することで、ユーザーのブラウザバック操作に合わせてアプリケーションの状態を適切に管理し、ユーザーにとって使いやすいWebアプリケーションを開発することができます。

それでは実際に、ブラウザバック検知の応用例を見ていきましょう。

○状態保持機能の実装

Webアプリケーションを開発する際、ユーザーがブラウザバックで前のページに戻った時に、前回の状態を復元することが求められることがあります。

こんな時、ブラウザバック検知を活用することで、状態保持機能を実装できます。

状態保持機能の基本的な流れは、次の通りです。

  1. ページ遷移時に、現在の状態をセッションストレージなどに保存する
  2. ブラウザバックが検知された時に、セッションストレージから状態を読み込む
  3. 読み込んだ状態をアプリケーションに反映する

こんな感じで、ブラウザバック時に前回の状態を復元することができます。

状態保持機能を実装することで、ユーザーはブラウザバックしても入力中のデータを失うことなく、スムーズに作業を続けられるようになります。

○リロード処理の制御

SPAを開発する際、ブラウザバック時にページがリロードされると、アプリケーションの状態が失われてしまうことがあります。

こんな時、ブラウザバック検知を活用することで、リロード処理を制御できます。

リロード処理の制御は、次のような流れで行います。

  1. ブラウザバックが検知された時に、リロードをキャンセルする
  2. アプリケーションの状態を適切に復元する
  3. 必要に応じて、ページ遷移をシミュレートする

こんな感じで、ブラウザバック時のリロードを抑止し、アプリケーションの状態を維持することができます。

リロード処理を制御することで、ユーザーはブラウザバックしてもアプリケーションの状態を失うことなく、スムーズに操作を続けられるようになります。

○アンケートフォームの再送信防止

Webサイトでアンケートフォームを実装する際、ユーザーがブラウザバックで前のページに戻った時に、アンケートが再送信されてしまうことがあります。

こんな時、ブラウザバック検知を活用することで、アンケートの再送信を防止できます。

アンケートの再送信防止は、次のような流れで行います。

  1. アンケート送信時に、送信済みフラグをセッションストレージなどに保存する
  2. ブラウザバックが検知された時に、送信済みフラグをチェックする
  3. 送信済みの場合は、再送信をブロックする

こんな感じで、ブラウザバック時のアンケート再送信を防止することができます。

アンケートの再送信を防止することで、データの重複を避け、アンケート結果の信頼性を高めることができます。

○SPAでのページ遷移UX改善

SPAを開発する際、ブラウザバック時のページ遷移のUXが悪くなることがあります。

例えば、ブラウザバックで前のページに戻った時に、スクロール位置が維持されなかったり、アニメーションがスキップされたりすることがあります。

こんな時、ブラウザバック検知を活用することで、ページ遷移のUXを改善できます。

具体的には、次のような工夫が考えられます。

  1. ブラウザバック時にスクロール位置を復元し、ユーザーが前回の位置からスムーズに閲覧を再開できるようにする
  2. ブラウザバック時にアニメーションを再生し、ページ遷移の演出を自然にする
  3. ブラウザバック時にローディング表示を最適化し、ユーザーのストレスを軽減する

こんな感じで、ブラウザバック時のページ遷移のUXを改善することができます。

ページ遷移のUXを改善することで、ユーザーはブラウザバックしてもストレスなくWebアプリケーションを使えるようになります。

まとめ

JavaScriptを使ったブラウザバック検知は、モダンなWebアプリケーション開発に欠かせない技術です。

本記事で紹介したサンプルコードを参考に、実際のプロジェクトに活かしていただければ幸いです。

ブラウザバック検知を習得し、ユーザーにとって使いやすいWebアプリケーションを開発していきましょう。