HTML文書でタグの使おう!使いこなし上級者になれる10の方法

HTMLタグを使いこなす方法を学ぶ初心者HTML
この記事は約7分で読めます。

 

【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を凌駕する現役のプログラマチームによって監修されています。

サイト内のコードを共有する場合は、参照元として引用して下さいますと幸いです

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
(送信された情報は、プライバシーポリシーのもと、厳正に取扱い、処分させていただきます。)

はじめに

この記事を読めば、HTMLタグを使いこなすことができるようになります。

初心者でも上級者に近づくための10の方法を、徹底解説していきます。

サンプルコード付きで、どんな問題も解決できるようになるでしょう。

○HTMLタグとは

HTMLタグは、ウェブページの構造やデザインを決める際に使用されるマークアップ言語です。

文章の構成やリンク、画像などを設定するために、HTMLタグを使ってコードを書きます。

【基本的なHTMLタグの使い方】

○開始タグと終了タグ

HTMLタグには開始タグと終了タグがあります。

開始タグは、<>で囲まれたタグ名で表され、終了タグは</>で囲まれたタグ名です。

例えば、段落を表す<p>タグは、開始タグが<p>、終了タグが</p>となります。

○代表的なHTMLタグの紹介

・<p>:段落

・<a>:リンク

・<img>:画像

・<ul>:順序なしリスト

・<ol>:順序付きリスト

・<li>:リスト項目

・<h1>~<h6>:見出し

・<table>:テーブル

・<tr>:テーブル行

・<td>:テーブルデータ

・<form>:フォーム

【HTMLタグの使い方、対処法、注意点】

○段落と改行

HTMLでは、<p>タグを使って段落を作成します。

また、改行を行いたい場合は、<br>タグを使用します。

<p>これは段落です。</p>
<p>これも段落です。<br>ここで改行されます。</p>

○リストの作成

順序なしリストを作成するには、<ul>タグと<li>タグを組み合わせます。

順序付きリストを作成する場合は、<ul>の代わりに<ol>を使います。

<ul>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ul>

<ol>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ol>

○画像の挿入

<img>タグを使って画像を挿入します。

src属性に画像のURLを指定し、alt属性に画像の説明文を記述します。

<img src="sample.jpg" alt="サンプル画像">

○リンクの設定

<a>タグを使ってリンクを設定します。

href属性にリンク先のURLを指定します。

<a href="https://example.com">こちらのリンクをクリック</a>

【HTMLタグのカスタマイズ】

○スタイルの適用

HTMLタグには、style属性を使って直接スタイルを適用することができます。

ただし、CSSを使った方が、より柔軟で効率的なデザインが可能です。

<p style="color:red;">これは赤い文字です。</p>

○クラスとID

HTMLタグには、class属性やid属性を使って識別子を付けることができます。

これらの属性を利用して、CSSやJavaScriptで特定の要素を操作できます。

<p class="important">これは重要な文章です。</p>
<p id="target">これはターゲットの文章です。</p>

【応用例とサンプルコード】

○テーブルの作成

テーブルを作成するには、<table>タグを使います。

さらに、<tr>タグで行を作成し、<td>タグでデータセルを定義します。

また、<th>タグを使用して見出しセルを作成できます。

<table>
  <tr>
    <th>見出し1</th>
    <th>見出し2</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>データ1</td>
    <td>データ2</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>データ3</td>
    <td>データ4</td>
  </tr>
</table>

○フォームの実装

フォームを実装するには、<form>タグを使用します。

さらに、<input>タグや<textarea>タグ、<select>タグなどを使ってフォーム要素を作成します。

<form>
  <label>名前:</label>
  <input type="text" name="name">
  <br>
  <label>メールアドレス:</label>
  <input type="email" name="email">
  <br>
  <label>コメント:</label>
  <textarea name="comment"></textarea>
  <br>
  <input type="submit" value="送信">
</form>

○動画の埋め込み

動画を埋め込むには、<video>タグを使用します。

src属性に動画のURLを指定し、controls属性を追加することで動画のコントロールバーを表示します。

<video src="sample.mp4" controls>
  ご利用のブラウザはvideoタグに対応していません。
</video>

○コンテンツの階層構造

HTMLでは、コンテンツの階層構造を整理するために、<header>、<nav>、<main>、<aside>、<footer>などのセクショニング要素を使います。

<header>
  <h1>サイトタイトル</h1>
  <nav>
    <a href="#">メニュー1</a>
    <a href="#">メニュー2</a>
    <a href="#">メニュー3</a>
  </nav>
</header>
<main>
  <article>
    <h2>記事タイトル</h2>
    <p>記事の内容</p>
  </article>
</main>
<aside>
  <h2>サイドバーのタイトル</h2>
  <p>サイドバーの内容</p>
</aside>
<footer>
  <p>フッターの内容</p>
</footer>

まとめ

この記事では、HTMLタグの使い方や対処法、注意点、カスタマイズ方法、応用例とサンプルコードを徹底解説しました。

これらの知識を活用してあなたのコンテンツにお役立て下さい。