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HTML iframeをマスターする10の実例

HTML iframeの使い方と応用例を解説するイメージ HTML
この記事は約15分で読めます。

【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
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はじめに

HTML iframeは、ウェブページ制作者にとって非常に便利な機能です。

この記事では、HTML iframeの使い方や注意点、カスタマイズ方法を初心者の方にも分かりやすく解説します。

また、実用的なサンプルコードを10個ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

●HTML iframeとは

iframeは、ウェブページ内に独立した領域を作り出し、外部コンテンツを表示するための要素です。

動画や広告、Googleマップなど、様々なコンテンツを簡単に追加できるため、多くのウェブサイトで重宝されています。

○iframeの基本

HTML iframeを使うと、ウェブページ内に独立したフレームを作成し、他のページや外部コンテンツを表示することができます。

例えば、YouTubeの動画を埋め込んだり、Twitterのタイムラインを表示したりする際に非常に便利です。

iframeを活用すると、ウェブページの表現力が格段に向上し、ユーザーに豊かな体験を実装できるようになります。

●iframeの作り方

iframeの作成方法は、意外と簡単です。

基本的な構造から、より複雑な実装まで、順を追って理解していきましょう。

○基本的なiframeの作成

iframeを作成するには、<iframe>タグを使用します。

シンプルなiframeの例を紹介します。

<iframe src="https://example.com" width="300" height="200"></iframe>

このコードでは、src属性に指定したURLのコンテンツが表示されるiframeを作成しています。

幅と高さはそれぞれ300ピクセル、200ピクセルに設定されています。

簡単ですね。

○サンプルコード1:シンプルなiframe

では、実際にシンプルなiframeをウェブページに埋め込んでみましょう。

次のコードを使用すると、簡単にiframeを実装できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>シンプルなiframe</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://example.com" width="300" height="200"></iframe>
</body>
</html>

このサンプルコードを使えば、あっという間にiframeをウェブページに追加できます。

素晴らしいですね。

●iframeの使い方

iframeを使って、様々な外部コンテンツを表示する方法をご紹介します。

ここでは、実践的な例を交えながら、iframeの活用方法を詳しく解説していきます。

○サンプルコード2:外部サイトを表示する

外部サイトをiframeで表示する方法を示すHTMLコードです。

このコードを使えば、自分のウェブサイト内で他のサイトの内容を簡単に表示できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>外部サイトを表示するiframe</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://example.com" width="100%" height="500"></iframe>
</body>
</html>

このサンプルコードでは、指定した外部サイトをiframeで表示しています。

幅を100%に設定しているので、ページ全体に合わせて表示されます。

便利ですね。

○サンプルコード3:スクロールバーの制御

iframeのスクロールバーを制御する方法をご紹介します。

スクロールバーを非表示にすることで、よりシームレスな表示が可能になります。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>スクロールバーの制御</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://example.com" width="300" height="200" scrolling="no"></iframe>
</body>
</html>

このコードでは、scrolling属性に”no”を設定することで、スクロールバーが表示されなくなります。

すっきりした見た目になりますね。

○サンプルコード4:フレーム間のリンク

フレーム間のリンクを作成する方法をご紹介します。

この技術を使えば、ページ内で動的にコンテンツを切り替えることができます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>フレーム間のリンク</title>
</head>
<body>
  <a href="https://example.com" target="myIframe">リンク</a>
  <iframe src="" name="myIframe" width="300" height="200"></iframe>
</body>
</html>

このサンプルコードでは、リンクをクリックすると、指定したiframe内で外部サイトが表示されます。

ユーザーエクスペリエンスの向上に役立ちますね。

●iframeの応用例

iframeを活用した様々な応用例をご紹介します。

この例を参考に、自分のウェブサイトをより魅力的にしてみてはいかがでしょうか。

○サンプルコード5:動画プレーヤーの埋め込み

YouTubeの動画プレーヤーをiframeで埋め込む方法をご紹介します。

この方法を使えば、自分のウェブサイトに簡単に動画コンテンツを追加できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>動画プレーヤーの埋め込み</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://www.youtube.com/embed/動画ID" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
</body>
</html>

このコードでは、YouTubeの動画プレーヤーをiframeで埋め込んでいます。

動画IDを指定するだけで、任意の動画を表示できるんです。素晴らしいですね。

○サンプルコード6:スライドショー

SlideShareのスライドショーをiframeで埋め込む方法をご紹介します。

プレゼンテーション資料を簡単に共有できるようになりますよ。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>スライドショー</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/スライドID" width="600" height="400" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
</body>
</html>

このコードを使えば、SlideShareのスライドショーを簡単に埋め込むことができます。

プレゼンテーションの共有が捗りますね。

○サンプルコード7:Googleマップの埋め込み

Googleマップをiframeで埋め込む方法をご紹介します。

店舗の位置情報などを視覚的に示すのに最適です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Googleマップの埋め込み</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=マップID" width="600" height="400" frameborder="0" style="border:0" allowfullscreen></iframe>
</body>
</html>

このコードを使えば、Googleマップを簡単に埋め込むことができます。

位置情報の視覚化が簡単にできるなんて、素晴らしいですね。

○サンプルコード8:アンケートフォーム

Googleフォームで作成したアンケートフォームをiframeで埋め込む方法をご紹介します。

ユーザーからの feedback を簡単に集められるようになりますよ。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>アンケートフォームの埋め込み</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://docs.google.com/forms/d/e/フォームID/viewform?embedded=true" width="640" height="480" frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0">Loading...</iframe>
</body>
</html>

このコードを使えば、Googleフォームで作成したアンケートフォームを簡単に埋め込むことができます。

ユーザーの声を聞くのが楽になりますね。

○サンプルコード9:Twitterタイムラインの埋め込み

Twitterタイムラインをiframeで埋め込む方法をご紹介します。

リアルタイムの情報をウェブサイトに表示できるようになります。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Twitterタイムラインの埋め込み</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://twitframe.com/show?url=https://twitter.com/ユーザー名" width="500" height="600" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
</body>
</html>

このコードを使えば、指定したユーザーのTwitterタイムラインを簡単に埋め込むことができます。

SNSとの連携が簡単にできるなんて、素晴らしいですね。

○サンプルコード10:Facebookページの埋め込み

Facebookページをiframeで埋め込む方法をご紹介します。

SNSの最新情報をウェブサイトに表示できるようになりますよ。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Facebookページの埋め込み</title>
</head>
<body>
  <iframe src="https://www.facebook.com/plugins/page.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2FページID&tabs=timeline&width=340&height=500&small_header=false&adapt_container_width=true&hide_cover=false&show_facepile=true&appId" width="340" height="500" style="border:none;overflow:hidden" scrolling="no" frameborder="0" allowTransparency="true" allow="encrypted-media"></iframe>
</body>
</html>

このコードを使えば、指定したFacebookページを簡単に埋め込むことができます。

SNSとの連携が簡単にできるなんて、素晴らしいですね。

●iframeの注意点と対処法

iframeを使用する際の注意点と対処法についてご説明します。

この点に気をつけることで、より安全で効果的なウェブサイトを作ることができます。

○注意点1:セキュリティ上のリスク

iframeを使って外部コンテンツを表示する際、悪意のあるコードが埋め込まれるリスクがあります。

信頼できるサイトやコンテンツのみを表示するようにしましょう。

セキュリティは常に最優先事項です。

○対処法1:Content Security Policy (CSP)の利用

CSPを利用すると、特定のドメインからのコンテンツのみを許可するように設定できます。

これで、悪意のあるコンテンツをブロックし、ウェブサイトのセキュリティを向上させることができます。

安全性が高まりますね。

○注意点2:SEOへの影響

iframe内のコンテンツは、検索エンジンによって正しくインデックスされないことがあります。

これは、ページのSEOに悪影響を与える可能性があります。

SEOを重視する場合は、iframeの使用に慎重になる必要があります。

○対処法2:主要なコンテンツを直接ページに埋め込む

SEOに重要なコンテンツは、iframeではなく直接ページに埋め込むことをおすすめします。

これで、検索エンジンによるインデックスが正しく行われ、SEOパフォーマンスを維持することができます。

賢明な選択ですね。

○注意点3:レスポンシブデザインへの対応

iframeは、デフォルトではレスポンシブデザインに対応していません。

ウィンドウサイズが変更されると、コンテンツの一部が切れたり、レイアウトが崩れたりする可能性があります。

モバイルデバイスでの表示を考慮する場合、特に注意が必要です。

○対処法3:CSSを使用してレスポンシブデザインに対応

CSSを使用して、iframeのサイズをウィンドウサイズに合わせて自動的に変更されるように設定することができます。

ここでは、レスポンシブなiframeを実現するためのCSSとHTMLの例を紹介します。

<style>
.responsive-iframe {
  position: relative;
  padding-bottom: 56.25%;
  height: 0;
  overflow: hidden;
}

.responsive-iframe iframe {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
}
</style>

<div class="responsive-iframe">
  <iframe src="https://example.com"></iframe>
</div>

このコードを使えば、iframeがレスポンシブに対応し、どのデバイスでも美しく表示されます。

素晴らしいですね。

●iframeのカスタマイズ方法

iframeをより魅力的に、より使いやすくするためのカスタマイズ方法をご紹介します。

この方法を使えば、iframeをより自在に操ることができるようになります。

○カスタマイズ1:サイズの変更

iframeのwidth属性とheight属性を変更することで、表示サイズをカスタマイズできます。

<iframe src="https://example.com" width="500" height="300"></iframe>

このように、幅と高さを自由に設定できるんです。

ページのレイアウトに合わせて調整してみてください。

○カスタマイズ2:枠線の削除

iframeの枠線が気になる場合は、frameborder属性を0に設定することで削除できます。

こんな感じです。

<iframe src="https://example.com" frameborder="0"></iframe>

枠線がなくなると、よりシームレスな表示になりますね。

スタイリッシュな印象を与えられます。

○カスタマイズ3:スクロールバーの制御

iframeのスクロールバーを制御したい場合は、scrolling属性を設定します。

表示したくない場合は”no”を、表示したい場合は”yes”を設定します。

スクロールバーを表示しない場合

<iframe src="https://example.com" scrolling="no"></iframe>

スクロールバーを表示する場合

<iframe src="https://example.com" scrolling="yes"></iframe>

コンテンツに応じて適切に設定すると、ユーザビリティが向上しますよ。

○カスタマイズ4:背景色の変更

iframeの背景色を変更したい場合は、style属性にbackground-colorプロパティを設定します。

こんな具合です。

<iframe src="https://example.com" style="background-color: lightblue;"></iframe>

この例では背景色をlightblueに設定していますが、好みの色に変更できます。

サイトのデザインに合わせて色を選んでみてください。

まとめ

ここまで、HTMLのiframeについて詳しく解説してきました。

iframeの作り方、使い方、注意点、カスタマイズ方法を学び、さまざまなサンプルコードと応用例を紹介しました。

iframeを使いこなせば、ウェブページに外部コンテンツを埋め込む作業が格段に楽になります。

ただし、セキュリティやSEOへの影響には十分注意が必要です。

この知識を活かして、より魅力的で機能的なウェブサイトを作成してみましょう。