初心者が楽しむ!Rubyでノベルゲーム作成入門15ステップ

Rubyでノベルゲームを作る初心者のためのガイドブックRuby
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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

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はじめに

プログラミング言語Rubyを用いて、ノベルゲームの作成を始めてみませんか?

この記事では、Rubyについての基本情報からノベルゲームの構造、ゲーム進行の制御、キャラクターや背景の作成、そして音楽の設定に至るまで、一つひとつ詳しく説明していきます。

まだプログラミングが初めてで何をしたらいいか分からない初心者の方でも安心して進められるよう、一緒に15のステップでノベルゲームを作り上げましょう。

●Rubyとは

Rubyは、1995年に日本人のまつもとゆきひろ氏によって作られたプログラミング言語です。

その主な特徴は、人間中心の設計思想と、強力で表現豊かな文法です。

これにより、プログラマーが直感的にコードを書き、複雑な処理をシンプルに表現できます。

○Rubyの特徴

Rubyは、高い生産性と優れた読みやすさを持つプログラミング言語です。

オブジェクト指向、手続き型、関数型など、さまざまなプログラミングスタイルをサポートしています。

また、豊富なライブラリ(gemと呼ばれる)が存在し、その中にはゲーム作成に役立つものもたくさんあります。

○Rubyのインストール方法

Rubyのインストールは非常に簡単です。

まずは公式ウェブサイトから最新版のRubyをダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、指示に従ってインストールを進めてください。

インストールが終わったら、コマンドプロンプトやターミナルを開き、’ruby -v’と入力してRubyのバージョン情報が表示されることを確認しましょう。

●ノベルゲームとは

ノベルゲームとは、主にストーリーを楽しむためのコンピューターゲームの一種で、プレーヤーは主にテキストを読み進め、選択肢を選ぶことでストーリーが進行します。

その親しみやすさと、自分自身で影響を与えられるストーリー展開が特徴です。

●Rubyでのノベルゲーム作成の基本

ノベルゲーム作成の基本は、まずゲームの設計から始まります。

ゲームのストーリー、キャラクター、シーンの流れなど、全体の構成を決めておくことが大切です。

そしてRubyで実装する際には、プログラムの流れを理解し、必要な部分を一つひとつ実装していくことが重要です。

○ノベルゲームの構造

ノベルゲームは主に、シナリオ、キャラクター、背景、BGMなどで構成されます。

プレーヤーは、テキストを読み進めることでゲームを進行します。

選択肢を選ぶことでストーリーが分岐し、それぞれ異なる結末に到達します。

Rubyでは、これらの要素をコードで表現し、プレーヤーの選択に応じて適切なシナリオを表示することでノベルゲームを実現します。

○Rubyでの文字表示の基本

Rubyでの文字表示は、putsコマンドを使います。

これは、指定した文字列を出力するもので、ノベルゲームでのシナリオ表示に頻繁に用いられます。

□サンプルコード1:基本的な文字表示

次のコードでは、putsを使って文字列を出力しています。

# シナリオのテキストを出力
puts "ある日、主人公は森で迷子になってしまった。"
puts "すると、前から一匹の白いウサギが走ってきた。"

このコードを実行すると、次のように表示されます。

ある日、主人公は森で迷子になってしまった。
すると、前から一匹の白いウサギが走ってきた。

このように、putsを使うと、指定した文字列を出力することができます。

次にキャラクターや背景の作成に進みます。

●キャラクターと背景の作成

ノベルゲームでは、キャラクターや背景は物語を豊かにするための重要な要素です。

それぞれのキャラクターや背景は、Rubyのコード内でオブジェクトとして管理され、ゲームの進行に合わせて表示や非表示が切り替えられます。

○キャラクターの作成

キャラクターは、名前や性格、外見などの属性を持つオブジェクトとして表現します。

Rubyでは、クラスを定義することでこれを表現します。

□サンプルコード2:キャラクターの作成

このコードでは、Characterクラスを作成してキャラクターを表現しています。

名前(name)と説明(description)を属性として持っています。

# Characterクラスの定義
class Character
  attr_accessor :name, :description

  def initialize(name, description)
    @name = name
    @description = description
  end
end

# キャラクターの作成
alice = Character.new("アリス", "元気で好奇心旺盛な少女")

このコードを実行すると、アリスという名前のキャラクターオブジェクトが作成され、その説明には「元気で好奇心旺盛な少女」と設定されます。

これにより、ゲーム内でアリスというキャラクターが表現されます。

次に、背景の作成について見ていきましょう。

○背景の作成

背景もまた、物語を豊かにするための重要な要素です。

キャラクターと同じく、背景もオブジェクトとして表現します。

背景はシーンや場所を表し、それぞれの背景に対して名前と説明を設定します。

□サンプルコード3:背景の作成

このコードでは、Backgroundクラスを作成して背景を表現しています。

名前(name)と説明(description)を属性として持っています。

# Backgroundクラスの定義
class Background
  attr_accessor :name, :description

  def initialize(name, description)
    @name = name
    @description = description
  end
end

# 背景の作成
forest = Background.new("森", "木々が密集している静かな森")

このコードを実行すると、森という名前の背景オブジェクトが作成され、その説明には「木々が密集している静かな森」と設定されます。

これにより、ゲーム内で森という背景が表現されます。

これでキャラクターと背景の基本的な作成方法を学びました。

これらのクラスをベースに、様々なキャラクターや背景を作り出すことができます。

●ゲーム進行の制御

ノベルゲームの魅力は、プレイヤーが物語を進行させることにより、様々な展開や結末を体験できる点にあります。

そのため、ゲーム進行の制御はノベルゲームを作成する上で重要な部分です。

○選択肢の作成

選択肢は物語の分岐点を作り出すための要素です。

Rubyで選択肢を作成するには、基本的には条件分岐を利用します。

□サンプルコード4:選択肢の作成

このコードでは、選択肢を表現するためにRubyの条件分岐を使っています。

ユーザーからの入力に応じて、ストーリーが異なる方向に進むように制御しています。

puts "あなたは森に入りますか? はい=1, いいえ=2"
input = gets.chomp.to_i

if input == 1
  puts "あなたは森に入り、冒険が始まります。"
elsif input == 2
  puts "あなたは森を避け、安全な道を選びます。"
else
  puts "入力が無効です。1または2を入力してください。"
end

このコードを実行すると、プレイヤーに「あなたは森に入りますか?」と問いかけ、答えによって物語が分岐します。

このようにして、プレイヤーの選択による物語の展開を表現します。

次に、ゲームの結末、すなわちエンディングの作成について説明します。

○エンディングの作成

エンディングはゲームの結末を表現する部分です。

エンディングの数や内容は、作成者の想像力とプレイヤーの選択によって無限大です。

□サンプルコード5:エンディングの作成

このコードでは、エンディングを作成する方法を紹介しています。

選択肢の結果によって、表示されるエンディングを変えています。

def ending(input)
  if input == 1
    puts "エンディング1:あなたは森で冒険を楽しみました。"
  elsif input == 2
    puts "エンディング2:あなたは安全な道を選び、平穏な日々を送りました。"
  else
    puts "エラー:エンディングが存在

しません。"
  end
end

puts "エンディングを見るための数字を選んでください:1または2"
input = gets.chomp.to_i
ending(input)

このコードでは、関数endingの中でエンディングを定義し、プレイヤーの選択により異なるエンディングを表示しています。

このように、エンディングもプレイヤーの選択によって分岐させることが可能です。

●BGMとSEの設定

ノベルゲームにおける音楽は、プレイヤーの感情を誘導し、ゲームの世界観を一層深める役割を果たします。

Rubyでゲームを作成する際には、BGM(Background Music)とSE(Sound Effect)の設定も忘れてはなりません。

○BGMの設定

ゲーム中に流れるBGMは、シーンの雰囲気を決定付ける大切な要素です。

ユーザーがゲームに没頭できるよう、適切なBGMを設定しましょう。

□サンプルコード6:BGMの設定

このコードでは、RubyでBGMを設定する方法を紹介しています。

BGMは事前に用意した音楽ファイルを利用します。

require 'win32/sound'
include Win32

Sound.play('bgm.wav', Sound::ASYNC | Sound::LOOP)

このコードでは、win32/soundライブラリを利用しています。

このライブラリにより、音楽ファイルを再生することが可能になります。

Sound.playメソッドを用いて音楽ファイルのパスを指定し、BGMを再生します。

オプションのSound::ASYNC | Sound::LOOPは、BGMを非同期で、かつループ再生することを指示します。

このようにしてBGMを設定することで、ゲーム内の世界観を一層引き立てることができます。

次に、SEの設定について説明します。

○SEの設定

SEはゲーム中のアクションに合わせて再生される効果音です。

プレイヤーのアクションに対する反応や、ゲームの進行を知らせる役割を果たします。

□サンプルコード7:SEの設定

このコードでは、SEを設定する方法を紹介しています。

ここでは、プレイヤーが選択肢を選んだ際にSEを再生します。

require 'win32/sound'
include Win32

puts "選択肢を選んでください。"
choice = gets.chomp.to_i

if choice == 1
  Sound.play('se_choice.wav')
  puts "1を選びました。"
elsif choice == 2
  Sound.play('se_choice.wav')
  puts "2を選びました。"
else
  puts "無効な選択です。"
end

このコードでは、プレイヤーが選択肢を選んだときにSEを再生します。

SEも事前に用意した音声ファイルを使います。

このようにして、SEを利用することでプレイヤーの体験を一層豊かにすることができます。

●ゲームのビルドと配布

作成したノベルゲームを他人と共有するためには、ゲームのビルドと配布が必要です。

ここでは、Rubyを用いてゲームのビルドを行い、それをどのように配布するかを説明します。

○ゲームのビルド方法

ゲームのビルドとは、作成したゲームを実行可能な形式にパッケージ化する作業のことです。

この作業を通じて、プレイヤーは開発環境を持っていなくてもゲームをプレイすることが可能になります。

□サンプルコード8:ゲームのビルド

Rubyで作成したゲームのビルドは、ocraというgemを利用します。

ここでは、ocraを使用してゲームをビルドする方法を紹介します。

# ocraをインストール
gem install ocra

# ゲームのビルド
ocra your_game_script.rb --windows --icon your_icon.ico

このコードでは、最初にocraをインストールします。

そして、ocraを使ってRubyのスクリプトファイルをWindowsの実行可能ファイルに変換します。

--iconオプションでアイコンファイルを指定することも可能です。

このようにしてビルドされたゲームは、実行可能な形式となるため、プレイヤーは直接ダブルクリックしてゲームをプレイすることができます。

次に、ゲームの配布方法について説明します。

○ゲームの配布方法

ビルドしたゲームを他人と共有するためには、ゲームの配布が必要です。

ゲームの配布方法は様々ですが、一般的にはウェブサイトやゲーム配信プラットフォームを通じて行われます。

一部のプラットフォームでは、配布するゲームを審査し、品質を保証することが求められます。

そのため、ゲームの配布前にはしっかりとテストを行い、バグがないことを確認しましょう。

●ノベルゲーム作成のポイント

ノベルゲーム作成には、テクニカルな側面だけでなく、クリエイティブな側面も重要です。

特に、ストーリー作成、キャラクター作成、ゲームバランスの調整は、ノベルゲームの魅力を引き立てる重要な要素です。

○ストーリー作成のコツ

ノベルゲームにとってストーリーは核心部分です。

プレイヤーがゲームを進めていく中で展開するストーリーが、プレイヤーを引き付け、続けてプレイする動機となります。

そこで、ストーリー作成の際には以下の点に注意しましょう。

  1. 物語の進行に意義があるように:ゲームを進めることでストーリーが展開し、新たな情報や視点が得られるようにすると、プレイヤーはゲームを進行する意義を感じます。
  2. キャラクターとの結びつき:キャラクターがプレイヤーに感情移入できるような背景や性格を持つことで、プレイヤーはストーリーに深く関わることができます。

○キャラクター作成のポイント

キャラクターはストーリーを通じてプレイヤーと直接関わります。

したがって、魅力的なキャラクター作成はノベルゲーム成功のための重要な要素です。

キャラクター作成の際には、次の点を考えてみてください。

  1. 個性的で魅力的なキャラクター:キャラクターが個性的であるほど、プレイヤーはそのキャラクターに興味を持ちやすくなります。
  2. キャラクターの成長:ストーリーを通じてキャラクターが成長すると、プレイヤーはそのキャラクターに共感しやすくなります。

○ゲームバランスの調整方法

ノベルゲームでは選択肢によってストーリーが分岐しますが、その分岐のバランスがゲームの楽しさを大きく左右します。

次の点を考えてゲームバランスを調整してみましょう。

  1. 選択肢の意味:各選択肢

がストーリーに影響を与え、結果が異なるようにすることで、プレイヤーは選択に重みを感じます。

  1. 報酬とリスクのバランス:プレイヤーがリスクを冒す選択をした場合、それに見合う報酬があると、選択にドラマが生まれます。

●Rubyによるノベルゲーム作成の注意点と対処法

Rubyを使用したノベルゲーム作成では、特に次のような点に注意することが求められます。

  1. 入力値の検証:ユーザからの入力値をそのまま受け入れるのではなく、適切な範囲や形式であることを確認する必要があります。
  2. エラーハンドリング:コード中の予期せぬ状況を適切に処理し、ゲームが中断されることなく進行できるようにする必要があります。

たとえば、ユーザーからの入力値を検証する一つの方法を次のコードで表します。

puts "何歳ですか?"
age = gets.chomp.to_i

while age < 1 || age > 120
  puts "年齢は1から120までの間で入力してください。"
  age = gets.chomp.to_i
end

puts "あなたの年齢は #{age} 歳ですね。"

このコードでは、「何歳ですか?」という質問に対してユーザーからの入力を受け取ります。

このとき、入力された年齢が1歳から120歳の間にない場合、ユーザーに再度入力を促すループを作っています。

これにより、範囲外の値が入力された場合でも適切に対処できます。

次に、エラーハンドリングについて考えてみましょう。

エラーハンドリングは、コードが期待しない値を受け取った場合や、実行不能な操作が行われた場合に対処するための仕組みです。

Rubyではbegin-rescue構文を用いてエラーハンドリングを行います。

下記のコードでは、ユーザーからの入力値を整数に変換しようとしていますが、ユーザーが文字列を入力した場合にはエラーとなります。

そこで、エラーハンドリングを行い、エラーが発生した場合にはユーザーに再入力を促すようにしています。

begin
  puts "整数を入力してください。"
  number = Integer(gets.chomp)
rescue ArgumentError
  puts "無効な入力です。整数を入力してください。"
  retry
end

puts "入力した整数は #{number} です。"

このコードでは、無効な入力があった場合にはエラーメッセージを表示し、入力を再度行うようにしています。

これにより、ユーザーからの入力が整数でない場合でも適切に対処することができます。

以上のように、Rubyでノベルゲームを作成する際には入力値の検証やエラーハンドリングに注意することが重要です。

こうした対処法を用いることで、より安定したゲームを作成することができます。

●Rubyでノベルゲームをカスタマイズする方法

Rubyでノベルゲームを作成する際には、自由にカスタマイズを行うことが可能です。

ここでは、ゲームのストーリーラインをカスタマイズする方法と、プレイヤーからの選択肢を制御する方法について説明します。

まずはストーリーラインのカスタマイズです。ノベルゲームでは、プレイヤーの選択によってストーリーが分岐します。

下記のコードは、プレイヤーが「進む」か「戻る」を選択することで、ストーリーが変化する例を示しています。

def game_start
  puts "あなたは道に迷いました。前に進むか、戻るか選んでください。"
  input = gets.chomp

  if input == "進む"
    go_forward
  elsif input == "戻る"
    go_back
  else
    puts "無効な入力です。もう一度選んでください。"
    game_start
  end
end

def go_forward
  puts "あなたは前に進み、新たな道を見つけました。"
end

def go_back
  puts "あなたは戻ることを選び、安全な場所に戻りました。"
end

game_start

このコードでは、game_startメソッドがゲームの開始点となり、プレイヤーからの入力に応じてgo_forwardメソッドかgo_backメソッドを呼び出します。

それぞれのメソッドでは、選択に応じた結果を表示します。

次に、プレイヤーからの選択肢を制御する方法について見てみましょう。

ノベルゲームでは、選択肢の制御が重要な要素となります。

下記のコードでは、特定の条件下でのみ利用できる選択肢を制御しています。

def game_start
  puts "あなたは冒険者です。剣を持っていますか?"
  sword = gets.chomp

  if sword == "はい"
    encounter_enemy(true)
  elsif sword == "いいえ"
    encounter_enemy(false)
  else
    puts "無効な入力です。もう一度選んでください。"
    game_start
  end
end

def encounter_enemy(sword)
  puts "敵が現れました!"

  if sword
    puts "剣で戦いますか、逃げますか?"
    action = gets.chomp

    if action == "戦う"
      puts "あなたは剣で敵を倒しました。"


 elsif action == "逃げる"
      puts "あなたは無事に逃げ出すことができました。"
    else
      puts "無効な入力です。もう一度選んでください。"
      encounter_enemy(sword)
    end
  else
    puts "剣がないため、あなたは逃げ出すことしかできません。"
  end
end

game_start

このコードでは、プレイヤーが剣を持っている場合と持っていない場合で、選べる行動が変わります。

プレイヤーが剣を持っている場合は「戦う」か「逃げる」を選べますが、剣を持っていない場合は「逃げる」しか選べません。

以上のように、Rubyを使えばノベルゲームのカスタマイズが容易に行えます。

ストーリーラインの分岐や選択肢の制御など、独自のゲームを作るための要素は豊富に存在します。

これらの要素を組み合わせて、自分だけのノベルゲームを作ってみてください。

まとめ

本記事では、Rubyでノベルゲームをカスタマイズする方法について学びました。

まず、プレイヤーの選択によってストーリーが分岐する方法を学び、その後、特定の条件下でのみ利用可能な選択肢を制御する方法について学びました。

ストーリーの分岐は、ユーザーの選択に応じて異なるメソッドを呼び出すことで実現します。

これにより、ユーザーが選択を行うたびにストーリーが変化し、それぞれの選択がゲームの結果に直接影響を与えます。

選択肢の制御は、特定の条件を満たしている場合にのみ、特定の選択肢が利用可能となるという方法です。

例えば、プレイヤーが剣を持っている場合にのみ戦闘が可能となるなど、ゲーム内での状況によって選択肢が変化します。

このようにRubyを使えば、自由にノベルゲームをカスタマイズすることができます。

あなたの想像力とRubyの力を組み合わせて、自分だけのノベルゲームを作り上げてみてください。

プログラミングは試行錯誤の連続ですが、それが新しい発見につながるという面白さもあります。

これからもRubyという強力なツールを使って、ゲーム作成の世界を楽しんでいきましょう。

これで、初心者でも取り組めるRubyでのノベルゲーム作成の入門ガイドは終了です。

このガイドがRubyでノベルゲームを作るきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。