はじめに
Webサイトにおいて、メニューバーは非常に重要な役割を果たします。
この記事では、CSSを使ってメニューバーを作成する方法を初心者目線で徹底解説します。
さらに、無限ループや応用例のサンプルコードも紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
●CSSメニューバーの基本構造
まずは、CSSメニューバーの基本構造を理解しましょう。
次のようなHTMLとCSSのコードが基本となります。
【HTML】
【CSS】
上記のコードでは、nav
タグで囲まれたul
要素にクラス名.menu
を付け、li
要素にクラス名.menu-item
を付けています。
そして、CSSで.menu
と.menu-item
に対してスタイルを適用しています。
●CSSメニューバーの使い方
それでは、CSSメニューバーの使い方について解説していきます。
次の例では、縦型メニューバーの作成方法と、ドロップダウンメニューの作成方法を紹介します。
【縦型メニューバーの作成】
縦型メニューバーを作成するには、次のようにHTMLとCSSを変更します。
【HTML】
【CSS】
ここでは、.menu
クラスにflex-direction: column;
を指定することで、縦型メニューバーを作成しています。
【ドロップダウンメニューの作成】
ドロップダウンメニューを作成するには、次のようにHTMLとCSSを変更します。
【HTML】
【CSS】
ここでは、.menu-item
クラスにposition: relative;
を設定し、.sub-menu
クラスにposition: absolute;
を設定してドロップダウンメニューを作成しています。
また、.menu-item:hover .sub-menu
にdisplay: block;
を設定することで、メニュー項目にマウスオーバーした際にサブメニューが表示されるようになります。
●CSSメニューバーの無限ループ
CSSメニューバーを無限ループさせるには、次のようにHTMLとCSSを変更します。
【HTML】
【CSS】
この例では、.menu
クラスにanimation
プロパティを設定し、@keyframes
ルールでアニメーションの進行状況を定義しています。
この結果、メニューバーが無限ループするようになります。
●応用例とサンプルコード
ここでは、CSSメニューバーの応用例として、レスポンシブデザインに対応したハンバーガーメニューを紹介します。
【HTML】
【CSS】
この例では、ハンバーガーメニューを実装するために、HTMLにinput
タグとlabel
タグを追加し、CSS
それらのスタイルを設定しています。
また、メディアクエリを使用して、画面サイズが768px以下の場合にハンバーガーメニューが表示されるようにしています。
このように、CSSを使ったメニューバーの作成方法や応用例を学ぶことで、さまざまなデザインや機能のメニューバーを実装できるようになります。
ぜひ、今回紹介した例を参考に、自分だけのオリジナルなメニューバーを作成してみてください。