HTML絶対パスの使い方!簡単7ステップでプロになろう

絶対パスを理解して効率的なWebサイト構築を目指す人のための解説記事HTML
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この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

基本的な知識があればカスタムコードを使って機能追加、目的を達成できるように作ってあります。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を凌駕する現役のプログラマチームによって監修されています。

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はじめに

この記事を読めば、HTML絶対パスの作り方や使い方が身に付き、Webサイト構築がスムーズになるでしょう。

●HTML絶対パスとは

HTML絶対パスは、Webサイト上のファイルやリソースへのリンクを示す際に使用される、完全なURLを指します。

絶対パスを使うことで、Webページ内でリンクや画像、CSS、JavaScriptファイルなどを正確に参照できます。

○絶対パスの基本概念

絶対パスは、インターネット上で一意に特定できるファイルやリソースへのフルパスを指します。

具体的には、「http://www.example.com/images/sample.jpg」と言った形式で表されます。

違い違い違い○絶対パスと相対パスの違い

絶対パスと相対パスの違いを理解することが、効率的なWebサイト構築に役立ちます。

絶対パスは、インターネット上で一意に特定できるファイルやリソースへのフルパスを指します。

一方、相対パスは、現在のページからの相対的な位置に基づいてリソースを参照する方法です。

例: 絶対パス: http://www.example.com/images/sample.jpg 相対パス: images/sample.jpg

●絶対パスの作り方

絶対パスの作成方法を7つのステップに分けて説明します。

○ステップ1: ドメイン名を確認する

絶対パスを作成する際には、まずドメイン名を確認する必要があります。

ドメイン名は、Webサイトのアドレスを一意に識別する名前です。

例えば、「www.example.com」がドメイン名です。

○ステップ2: ディレクトリ構造を整理する

次に、Webサイト内のディレクトリ構造を整理しましょう。

整理したディレクトリ構造を基に、絶対パスを作成します。

○ステップ3: 絶対パスの記述方法

絶対パスの記述方法は、ドメイン名から始め、ディレクトリ構造をスラッシュ(/)で区切って記述します。

例えば、「http://www.example.com/images/sample.jpg」と言った形式です。

○ステップ4: リンクや画像の絶対パスを作成する

リンクや画像の絶対パスを作成するには、下記のように記述します。

リンクの場合:

<a href="http://www.example.com/pages/about.html">About Us</a>

画像の場合:

<img src="https://www.example.com/images/sample.jpg" alt="サンプル画像">

○ステップ5: CSSやJavaScriptファイルの絶対パスを作成する

CSSやJavaScriptファイルの絶対パスを作成するには、下記のように記述します。

CSSの場合:

<link rel="stylesheet" href="http://www.example.com/css/styles.css">

JavaScriptの場合:

<script src="https://www.example.com/js/scripts.js"></script>

○ステップ6: テストとデバッグ

絶対パスを使用したページが正しく表示されるかどうかを確認し、問題があればデバッグして修正します。

○ステップ7: カスタマイズと応用

絶対パスを理解し、基本的な使い方をマスターしたら、さらに応用してカスタマイズを行いましょう。

例えば、条件に応じて異なるスタイルシートを適用する場合や、動的なWebページで絶対パスを使用する場合などです。

●注意点と対処法

絶対パスを使用する際には、いくつかの注意点があります。

  1. ドメイン名が変更された場合、絶対パスをすべて修正する必要があります。

    対処法としては、サーバーサイドのプログラムやプリプロセッサを利用して、ドメイン名を一元管理する方法があります。

  2. 絶対パスを使用すると、リンク先が外部サイトになる場合があります。

    そのため、リンクをクリックした際に意図しないページに遷移することがあります。

    対処法としては、リンク先が外部サイトであることを明示する方法があります。

●絶対パスの応用例とサンプルコード

絶対パスを応用した例として、下記のようなケースが考えられます。

  1. サイト内の全ページで共通のヘッダーやフッターを使用する場合:
<!-- header.html -->
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>サイト名</title>
  <link rel="stylesheet" href="http://www.example.com/css/styles.css">
</head>
<body>
  <header>
    <nav>
      <ul>
        <li><a href="http://www.example.com/index.html">ホーム</a></li>
        <li><a href="http://www.example.com/about.html">アバウト</a></li>
      </ul>
    </nav>
  </header>
  1. サイト内の特定のページで異なるスタイルシートを適用する場合:
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>特別なページ</title>
  <link rel="stylesheet" href="http://www.example.com/css/styles.css">
  <link rel="stylesheet" href="http://www.example.com/css/special-page.css">
</head>
<body>
  ...
</body>
</html>

まとめ

HTML絶対パスの作り方や使い方を学ぶことで、Webサイト構築がスムーズになります。

絶対パスと相対パスの違いを理解し、それぞれの利点や適切な使用場面を把握することが重要です。

絶対パスは、インターネット上で一意に特定できるパスを使用するため、ファイルやリソースへのアクセスが容易になります。

また、絶対パスはディレクトリ構造が変更されても影響を受けにくいため、安定したリンクが維持できます。