読み込み中...

JavaScript Loadの使い方・応用例10選!初心者でもわかる徹底解説

JavaScript Loadの使い方や応用例を初心者向けに徹底解説する記事のサムネイル画像 JS
この記事は約13分で読めます。

【サイト内のコードはご自由に個人利用・商用利用いただけます】

この記事では、プログラムの基礎知識を前提に話を進めています。

説明のためのコードや、サンプルコードもありますので、もちろん初心者でも理解できるように表現してあります。

本記事のサンプルコードを活用して機能追加、目的を達成できるように作ってありますので、是非ご活用ください。

※この記事は、一般的にプロフェッショナルの指標とされる『実務経験10,000時間以上』を満たす現役のプログラマチームによって監修されています。

※Japanシーモアは、常に解説内容のわかりやすさや記事の品質に注力しております。不具合、分かりにくい説明や不適切な表現、動かないコードなど気になることがございましたら、記事の品質向上の為にお問い合わせフォームにてご共有いただけますと幸いです。
(送信された情報は、プライバシーポリシーのもと、厳正に取扱い、処分させていただきます。)

はじめに

この記事を読めば、JavaScript Loadを使いこなせるようになります。

JavaScript Loadは、JavaScriptファイルや画像、モジュールなどを読み込む際に使用する機能です。

初心者でもわかりやすいように、基本的な使い方から応用例、注意点、カスタマイズ方法まで徹底解説していきます。

サンプルコードも付いているので、理解がより深まるでしょう。

では、JavaScript Loadについて学んでいきましょう!

●JavaScript Loadとは

JavaScript Loadとは、外部JavaScriptファイルや画像、モジュールなどのリソースを読み込む際に使用される機能のことです。

ウェブページ上で動的な処理やデータの取得・表示を行うために、必要なリソースを効率よく読み込むことができます。

○Loadの基本

JavaScript Loadは、主に次の方法で実現されます。

  1. HTMLの<script>タグを使用して読み込む
  2. JavaScriptのcreateElement()メソッドやappendChild()メソッドを使用して動的に読み込む
  3. JavaScriptのimport文を使用してモジュールを読み込む

これらの方法を組み合わせることで、さまざまな状況に応じたリソースの読み込みが可能になります。

●JavaScript Loadの使い方

ここでは、基本的なJavaScript Loadの使い方をサンプルコードと共に紹介します。

○サンプルコード1:外部JavaScriptファイルの読み込み

このコードでは、HTMLの<script>タグを使って外部JavaScriptファイルを読み込んでいます。

この例では、main.jsというファイルを読み込んでいます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>外部JavaScriptファイルの読み込み</title>
</head>
<body>
    <script src="main.js"></script>
</body>
</html>

○サンプルコード2:イベントリスナーを使用した読み込み

このコードでは、イベントリスナーを使ってページの読み込みが完了したら外部JavaScriptファイルを読み込んでいます。

この例では、DOMContentLoadedイベントを使ってmain.jsを読み込んでいます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>イベントリスナーを使用した読み込み</title>
    <script>
        document.addEventListener("DOMContentLoaded", function() {
            var script = document.createElement("script");
            script.src = "main.js";
            document.body.appendChild(script);
        });
    </script>
</head>
<body>
</body>
</html>

○サンプルコード3:非同期処理での読み込み

このコードでは、async属性を使って非同期処理で外部JavaScriptファイルを読み込んでいます。

この例では、main.jsを非同期で読み込んでいます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>非同期処理での読み込み</title>
</head>
<body>
    <script src="main.js" async></script>
</body>
</html>

○サンプルコード4:エラー処理付きの読み込み

このコードでは、onerrorイベントを使って外部JavaScriptファイルの読み込みエラーを検出し、エラー処理を行っています。

この例では、main.jsの読み込みに失敗した場合、コンソールにエラーメッセージを表示しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>エラー処理付きの読み込み</title>
</head>
<body>
    <script src="main.js" onerror="handleError()"></script>
    <script>
        function handleError() {
            console.error("外部JavaScriptファイルの読み込みに失敗しました。");
        }
    </script>
</body>
</html>

●JavaScript Loadの応用例

ここでは、JavaScript Loadの応用例をサンプルコードと共に紹介します。

○サンプルコード5:画像の遅延読み込み

このコードでは、画像の遅延読み込みを実現するためにIntersectionObserverを使っています。

この例では、画像が表示領域に入った際に読み込みを開始しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>画像の遅延読み込み</title>
    <style>
        .lazy-image {
            width: 100%;
            height: 300px;
            background-color: #f0f0f0;
        }
    </style>
    <script>
        document.addEventListener("DOMContentLoaded", function() {
            var observer = new IntersectionObserver(function(entries) {
                entries.forEach(function(entry) {
                    if (entry.isIntersecting) {
                        var img = entry.target;
                        img.src = img.dataset.src;
                        observer.unobserve(img);
                    }
                });
            });

            var images = document.querySelectorAll(".lazy-image");
            images.forEach(function(img) {
                observer.observe(img);
            });
        });
    </script>
</head>
<body>
    <img data-src="image1.jpg" class="lazy-image" alt="画像1">
    <img data-src="image2.jpg" class="lazy-image" alt="画像2">
    <img data-src="image3.jpg" class="lazy-image" alt="画像3">
</body>
</html>

○サンプルコード6:動的なスクリプト読み込み

このコードでは、ボタンをクリックした際に外部JavaScriptファイルを動的に読み込んでいます。

この例では、main.jsを読み込むためのボタンを用意しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>動的なスクリプト読み込み</title>
    <script>
        function loadScript() {
            var script = document.createElement("script");
            script.src = "main.js";
            document.body.appendChild(script);
        }
    </script>
</head>
<body>
    <button onclick="loadScript()">スクリプトを読み込む</button>
</body>
</html>

○サンプルコード7:条件付きでスクリプトを読み込む

このコードでは、条件に応じて外部JavaScriptファイルを読み込んでいます。

この例では、画面の幅に応じてdesktop.jsまたはmobile.jsを読み込んでいます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>条件付きでスクリプトを読み込む</title>
    <script>
        function loadConditionalScript() {
            var script = document.createElement("script");
            script.src = window.innerWidth > 768 ? "desktop.js" : "mobile.js";
            document.body.appendChild(script);
        }
    </script>
</head>
<body onload="loadConditionalScript()">
</body>
</html>

○サンプルコード8:複数のスクリプトを順序を守って読み込む

このコードでは、Promiseを使って複数の外部JavaScriptファイルを順序通りに読み込んでいます。

この例では、first.jssecond.jsを順番に読み込んでいます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>複数のスクリプトを順序を守って読み込む</title>
    <script>
        function loadScriptInOrder(src) {
            return new Promise(function(resolve, reject) {
                var script = document.createElement("script");
                script.src = src;
                script.onload = resolve;
                script.onerror = reject;
                document.body.appendChild(script);
            });
        }

        loadScriptInOrder("first.js")
            .then(function() {
                return loadScriptInOrder("second.js");
            })
            .catch(function(error) {
                console.error("スクリプトの読み込みに失敗しました:", error);
            });
    </script>
</head>
<body>
</body>
</html>

○サンプルコード9:プラグインの読み込みと実行

このコードでは、外部JavaScriptファイルとして提供されるプラグインを読み込み、実行しています。

この例では、plugin.jsというプラグインを読み込んで実行しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>プラグインの読み込みと実行</title>
    <script>
        function loadPlugin() {
            var script = document.createElement("script");
            script.src = "plugin.js";
            script.onload = function() {
                var plugin = new Plugin();
                plugin.run();
            };
            document.body.appendChild(script);
        }
    </script>
</head>
<body onload="loadPlugin()">
</body>
</html>

○サンプルコード10:モジュールの読み込み

このコードでは、import文を使用して外部JavaScriptモジュールを読み込んでいます。

この例では、module.jsというモジュールを読み込み、その中で定義されたexampleFunctionを実行しています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>モジュールの読み込み</title>
    <script type="module">
        import { exampleFunction } from "./module.js";
        exampleFunction();
    </script>
</head>
<body>
</body>
</html>

●注意点と対処法

  • JavaScriptファイルが存在しない場合や読み込みに失敗した場合は、エラー処理を実装して対応しましょう。
  • モジュールの読み込みは非同期処理になるため、import文を使った読み込みはHTMLの<script type="module">タグ内で行うことが推奨されます。

●カスタマイズ方法

  • 読み込むスクリプトの条件を変更したり、複数のスクリプトを読み込む順番を変更することで、さまざまな読み込みパターンを実現できます。
  • プラグインやモジュールの機能をカスタマイズする場合は、提供されるAPIやオプションを活用して調整しましょう。

まとめ

JavaScriptのLoadをうまく活用することで、ページの表示速度を向上させたり、柔軟なコード構造を実現できます。

本記事で紹介したサンプルコードを参考に、自分のプロジェクトに適した読み込み方法を選択しましょう。