はじめに
CSSのdisplay:noneとは、HTML要素を非表示にするためのCSSプロパティです。
しかし、一度display:noneに設定してしまうと、その要素を表示することができません。
この記事では、初心者向けに、CSSのdisplay:noneを解除する方法と使い方について解説します。
【1. display:noneを解除する方法】
display:noneに設定されたHTML要素を解除する方法には、次の2つの方法があります。
1-1. JavaScriptを使った解除方法
JavaScriptを使って、display:noneに設定されたHTML要素を解除する方法を紹介します。
上記のコードでは、idが”target”の要素を表示するために、style.displayプロパティを”block”に設定しています。
1-2. CSSを使った解除方法
CSSを使って、display:noneに設定されたHTML要素を解除する方法を紹介します。
上記のコードでは、classが”target”の要素を表示するために、displayプロパティを”block”に設定しています。
!importantを使用することで、優先順位を上げています。
【2. display:noneの代替方法】
display:none以外にも、HTML要素を非表示にする方法があります。
代表的なものに、opacityやvisibilityがあります。
2-1. opacityを使った非表示方法
opacityを使って、HTML要素を非表示にする方法を紹介します。
上記のコードでは、idが”target”の要素を非表示にするために、opacityプロパティを0に設定しています。
2-2. visibilityを使った非表示方法
visibilityを使って、HTML要素を非表示にする方法を紹介します。
上記のコードでは、idが”target”の要素を非表示にするために、visibilityプロパティをhiddenに設定しています。
これらの方法は、display:noneと異なり、要素が非表示になっても要素自体は存在しています。
そのため、JavaScriptなどで要素を操作することができます。
【3. display:noneを使った応用例】
display:noneを使った応用例をいくつか紹介します。
3-1. メニューのドロップダウン表示
メニューのドロップダウン表示には、display:noneを使った実装がよく使われます。
次は、クリックするとドロップダウンメニューを表示するJavaScriptのコード例です。
上記のコードでは、idが”dropdown-menu”の要素を表示するために、style.displayプロパティを”block”に設定しています。
3-2. タブの表示切り替え
タブの表示切り替えにも、display:noneを使った実装がよく使われます。
次は、クリックすると対応するタブを表示するJavaScriptのコード例です。
上記のコードでは、idが”tab1″のタブを表示するために、style.displayプロパティを”block”に設定しています。
同様に、idが”tab2″と”tab3″のタブを非表示にしています。
まとめ
CSSのdisplay:noneを解除する方法と使い方について、初心者向けに解説しました。
JavaScriptを使った方法とCSSを使った方法があり、それぞれのサンプルコードを紹介しました。
display:none以外のHTML要素を非表示にする方法や、応用例も紹介しました。
これらの知識を活用して、より使いやすいWebページを作りましょう。